2016-01-01から1年間の記事一覧

思慮の足りない稲田防衛大臣

安倍首相が真珠湾へ行った時一緒に行った稲田防衛大臣が帰国後翌日に靖国神社に訪問し中国や韓国ばかりかアメリカのメディアからも叩かれている。 安倍首相の訪問の結果についての緊急世論調査での結果が84%の高い評価だということで驚いたばかりであった…

今年はどんな年だったか?来年は?

正月が近づいてくると毎年にように「今年はどんな年だっただろうか」「自分にとって良かっただろうか」という反省とともに、「来年はどうだろう」「良い年になって欲しいものだなあ」という思いがするものである。 新聞や雑誌などでも、それに応えるように、…

年末の箕面

毎月一回は箕面の滝まで歩くようになってからもう10年ぐらいになる。いつもは大抵月の初めに朝早く行くのだが、この12月は何やかやで遅くなってしまい、年の瀬も迫った29日に、それも10時ごろにやっと出かけることができた。 もう文字通りの年末で誰しも…

安倍首相は南京へも行くべきだ

安倍首相は真珠湾を訪問し、オバマ大統領とともにアリゾナ記念館で犠牲者の霊に花束を捧げ哀悼の辞を述べ、戦後の時代に区切りを付けようとしているようである。 日米が仲良くするためには悪いことではないが、沖縄の基地移転問題などでは国民である沖縄の人…

人間天皇

天皇が高齢のため退位の希望を表明されてから政府はどう対応すべきか委員会を作って検討してきているが、いろいろな意見を踏まえながらも結局、現天皇一代に限る立法によって処理しようということになるらしい。 天皇の意向を多くの国民が支持しているので無…

アメリカ軍には何も言えない政府

沖縄でアメリカ軍のオスプレイが墜落し、その救援に行ったオスプレイまでが基地に帰えった時に胴体着陸する事故があり、沖縄県民の不安を高め知事の申し入れや、そのいかんによらず、アメリカ軍自体の原因究明などのためもあり、事故以来しばらくオスプレイ…

現役30年、老後30年

地区の医師会から正月互礼会で、30年間継続会員の表彰をするという案内をいただいて驚いた。病院を辞めてから産業医をすることになって、医師会に入れてもらってから早くも30年も経ってしまったことになる。 入れてもらった頃には、それまでの自分より若い医…

北方領土は帰ってくるか?

FacebookのTBS Newsによると、「【速報】自民党の二階幹事長は日ロ首脳会談の成果について「国民の皆さんの大半はがっかりしている」と述べた。」ということらしいが、今度の日ロ首脳会談は少し良識のでもある人なら、初めから結果はわかっていたのではない…

不時着?墜落?

沖縄でオスプレイの事故があった。その報道がNHKは着水と言い、新聞は不時着と墜落に分かれていた。同日に2件もあったらしいが、一方は普天間基地での胴体着陸だったようで新聞では見かけなかった。 海へ落ちたオスプレイの事故については、アメリカ海兵隊…

日本の住居表示

最近インターネットのブログを見ていたら「日本の住所はわけがわからない!?不規則な番地に困惑する海外出身者」というのがあった。ある在日外国人は「日本に来て最初に気づくことはほとんどの通りに名前がなく、建物番号に秩序がないことだ」と言い、それ…

老いの傷跡

誰しも歳をとると生きてきた長い年月の間に受けてきた色々な傷跡が体に残っているものである。いわば老人の勲章とも言える。目に見えるものもあるが、見えないものもある。内臓の傷跡も見えないが、もっと大きくても見えない傷跡は心の傷跡であろう。 あの狂…

最も近い他人

都市が発展するとともに人が都会に集まるので、知らない人たちがお互いに近くに住み、近くで行動し、お互いに交流することになる。これまで全く知らなかった人たちもお互いに交流し合って仲間になったりする。 しかし皆が仲間になれるわけではなく、人が集ま…

科学者の戦争責任

「ヒトラーと物理学者たち 科学が国家に仕えるとき」という本の書評が新聞に出ていた。フィリップ・ボール著の翻訳で、中身は戦時中のドイツの物理学者マックス・プランクやハイゼンベルクなどがナチ政権の民族差別的科学技術政策を後押しすることになった経…

日本は立憲主義国家なのか

かって国会の答弁で安倍首相は「私は立法府の長だ」と言って後で取消したことがあった。首相がまさか三権分立の立憲主義を知らないわけはないだろうが、最近の政府の国会での行動を見ていると、ひょっとしたら三権分立という憲法の原則を知らないのではない…

悪意が微塵もない差別発言

Facebookだったかにある大学の女性教授が書いているブログに興味を惹かれた。「悪意が微塵もない差別発言」というタイトルで以下のような文章であった。 『ゼミを終え、学生と帰宅途中、一人の学生が「先生、今日の晩御飯、献立決めています?」と尋ね、「先…

矛盾したNHKのニュース

昨日たまたま NHKのニュースを聞いたら敦賀の日本原子力発電の原発での冷却水漏洩の事故を報告していた。 一次冷却水貯蔵タンク室で、作業員がタンクの配管弁を分解点検するために弁のボルトを緩めるた時に、高さ1メートル付近の弁と配管の接合部から水が噴…

政府が原発再稼働を止められないわけ

日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)の共催で8月26日に都内で開いたシンポジウムで、リチャード・アーミテージ元米国務副長官とハーバード大のジョセフ・ナイ教授は野田佳彦政権が打ち出した2030年代に原発稼働ゼロを目指す方針について「受け…

子供の疑問

朝日新聞に子供の疑問として「歴史では偉い人の話ばかり出てきて普通の人のことが出て来ないがどうしてなのか。普通の人がどうしていたか知りたいのに」というのが取り上げられていた。それに対して「昔に文字になって、今も残っているものは偉い人のものば…

安倍・トランプ会談

Facebookを見ていたらこんな記事が載っていた。 「あのね。あなたの会社にもいるでしょう? 会社の役員や上司が替わったら、人を出し抜いてでも一番最初に挨拶に馳せ参じる奴。トランプ・安倍会談を刻々と速報ベースで放送しているNHKをみていて、吐き気…

安倍首相の子供達へのメッセージ

このようなメッセージを安倍首相の名前で内閣府が発表したそうである。せっかく政府が子供達に呼びかけるのであれば、政府がこんな風にして子供達を援助するから安心して未来のために希望を持って頑張リましょうというような言葉が良いのではなかろうか。こ…

覆水盆に返らず

九十に近くにもなると友人がだんだんと死んでいなくなる。八十ぐらいまでなら、友人が死んでも「あいつもとうとう死によったか。残念だなあ」と思いながらも仕方がないと諦めもついて、残っている友人たちと付き合っていくことになり、死んだ友人のことも次…

挨拶を禁止したマンション

あるマンションでの住民総会で、小学生の子を持つ親から提案があり、「知らない人に挨拶されたら逃げるように教えているので、マンション内では挨拶をしないように決めてください」という提案があったそうである。「子供にはどの人がマンションの人かどうか…

トランプ大統領に対する態度

思いもかけないトランプ大統領の出現に世界中が大慌ての様子。株も千円も下がったと思えば翌日には千円も上がる混乱ぶり。それでも現実を見つめてそれに合わせて行くよりないので、世界はそれなりにどう対処して行くかを考えながら早速動き始めているようで…

アメリカの大統領選挙

昨日の午後はNHKのテレビはアメリカ大統領選挙の模様をずっと流しぱなしであった。いくら超大国の大統領の選挙だからといっても、日本の選挙でもないのに、あそこまでするのかと思われた。植民地では主宗國の選挙が直接人々の運命に影響するので仕方がないの…

国家の暴力

先ずは写真をみてください。一枚目の写真は災害にあった老婆を警察官が4人がかりで救出しているところではありません。沖縄北部の高江村で基地建設に反対している住民を警察官が力ずくで排除しているところです。おばあさんがこんなにしてまで反対している…

政治の裏の世界

小説や映画でよく政治がらみの裏の暴力が取り上げられたりするが、現実の世界でもどこの国でも、いつの時代でも、の政治に裏の世界が絡んでいることは誰でも知っている。 しかし、裏の世界の出来事はほとんどすべて闇から闇に葬られてしまうので、真相を掴む…

日本人はマナーを守ることが好き?

最近のテレビを見ていると、ことさらに日本や日本人をを褒めるような番組が増えてきたが、その中に「日本人はマナーを守ることが好き」というようなことが出てくる番組もある。 しかし、そういう傾向にインターネットを見ていると面白いことを言う人がいた。…

日本の政府はアメリカのポチか?

国連総会で123ヶ国が賛成して核兵器を法的に禁止する核兵器禁止条約を結ぶべく来年から交渉を始めるとする決議が採択された。 それなのに世界で唯一の核被爆国であり、多くの国民が戦後ずっと核廃絶を訴えてきて、世界から注目されてきたのに、日本はこの…

ペンは剣よりも強し

朝日新聞の一面に鷲田清一氏の折々のことばが連載されているが、昨日のテーマ(558) は "The pen is mighter than the sword"であった。 それを読んで歳を取っても知らないことや、間違って思い込んでいることが多いことを改めて知らされた。この「ペンは剣よ…

平和を守る新任務

ホームページを見ていたら見出しに「平和守る新任務」と書かれていたので、一瞬どこの平和のことかと思ったら、安倍首相が陸上自衛隊朝霞訓練場での観閲式での訓示 の話であった。 南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に触れ「平和安全法制によって諸…