2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

老の特権

2019年の暮れに脊椎管狭窄症で間欠性跛行となり、電信柱ごとぐらいに立ち止まらないと歩けなくなった。病院で調べてもらって、MRIでも異常は認められなかったので、そのまま様子を見ることにしたが、そのうちにコロナが流行り出し、感染が怖いので通院を止め…

アングロサクソンの分割統治

最近も日米韓3ヶ国の会談があり、北朝鮮のミサイル発射などについて一致した共同宣言などが出されたそうだが、慰安婦問題などをめぐる日韓の意見の相違は埋まらなかったと報道されている。 私などは隣国である韓国や中国などとは、小さな矛盾は克服して仲良…

男女平等と言っても・・・

最近は若いカップルなどでは男が家事を手伝ったり、子供の面倒を見る場合も多くなり、街角でも、赤ん坊を前に抱えて歩いていたり、幼稚園に幼児を送って行ってから出勤する若いお父さんもよく見かけるようになってきた。 昔と違い、共働きでないと生活してい…

老人の一日は忙しい

若かった学生の頃はどうかすると、放っておけば昼まででも寝ていた私だが、世間の波に揉まれて朝早くから働かねばならない年月を過ごすうちに、いつしかすっかりそれに慣らされてしまって、歳をとるにつれて朝早く目が覚めるようになって、今ではとうとうも…

テレビのサブチャンネルへの切り替え

テレビではオリンピックの中継が盛んである。朝から晩までやっているような気がする。それでもテレビでニュースを流す時間帯などには、中継を打ち切らねばならなくなるのは仕方がない。 と思っていたら、テレビが教えてくれた。リモコンの切り替えボタンを押…

ウクライナ情勢の疑問

このところ新聞の一面はウクライナ情勢で持ちきりの感じである。ロシアがウクライナ国境に十万もの軍隊を展開し、今にでもウクライナに侵攻し、戦争が始まるのではないかとも言われ、アメリカはじめ、ヨーロッパの国々、それにつられて日本までが、外交官を…

「よっこらしょ!」

最近気がついたが、朝から晩まで「よっこらしょ」なり「どっこらしょ」なりを何遍言うことだろう。いつ頃から始まったのかわからないが、若い時にはこんなことはなかったので、歳をとって仕事を辞め、一日中家にいることが多くなってからのことであろう。こ…

「2021.02.12.自発的従属論」再録

丁度一年前の2021.02.12.のこの欄にエティエンヌ・ド・ラ・ポエシの「自発的従属論」について書いたが、現在の日本にとっても極めて参考になることであり、ぜひ一人でも多くの人に知ってもらいたいと思うので、ここにい再録させてもらうことにした。 「自発…

認知症の予知は可能か

新聞の広告欄に「図解:鎌田實医師が実践している認知症にならない二十九の習慣」ーーテレビ・ラジオで大反響!8刷!」と書かれた広告が目に止まった。 それを見てふと思ったのは、こんなことを言っても本当に大丈夫なのか?もし内藤を見たわけではないが、…

映画「老後の資金がありません」

「老後の資金がありません」という映画を見た。女房に連れられて行ったのだが、なかなか評判の良い映画らしく、初めに行った時は満員で切符が買えず、すごすごと引き返さざるを得なかった。仕方がないので、日を変えて再度赴いたが、その時はそれほど混んで…

全ての多様な人々を公平に仲間にしよう

いつだったか昨年の秋にどこかのSNSで見て、保存していた文章だが、これはDE&I(Diversity, Equity and Inclusive) を理解する上で欠かせない視点なので、忘れてしまわないうちにここに書き写させてもらっておくことにした。 昨年の東京オリンピックに関し…

未来のディストピア

ジョージ・オウエルの有名な小説「1984年」は1949年の作だから、私が若かった頃に、未来の想像上の全体主義国家における思想統制、密告、監視、などによる住民の支配を表したものとして、戦前のナチスドイツや日本などの実態や歴史と照らし合わせて、独裁国…

ベランダとテラスの違い

我が家の居間から庭のはみ出すように作られたガラスかプラスチックか知らないが、透明な素材にに覆われた空間をベランダと呼んだり、テラスと呼んだりしているが、ふと、どちらが正しいのだろうか疑問に思った。 そうえば、マンションの窓の外の空間は多くは…

平等と公平

年末の部屋の片付けで読みかけて放り出したままになっていた雑誌に不平等についての論説があり、何げなしのページをくると、平等と公平について書かれた部分が目に入った。 民主主義の自由や平等についての文章の一部であるが、これまで平等についてはどこで…