2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
今年もいつの間にか11月も終わりに近づき、来年のカレンダーや手帳が店頭に並び、年賀状用のハガキが発売されるとになると、そろそろ自分の年賀状も考えなければならなくなってきた。 例年、手作りの賀状を出して来たので、来年用もそれを踏襲せねばなるまい…
階段の手摺りといえば、どうしても書いておかなければいけない思い出があるので、前項のつづききとして、ここに書き留めておきたい。 前の項で述べたように、年をとってからは階段を降りる時には、必ず手摺りを持つか、手摺りに手を沿わせる様にして来たが、…
急な階段には手摺りがないと昇降しにくいが、普通の駅や通りの階段、あるいは家の階段にしても、若い時には手摺りがあっても利用することはなく、無用の長物の様なものであったが、歳を取るとそれが必需品となる。 登る時には手摺りに頼ると楽だし、降りる時…
沖縄をはじめ全国各地の米軍基地からのPFOS流出とか、ダイキンの淀川製作所からのPFOA汚染などが問題になっているし、最近では岡山県の吉備中央町でPFOAの飲料水への流出も問題になっているが、PFOS 、PFOAとかPFASとは一体どんなものなのか疑問に思ってられ…
外国人の名前の日本語標記はあくまでその人の日本語による一つの表現にしか過ぎないので、必ずしもそれがその人も納得する本当の名前にどれだけ近いかどうかは分からない。 アメリカのレーガン大統領が就任した頃に、日本語でレーガンにするかリーガンにする…
地区の公民館で、秋の文化祭とやらで何か展示作品を出したらと言われていたらしく、女房が私の手遊びで作ったガラクタのどれかを出したらと勧めるので、いろいろ考えたが、今更新しいものを作る気はないし、古いガラクタ作品のうち、どれか適当に選んだらと…
老人や長期の療養などであまり体を動かさないでいると、移動するための能力が衰えるが、それをいつ頃からか、ロコモティブ・シンドロム(Locomotive Syndrome)という様になっているが、日本ではもっぱら「ロコモ」と言われることが多い。 老人の多い社会が…
かっての大戦の時には、数え切れない人たちが命をなくした。敗戦の年になると、戦地へ行かなくても、度重なる国中での空襲で多くの人が死んだ、というより殺された。広い空一面から降ってくる焼夷弾のあの光景は忘れられない。あたりは忽ち火の海となり、か…
戦前、まだ私が子供の頃は 朝鮮人がチマ・チョゴリを着て歩いている姿をよく見たものである。普段の姿としては、大抵上に羽織ったチョゴリは白で、下のチマは黒。それに白いゴム製のような朝鮮履を履いていた。 当時は知らなかったが、チマは女性用のスカー…
新聞の広告欄を見ていたら、黒井千次著「老の深み」と言う本の広告に、「九十代の大台へと足を踏み入れた作家に見えてきた風景として、次第に縮む散歩の距離、抜け落ちる『暗証番号』、勝手に転がり去る錠剤、少量の液体にむせ、なんでもない一歩によろけ」…
今度の総選挙で自公民が過半数を割り、今後政局がどうなって行くか不透明になってきたが、石破首相が今後どんな政治を行おうとしているのだろうか。仮に石破政権が続くなら、そのおよその本筋は、彼の過去の言動から推測できる路線を走ることにならざるを得…
10月の日本の総選挙に続いて、11月5日にはアメリカ大統領選挙が行われた。テレビなどでは長時間にわたって開票状況などを刻々、予想やコメントを交えて流していた。日本の総選挙開票状況や結果などより、はるかに詳しく長々と説明や解説もしていた。 アメリ…
また秋の文化の日がやってきた。今年は猛暑の日が長く続き、また10月末の台風の影響で、2日の土曜日には猛烈な雨が降ったが、3日になると嘘の様に良い天気となった。毎年11月3日は明治節と言われていた戦前から、ずっと晴れと決まっているようなものだった…
先日書いたように、同じ老人と言っても、もう戦争を知らない老人が多くなってしまった。考えてみると無理もない。女房が今年、丁度90歳になるが、下の娘が60歳、その長女が30歳になる。孫ははいつまでも幼い子のような気がしているが、もうすっかり大…
先頃、社会的にも大きな問題となった袴田さんの無罪判決事件で、不思議に思うのは袴田さんが無罪放免になったことは本当の喜ばしいことであるが、どうしても納得のいかないのは、死刑判決となった証拠の一つが検察側から出された血の付いたシャツであったが…