2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

老人の死より経済活性化

コロナが始まってから、もう3年を過ぎたが、依然として感染は収まらず、第8波となり、新たなXX B1・5などの新種も加わり、全国的に流行はなお収まる気配がない。 ただ感染力は強いが、ワクチンや集団免疫などもあって、感染は広く拡がっているが、若い世代…

静かで綺麗なスラム街

日本の都会の住宅は、以前から”うさぎ小屋”などと冷やかされてきたように、小さな家がぎっしり詰まって並んでいるような所が多い。最近ではマンションなども多くなったが、今でも一戸建てを望む人が多いようで、40〜50坪にも満たないような敷地に一杯一…

李卯煥(Lee Ufan)展

戦後1970代のアートの流れの中で「具体」と共に忘れ難いのが「もの派」であろうが、「具体」は関西の運動であったので、時にその活動を実時間で見たり、あちこちで、その作品を観る機会があったが、「もの派」については関根信雄や李卯煥などの名前は知って…

八等身美人

八等身美人という言葉を知っていますか?もう今では聴く機会も殆どなくなってしまったが、戦後のある時期には日本中で騒がれ、多くの人が憧れた言葉であったのである。 昭和28年(1958年)ミスユニバースの第二回世界大会で、伊東絹子さんが世界で第3位に入…

滝の広場でワインは如何?

先日娘の友人のアメリカ人と一緒に箕面の滝へ行った。そのアメリカ人が滝の前の広場で見た光景について話したのが興味深かった。 彼が先ず驚いたのは滝に向かって頭を下げたり、手を合わせて拝んでいる人を見たことであった。日本の文化について観光客並みの…

昔、天皇、今、アメリカ

あの忌まわしい15年も続いた戦争。東洋平和のためと言いながら、中国大陸へ侵略し、多くの人々を殺し、挙げ句の果てが、太平洋戦争となり、国中が焼け野が原になって、多くの国民が殺されたあの戦争は、全て天皇のためということで戦わされた。万世一系の皇…

貧乏なら大学へもいけないのか

大学生の若者が、体調を崩して貧困になっても、大学を退学や休学しない限り、1日たりとも生活保護は使わせない。5年に1度の生活保護制度の見直しで、政府はこれまでの方針を変えないことになったそうである。 生活保護の見直しを検討してきた厚生労働省の社…

阪神大震災から28年

1月17日は阪神大震災の起こった日である。まだつい2〜3年ぐらいの前のような気もするが、実は1995年のこと、もう28年も以前のことになる。 その丁度一年前の一月にはロスアンゼルスで地震があり、現地で生まれたばかりの初孫が大丈夫だったのか気になって連…

情けない日本

最近のSNS で上のような図を見た。なるほどそういえば、近頃はストライキの話を殆ど聞かなくなってしまった。戦後の全国一斉のゼネストや、国鉄や私鉄の数々のストライキ。炭鉱労働者のスト、全国に広がった安保闘争など。いろいろと血湧き肉踊る様な激しい…

いつまで続けられるか、箕面の滝の月参り

八十歳を超えて毎日は仕事に行かなくなって、時間的な余裕が出来てから、毎月一度は必ず朝早く箕面の滝まで行く様になった。もともと、子供の頃箕面に住んでいたことがあり、卒業した小学校も箕面小学校だったと言う馴染みの土地なのである。 現在住んでいる…

国のために命を捨てるな

戦車より白旗こそが命綱 身を捨てる国にあらずと国を捨て (朝日歌壇俳壇?より) 国と国民は別である。理想な民主主義の国であれば、国民が国を作ってるのであり、国民の利益と国家の利益とは一致するであろうが、現実にはそういうことはあり得ない。 日本…

呆けたのかな?

昨年末のある日の夕食前後のことだった。それまで2階でパソコンをいじっていたが、そろそろ夕食の時間だろうと思って仕事を終え、パソコンをを閉じて階下へ降りた。リビングに入ると、女房が夕刊を渡してくれたが、もう夕食の準備が出来ていたので、そのま…

新春顔見せコンサート

西宮北口にある兵庫県立芸術センター(PAC)では、毎年正月に、新春顔見せコンサートと銘打って、年に数回行われている、ワンコイン・コンサートの今年度の出演予定の、若手の音楽家達のお披露目公演を行なっている。 もう長く続いているが、私たちはPACの創…

折角あの戦争も遠くなったのに

12月18日の朝日新聞の歌壇・俳壇に 引揚者が命つなぎし開拓の段々畑にあふれる芒 「海軍さん」と呼びし老いらいなくなりそれより今はオリーブの島』 (作者名忘却) という2句が載っていた。 あの戦争についての歌や句は、これまでに無数に載せられてきたが…

2023年 ”今年の抱負”

まずは新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 今年で数え年で言えばもう九十六歳になります。こんなもう棺桶に片足突っ込んだ様な老人に大きな将来の抱負などあろうはずもありません。 しかし、これだけ長く暮らしてきた日本の国であり、…