2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
7月24日で私は満年齢で96歳になった。どう転んでも残りの人生は僅かになってしまったが、今一番欲しいものは何かと言われれば、何と言っても先ずは「日本の独立」ではなかろうか。 1945年の敗戦で、日本は主権を失い、米軍に占領され、それが終わった後…
夏のある朝、近くを散歩している途中、昔池田駅の車庫のあった跡に建った大型のマンションの近くを通った時、マンションの玄関から、二人の男性が出てきた。二人とも白い半袖のシャツに黒ズボン、背中に四角い大きなリュックサックを背負っている。 同じ学校…
高齢者への介護職員らによる虐待が過去最多を超したという記事が少し古いが、いつかの新聞のおピニオン欄に載っていた。 障害者支援施設相談業務をする人の声であったが、こう書いていた。「虐待した職員に、虐待という認識があったかどうか。人は余裕がなく…
人力車といえば、今では京都やその他の観光地で客を乗せて、神社、仏閣などを巡る黒い二輪車で、若いお兄さんが取っ手を持って走り、観光案内などしている姿を思い浮かべるのが普通ではなかろうか。幌のついた黒い車に、赤い毛氈を敷いた座席なのが定番のよ…
今では誰しも日本からアメリカへは一飛びで簡単に行き来してしまうが、航空便のまだなかった戦前は日本郵船や大阪商船の船が2〜3週かけて、太平洋を行き来していたようである。 しかしそれも戦争で途絶え、戦後、氷川丸が1958年に復活したものの、それも19…
SNSを見ていたら以下のような記述に巡り合ったので、紹介しておきたい。 『なぜ日本の政治は自国民を痛めつける一方なのか?それは「日本国の主権が働いていないからだ」と指摘するのは、投資コンサルタント&マネーアナリストの神樹兵輔さんです。この記事…
96歳にもなると、見かけは八十代後半とさして変わらないので、会った人たちは歳を聞いて「お元気ですね」とびっくりするようだが、見かけと中身は違うもので、もうアチコチ元気でない所ばかりである。 私の場合、91歳までは初老の頃とあまり変わらず何でも…
秋になって次第に夜明けが遅くなってきた。いつも丁度夜が明けかけた頃に新聞を取りに、門の内側の新聞受けまで行くのだが、いつもはもういくらか明るくなっているが、最近辺りがまっ真っ暗なのに気がついた。初めは夜明けが遅くなったからかなと思ったが、…
沖縄では住民のこぞっての反対を押し切っての、政府による辺野古の強引な埋め立てが始まり、米軍基地でのPFOAの放出や、オスプレイの墜落、米軍人による婦女子暴行事件の頻発が起こり、しかも政府が事件を県へ連絡せず、有耶無耶に処理しようとしたことが明…
昔は汽車に乗ってあちこち旅行していると、車窓から見える景色にそれぞれの地方色があって楽しかった。まだ藁屋根の農家などがアチコチに残っている頃であった。消えゆく藁屋根風景を記録しておこうというのか、藁屋根の家の絵ばかりを描いていた向井潤吉と…
自衛隊をも含む軍隊とは決して国民を守るために存在しているものではない。 嘘だと思う人がいたら沖縄の人に聞いてみると良い。かっての沖縄戦の時に、旧日本軍がどれだけ日本人を殺したことであろうか。軍隊の都合で避難していた壕から追い出され、米軍に通…
はたき ほうき 塵取り 火叩き 火鉢 火箸 ご徳 灰押さえ 竈 炭火 練炭 火吹き 炬燵 湯たんぽ 股引き ステテコ 猿股 ふんどし ズロース ブルマー ゲートル 脚絆 洗い張り しんしばり 丹前 夜着 鉛筆 ペン シャープペン インク 筆 帳面 キセル パイプ タバコ盆 …
長い人生の間の色々な思い出の場面を振り返ってみると、どれも周辺はボケていても真ん中にははっきりしたそれぞれの映像が甦って来るものである。ところが、ひょっと気がついてみると、私の場合、思い出される色々な出来事の殆どの背景は良い天気であり、雨…
福島原発に溜まったALPS(Advanced Liquid Processing System)処理水の海洋放出が始まって1年になるそうである。これまで八回だか放出されたそうだが、中国などの反発は消えず、帆立貝などの輸出は完全に止まったままだそうである。 この放出については私も…
自宅でゆっくり風呂に入る。すっかり体をお湯に沈めて体を伸ばし、全身の力を抜いて、自分の体をゆっくり眺める。 もう若い時のような張りのある体は見られないが、年寄りなりにまあ何とか生きている体がそこにある。だが足の先を見ると。両足共に第4趾、第…