2020-01-01から1年間の記事一覧

コロナとあしで流れた一年

昨年(2019年)秋に脊椎管狭窄症になり、間欠性跛行に苦しむようになってから、もう丸一年以上経つ。病院でMRIを撮って貰ったのが、確か12月1日であった。あの時は家から病院まで、途中で休み休み行ったものだった。病院が見えているのに、休みを入れて、ゆ…

VRによる洗脳

新聞に Vertial Reality(VR)による舞台の話が載っていた。180度撮影出来るVRカメラを2台、人間の眼球と同じ6〜7センチ離して置いて同時に撮影すれば、編集で立体的に見える。これをゴーグルで見れば、普通に外界を見ているのと同じような感じで目の前の高…

おーい待ってくれ!

若い時からせっかちな私は、歩くのが速く、いつでも少し前屈みになって、急いで歩いている様だと言われてきた。道を歩く時でも、他人を追い抜くことはあっても、追い抜かれることはまずなかった。 女房と一緒に歩く時も、どうしても私が先に行くことになり、…

介護の「自立支援」は介護問題の解決にはならない。

この国では年とともに老人が増え、当然のことながら、介護保険を利用する人も増えてくる。そのため、65歳以上の介護保険料も上がり、国の負担も増える。 介護保険制度が始まった2000年度の給付費は3.2 兆円だったが、18年度には9兆6千億円と3倍にまで増…

マンションの灯り

12月9日と12月11日の間に記載あり。

無人駅とバリアフリー

新聞のオピニオン欄に無人駅とバリアフリーというフォーラム(2020.11.29.)があった。全国の駅の40%以上が無人駅だそうである。それを読んでいて思った。 車社会になり、道路が整備されると、鉄道輸送の効率が悪くなり、国鉄までが民営され、各私鉄も合…

ワクチンは急いで打つな

イギリスでコロナのCovic19に対するワクチンが出来上がって、接種が始まったようである。高齢者や持病を持っている人、医療従事者などから優先的に接種を始めるとかで、90歳の女性の接種写真が流されていたが、女王も接種を受けることになっていると報じら…

古墳めぐり

今住んでいる池田などの、北摂地域は大昔から幾多の人が住み、古墳などが散在していることは若い時から知ってはいたが、仕事が忙しく余分の時間が取り難い現役時代には、古墳の存在などは、つい関心も薄くなり、日常生活の枠から外れた世界のままにして、時…

ガースーとメルケル

コロナの第三波が拡がって、毎日のように感染者数も死者数も増えている時に、菅首相が「ニコニコテレビ」に出たというので、何を言ったのかと思ったら、先ずは自ら「ガースーです」と言って皆を笑わせ、「GoToが悪者になってきましたね」などと言い、今の所…

学術会議任命拒否問題はどうなっていくのか

学術会議任命拒否の問題については新聞でも大きく取り上げられ、国会でも問題となり、学会や大学関係だけでも950を超える団体が抗議の声を上げているが、政府はそれらを無視して、学術会議のあり方が問題だとして、学術会議の見直しに問題をすり替えて、この…

トランプ大統領のいう選挙の不正  

日本人の普通の常識から言えば、今回のアメリカの大統領選挙について、トランプ大統領がいつまでも敗北を認めず、法廷闘争にまで持ち込んで不正を主張している姿に、多くの人が異常ささえ感じているのではなかろうか。 しかし、アメリカでは、このトランプ大…

マンションの灯り

我が家の北側の窓を開ければ、道路を行った先の、阪急電車の線路の向こうに五月山が見えていた。季節による山肌の移り変わりや、天候による変化が、秘かな心の癒しを与えてくれていたものであった。 その手前には、昔は阪急の線路の向こう側に、かなり広い電…

五月山の裏側

池田の五月山といえば、市街地の背景に緩やかに広がる山並みで、今ではその山麓はすっかり団地や住宅地に埋め尽くされて、古くからの街につながっている。山上に通じるドライブウエイやゴルフ場、墓地などもあり、山裾には古墳や公園、お城もあり、動物園や…

コロナによるマスクの世界二態

コロナで殆どの人がマスクをしている。夏は暑くてマスクをするとむせて大変だった人も、年末ともなり、寒くなってくると、あまり負担に感じなくて済むであろうか。 日本では、コロナが流行る前でも、花粉アレルギーの人が多いためなのか、冬になるとマスクを…

「傲慢」の次が「陰険」

他人の悪口はあまり言いたくないが、対象が首相であれば、国民の生活の隅々にまで影響を与える立場にあるのだから、民主国家では、国民が、良かれ、悪しかれ、その人物評をするのは当然のことであろう。 その政治の結果を国民が評価するのは当然のことであろ…

三島由紀夫死して50年

三島由紀夫が楯の会を作り、市ヶ谷の自衛隊基地に乱入し、東部方面総監を人質にして立てこもり、自衛官を集めて演説をし、決起を促したが受け容れられず、自殺した事件から、早くも50年が経つ。有名な作家であっただけに、この事件は衝撃的であり今も忘れ…

国民を欺く沖縄の切り捨て

沖縄の地図を広げてみよう。アメリカ軍の基地をなぞってみると、それがどれだけ広いか、狭い沖縄の島全体のどのぐらいの割合を占めているのか。 沖縄県には、31の米軍専用施設があ り、その総面積は1万8,609ヘクター ル 、本 県 の 総 面 積 の 約 8 % 、人 …

国境のトイレ

世界のあちこちを旅行していると、思わぬ経験をするものである。詰まらないような事でも、変わったことは、断片的にいつまでも、記憶に残っているものである。小さな出来事などで、開け広げには話しにくいような事は、どうしてもそのまま記憶の奥にとどめ置…

取り残された小さな日本人

毎月一度は箕面の滝まで行くことにしてきたが、秋の紅葉を見るために、11月だけは別にもう一回、昼の時間帯に、行くことにしてきた。 週末は混んでいるから避けて、今年は11月17日の火曜日に出かけた。ところが、箕面の駅を降りて驚いた。平日なのに、駅前広…

インパール作戦のようなコロナ対策

いよいよコロナの第三波がやってきそうである。ところが、もはや政府は最早GoToは止められない。仕方がないから、「静かなマスク会食」とか、「小さな五つ」などと個人の注意や、「褌を締めなおせ」などといった精神論しか言えない。戦争末期の大失敗のイン…

従属国の争い

菅首相がバイデン新大統領と接触すると報じられていたから、こちらから主体的に連絡するのかと思っていたら、そうではなくて、アメリカの方で新たに大統領が決まったので、諸外国の首脳と挨拶をかわすための一連の電話外交の一環の動きに過ぎなかった。 トラ…

GoToを続けてコロナ退治は出来ない。

大売り出し!お得だよ!と大々的に売り出しておいて、「来るか来ないかはお客さんの判断だ」と大見得を切ってごらん。その通りに違いないが、そんなことを言った番頭はたちまちクビになるのではないだろうか。 それがクビにならないのが政府らしい。GoTo対策…

箕面の滝の月参り

箕面は子供の頃に住んでいたので、私の故郷のようなものである。その箕面の象徴は何と言っても、箕面の滝である。若いうちはあちこちで暮らしたが、60歳を過ぎてからはずっと池田に住むようになったので、箕面は近く、気軽にしばしば行くようになった。 箕…

科学の人種主義

私の子供の頃には、子供向けの科学雑誌などにも、人種間の身体の違いについて書かれたものが多かった。その頃はまだ日常の生活で外国人を見る機会もそれほど多くなかったので、珍しいらしもの見たさに、結構興味を持って見たり読んだりしたものであった。 当…

中山荘園古墳

地域のコミュニティ雑誌か何かに、中山荘園古墳の紹介記事が載っていた。長年府県は違うが、比較的近くの池田に住んでいるのに聞いたことさえなかったので、興味をそそられた。 阪急電車の売布から8分と書いてあったので、それなら売布駅のすぐ横のビルにあ…

このままでは日本はもう一度潰れる

政府の学術会議会員の任命拒否は学問の自由だけの問題ではない。これを許すと、必ずや次は映画や演劇、教育等の弾圧へと進む。日本の同調圧力に弱い世相に便乗して、一歩一歩、国民に対する政府の恣意的な圧力が強くなることは目に見えている。この国はもう…

映画「フェアウエル」

最近、売布にある映画館で「フェアウエル」という中国映画を見た。 両親とともにアメリカへ移住して、ニューヨークで暮らす女性の元に、中国に住む祖母がガンになり、余命も3ヶ月という知らせが届く。それは大変、家族揃って元気なうちに皆で是非会いに中国…

アメリカの大統領選挙

このところ連日新聞の一面は、アメリカの大統領選挙の結果についての記事ばかりである。各社とも、アメリカへも主要なスタッフを派遣して、現地からの報道もされている。郵便投票などで、結果がなかなか決まらないので、各州の結果まで詳しく報じられ、新聞…

どっこいしょ

最近気が付いたのだが、この頃は何をするにもやたらと無意識に「どっこらしょ」と掛け声をかけて日常動作を始めているようである。半ば無意識で言っているのだが、気をつけてみると、先ずは朝ベッドから起き上がる時から始まっているようである。何だか掛け…

東亜共榮圏

アメリカのトランプ大統領のコロナ発症にも関わらず、ポンペオ国務長官が来日し、茂木大臣が議長になって米、日、オーストラリア、インドの4ヶ國会議を開き、対中国の包囲網を作ろうと画策している。 しかし、オーストラリアもインドも中国との経済的な関係…