年賀状を作ったが・・・

 今年もいつの間にか11月も終わりに近づき、来年のカレンダーや手帳が店頭に並び、年賀状用のハガキが発売されるとになると、そろそろ自分の年賀状も考えなければならなくなってきた。

 例年、手作りの賀状を出して来たので、来年用もそれを踏襲せねばなるまい。早速、年賀はがきを買って来て、いざどうしたものかと考えながらパソコンを開いてみると、驚いたことに、いつの間にかパソコンからPhotoshopのアプリが消えてしまっているではないか。何処を探しても見つからない。以前なら写真をいつも細工していたが、写真の発表も止め、すっかりパソコンで写真のretouch をしていなかったので気が付かなかったのだった。

 さあ大変。photoshopがなければどうにもならない。そうかといって、これから先 、以前のようにphotpshopを本格的に使うことはないだろうから、全く新たに取り入れるのも勿体無い。消えたアプリを復活させる手立てもわからない。新しい年賀用のアプリもあるが、いまいち気に入らない。仕方がないので、あちこち自己流にいじり回して、1日がかりでやっと、photoshop2025というのを何とか手に入れることが出来てやれやれ。

 来年用のレイアウトや挨拶文なども組み入れて賀状を制作し、忘れかけていたプリンターも操作してようやく賀状の作成が出来た。最早この歳になると賀状を出す相手の方があらかた先に死に絶えてしまっており、出す枚数もすっかり減ってしまっている。

 それでも、いざ出そうとして宛名を書きながら、ふと心をよぎった。来年の元旦を想定して書いたが、果たして来年の元旦にこちらが生きているだろうかと不安な気がした。最近、とみに疲れやすくなり、散歩の途中でも、しばしば休憩せねばならなくなり、一日何回も横にならないと落ち着かない。特にどこが悪いと言うことでもないが、疲れやすく動き回るのが億劫になってきている。

 いつまで生きるか、成り行きに任せているがどうなることやら。今年の夏頃には来年までは無理かなと思ったりこともあったが、また、案外いけるかもと思ったりするようになったりしている。果たしてどうなることやら。運命は神に任せるより仕方がなかろう。