2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

黒いマスク

コロナが落ち着いて来て、年が変わっても巷のマスク姿は一向に衰えそうにない。落ち着いたと言っても、コロナも感染者が減って軽くなったとはいえ、まだまだ続いている。マスクも長い間にもう習慣になっている人も多く、冬なのでマスクをしていた方が暖かい…

自民党の裏金事件、うやむやにさせるな!

自民党の派閥の裏金事件は政治資金をめぐる構造的な政治資金問題であり、パーティの集金の一部を長年にわたって常習的に記載もなしに議員へキックバックしていたことは明らかに政治資金規正法違反であるが、これは自民党の組織的で長年続けてきた違法行為で…

能登はやさしや土地までも

今回の地震で一躍有名になった能登半島といえば、七尾湾や和倉温泉もあるが、やはり輪島である。輪島の朝市は忘れられない。しかし、先端にある珠洲市についても、私は古くから知っている。 まだ若い頃、当時勤めていた病院に、検査技師として就職して来た女…

映画「ガザ 素顔の日常」

いつも行く宝塚の映画の小劇場で表記の映画をやっていたので見に行って来た。いつ撮られた映画かわからないが、今回のイスラエルの全面的なガザの破壊やジェノサイドが起こる以前のガザの人々の日常生活を記録した映画である。 当時、すでにハマスがガザ地区…

補聴器と集音器

歳をとると五感が衰えるが、中でも困るのは視力と聴力である。それに対する対策として、視力については眼鏡があるが、聴力については眼鏡ほど気軽に使えて聴力を補ってくれるものがない。補聴器があるではないかと思われるであろうが、補聴器は眼鏡ほど気軽…

世代の長さ

今年女房が九十歳になる。そう思っていたら、昨年帰国して近くに住む様になった下の娘が今年還暦を迎え、その子のアメリカにいる孫が三十歳の誕生日だという。丁度90、60、30と綺麗に30歳間隔で並ぶことを知った。 但し、この順でいけば、今年には曽孫…

イスラエルのガザ戦争の由来

イスラエルとハマスのガザ戦争についてのSNS上での写真を並べました。両者の対立には長い歴史があるのです。ここで一度振り返っておきたいと思った。簡単にまとめると、以下の様な長い歴史となる。 元々、パレスチナには古くから、イスラム教徒やユダヤ教徒…

Post Sun77展 第4回 猿岩三態

2019年にそれまで30年以上も続いていた写真のグループ展が解散してから、残っている膨大な数の写真をそのまま放棄してしまうのも残念なので、その中から、適当の選んで、ゆっくり時間をかけて発表して行こうと思い、2021年9月から年に一回程度思いついた時に…

長生きの秘訣

九十五歳も超えると長生きだというので、「長生きの秘訣は?」などと聞かれることが多くなる。 昨年の六月には、孫が来て、「95歳の祖父の1日」だとか言って、私の生活の一端をビデオに取り、それををTiktokに投稿したら馬鹿受けして、Page Viewが百万を超え…

「珠洲原発」なら大変なことだった

今回の能登半島地震では、能登半島の付け根に近い志賀原発も施設にトラブルが生じ、原子力規制委員会は今回の地震の影響に関する知見を収集するように原子力規制庁に指示し、今後のリスク評価なども迫ったそうである。原発の外部電源を受けるための原発内の…

はかない

若い時でも、桜の花があっという間に散ってしまっったり、人の死や、物事の消失などに遭遇して、世の儚さ、人生の儚さを感じさせられたこともあったが、齢九十六にもなると、つくづく人の世の儚さを感じる様になるものである。 太閤秀吉の辞世の句とされる「…

世界は今行われているジェノサイドを止められないのか?

このガザの子供の写真を見て、つい下の写真を思い出したので、私のPCから取り出してここに並べた。これはは有名な広島原爆投下直後の焼き場で撮られた子供の写真です。あまりにも悲惨で捨てられずパソコンに保存していたものです。あれからもう79年も経って…

戦後は花火が怖かった

この年末年始も世界中のあちこちで、華やかな花火やイルミネーションなどが歓喜の声に乗せられて空高く上がったが、パレスチナのガザ地区では、正月にも休むことなく、続くロケットや爆弾、砲火による攻撃は止むことなく、空から降りそそぎ、街を破壊し、人…

満年齢か数え歳か

いつの間にか年が変わってもう2024年になってしまった。今年の誕生日が来れば私は96歳になる。数えで言えば、既に97歳になっているわけである。まさかこの歳まで生きていようとは思わなかった。 戦前の日本では、人の年齢を数えるには数え年で言うのが普…

嫌な予感、この国はどうなる?

今年の正月は天気は良いし暖かく、近くの神社も初詣の人たちで賑わい、家族で御神籤を引く姿なども目についた。今年こそ沈滞し切ったこの国も、少しは良くなる気配でも見せてくれたらと思っていたら、正月早々から能登地方の大地震に見舞われてしまった。 夕…

謹賀新年

今年の賀状です。この歳になると最早「もういくつ寝るとお正月」といった期待も、今年の抱負などといった夢もありません。よくぞここまで生きて来たものだと思うばかりです。 振り返って言えることは、わが青春を裏切られた神国、大日本帝国の崩壊の傷跡は今…