故意か過ちか・・高橋洋一官房参与

 菅首相内閣官房参与をしている高橋洋一氏が、5月9日午前に、このコロナ禍の中でのオリンピック開催について、Twitterで「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と発信したのが問題になっている。

 ネットでは「亡くなられている方もいる中、「さざ波、笑笑」とは神経を疑う。危機感がない、などと批判が巻き起こった。高橋氏は投稿に、日本を含む8カ国の100万人当たりの新規感染者数を追うグラフを添付しているのだが、それによるとインドやフランス、米国など、起伏の激しい国に比べて、日本の動きがずっと少なく、グラフ下方を這っているので、これから言えば、さざ波に見えないでもない。しかし、それを言う通りに認めるとしても、「笑笑」はあまりにも不謹慎ではなかろうか。

 第4波に襲われ、大阪では医療崩壊が現実のものとなり、東京ばかりでなく、名古屋や福岡でも感染が急増して緊急事態に加えられ、コロナの流行が大変な時期になっており、病院に入れず、自宅などで亡くなられる人も何十人と出ている時に、「さざ波、笑笑」では、あまりにも酷すぎる。

 それも、内閣官房参与という立場である。国会で、これに対する見解を聞かれた菅首相は「個人の主張については答弁を控える」と言ったが、政府の一員であるのに「不適切だった」とも言わなかったのは、菅氏の首相不適格をも示すものでもあろう。

 高橋洋一氏はこれらの反論にも猛烈に反発し、同じ統計図を掲げて「調べてから言え」などと発言している。しかし、このグラフにはコロナ対策に成功したアジアの国を載せていないのは兎も角として、この発生数の比較だけで、現実を見ようとしない態度は、実情を見ようとせず、机上に纏められた成績だけで、物事を判断しようとする学者の欠陥をまざまざと表しているようなものである。

 こんな人物が首相に何を指南しているのか、大変気になるところである。そら恐ろしい気さえする。高橋氏は、他にも「ワクチンの遅れや五輪危機はマスコミが騒いでいるだけだ」とも言っているようである。また以前の五輪絡みの著書に「儲かる五輪、訪れる巨大ビジネスチャンス」という本では、宣伝文句に「規制緩和は必ず起きる」「御社は何で儲ける」「2020年という『稼ぎどき』を逃すな!」(2016.9.10.角川新書)というのもある。

 実際に著書を読んだり話を聞いたりしたことはないので、詳しいことはわからないが、よくある亜流のいい加減な学者のように思えてならない。本人の示したあのグラフから本当に「笑笑」と思っているのか、何らかの意図があって、ああいうTwitterを流したのか。故意か過失かわからないが、もう少しコロナ禍やその悲惨な結果、国民の苦しみを知って、菅首相に話して欲しいものである。

 

 

電車の網棚

 最近の電車の網棚は殆ど全て、網の棚ではなく、半透明のプラスチック板で出来た棚になっているが、昔は皆、太い丈夫な緑色の紐を編んだ文字通りの網棚であった。今では、長距離列車などは別として、郊外電車や都会の地下鉄などでは網棚はあまり利用されていないようである。 

 しかし、同じ網棚でも、時代によって使われ方は随分違うもので、今では考えることも出来ないような利用のされ方をしていたこともあるのである。人が網棚に登って、そこで寝ていたことが、戦後の混乱期の満員の国鉄(今のJR)では現実に見られた風景であった。

 戦後まだ間のない頃は列車の本数も少なく、運行もままならなかったところに、復員や、疎開からの復帰、食糧の買い出しなどで移動しなければならない人も多かった。荷物も送る手立てがないので、自分で運ぶよりなかった。従って、どの列車の車内も、人と荷物で溢れて超満員であった。二人用の椅子席も三人掛け、通路にも人が座り込むやら、大きな荷物が占拠するやらで、乗車口のデッキまで一杯で、自由に乗り降りさえ出来ず、窓から出入りする人も多い状態であった。 

 そんな時には、少しでも隙間があると、椅子の背中であろうと何処であろうと、人目も憚らず、誰かが占拠したものであった。網棚にも荷物の間に隙間を作って、そこへよじ登って、座ったり寝たりする人もいたのであった。

 こういう時代は別として、社会が一応落ち着き、その後の高度成長時代を経てから後の、近年における、主として郊外電車や地下鉄に限って見ても、網棚の利用のされ方は、時代とともに移り変わり、見ていると興味深いものである。

 長距離列車と違って、都会の電車の網棚はいつもフルに利用されているものではない。日本では座席に座っても、多くの人は荷物は膝に乗せるか、自分の横の座席の上に置く人が多い。立っている場合でも、荷物がひとつぐらいなら手に持つか、肩からぶら下げるぐらいで、網棚を利用するのは少し重い物か、荷物が二つ以上ある時に、重い方を網棚に乗せる人が多い。ただ、これまでの日本女性は脊の低い人が多かったせいもあり、荷物があっても椅子の上に置いたりして、網棚を利用する人は案外少なかった。

 ただ、日本人は上の物と下の物を区別する人が多いので、大きな荷物でも床に直に置くことを嫌い、隣の座席の上に置くか、人手を煩わしてでも、網棚にあげる傾向が強かった。しかし、最近のように大きな荷物が殆どコマ付きのキャリーバッグになると、床に置いたままとなり、近距離用電車で網棚を利用する人はますます少なくなったようである。

 前世紀の終わりぐらいまでは、郊外電車の網棚で一番多く乗せられていた物は、駅の売店で買ったスポーツ新聞や週刊誌であった。携帯電話やスマホが流行る前は、電車の中ではこれらが最もよく読まれており、それらの人達は大抵、読み終わったそれらを網棚に放り上げて、そのまま降りて行ったものである。それを次に乗って来た人が網棚から取って、また読むといった光景が良く見られたものであった。

 そんな時代が、かなり長く続いたような気がするが、今世紀になって、9.11.事件が起こり、以来あちこちでテロ事件などが起こるようになり、国内でも、おうむ事件などもあり、電車の中でも不審物が問題とされるようになり、「不審物を見かけたら、手を触れないで、すぐに車掌にご連絡下さい」と言うアナウンスが始終流されるようになるとともに、網棚に置かれた新聞などは、不審物と共に不要なものとして、取り除かれるようになり、網棚は殆どいつも空っぽの状態となった。・

 ちょうどその頃から、ケイタイやスマホが普及するようになり、やがて殆どの乗客が車内でスマホの見っぱなしになったことも、スポーツ誌や週刊誌が網棚から消えたことに関係があったのかも知れない。

 こうして網棚の利用は昔と比べると、ずいぶん減ってしまったようだが、網棚はやはりあると便利である。床には置きたくないし、立っていても持ち難いような物を一寸置くには便利な場所である。ただ問題は網棚へ置いたものはついうっかり忘れ勝ちである。

 荷物が二つあるような時に、一方だけを網棚に乗せた場合や、暑いからと思って車内で脱いだダウンコートなどを気軽に網棚へ乗せたりすると、降りる時に忘れ易い。急に思い立って降りるようになったりした時などには、ついうっかり忘れて降りることにもなり易い。

 私も何度か電車の網棚に物を忘れた経験がある。一番大きなものは外国旅行に行った帰りに、最後の阪急電車でリュックを網棚に乗せたまま、キャリーバッグだけ持って降りてしまったことがあった。すぐに気がついたが、もう電車は出た後だった。旅行の後で、大事な物も入っていたので、雲雀丘の遺失物取扱事務所まで取りに行かねばならなかった。

 それ以外にも、何度か物を網棚へ乗せて忘れて降りたこともあった。しかし、忘れたのではなくわざと網棚へ忘れていく人もあるようである。週刊誌やスポーツ新聞は忘れるのでなく、意識的に捨てていくようなものだが、ひと頃は遺骨を網棚に置き忘れていく人が問題になったことがある。

 葬儀を済ませて、お骨を引き取ったものの、納めるべき墓がない。お寺などへ納骨するにもお金が要るし、そうかといって親族の遺骨を捨てるわけにもいかない。困った人の中に、遺骨をわざと電車の網棚に起き忘れていく人があると報道されたことがあった。取得した電鉄会社も、お骨なので捨てるわけにもいかず、引き取り手が現れない場合には、お金を払ってでも、お寺なり、適当な場所に引き取って貰って、丁重に弔うのだそうである。確かにお金のかからない、うまい方法である。

  今はあまり利用されていないが、今の網棚の方が昔の文字通りの網棚より見えにくいので、余計に気が付きにくく、忘れたまま降りてしまう人も多いのではないかと思われる。電車に乗っていて、向かい側の席に乗って来た人が何かを網棚へ乗せると、つい自分のことのように降りる時に忘れていかないか気になることもあるものである。

 

 

世界で一番戦争をしている国

 世界で一番戦争をしている国は何処か知っていますか?誰もそんなことはあまり考えたこともないので、すぐには分からない人もいるかも知れないが、少し考えてみたらすぐにわかるであろう。言うまでもなくアメリカである。

 そんなことを調べている文章があり、それによると、アメリカは1776年に、独立戦争でイギリスから独立して建国して以来、この文章の書かれた2011年迄の235年間で、214年は戦争をしており、戦争をしていなかった年はたったの21年だけ と言うことらしい。その後も、この10年間も、アメリカはイラクアフガニスタン、その他中東などで、ずっと戦争を続けているので、今の時点に置き換えるには単純に戦争の方に10年を足せばよいだけである。

 これは91%の期間は何らかの戦争をしてきたことを意味し、全ての時代を通じて、戦争に無縁であった大統領は一人もいなかったことになる。戦争のなかった時代が10年と続いたこともない。戦争がなかったのは大恐慌の時の1935年から1940年の5年 間だけだったとも言えるそうである。

 以下、長くなるが、その一覧であるので参考にしていただきたい。

Year-by-year Timeline of America’s Major Wars (1776-2011)

1776 – American Revolutionary War, Chickamagua Wars, Second Cherokee War, Pennamite-Yankee War

1777 – American Revolutionary War, Chickamauga Wars, Second Cherokee War, Pennamite-Yankee War

1778 – American Revolutionary War, Chickamauga Wars, Pennamite-Yankee War

1779 – American Revolutionary War, Chickamauga Wars, Pennamite-Yankee War

1780 – American Revolutionary War, Chickamauga Wars, Pennamite-Yankee War

1781 – American Revolutionary War, Chickamauga Wars, Pennamite-Yankee War

1782 – American Revolutionary War, Chickamauga Wars, Pennamite-Yankee War

1783 – American Revolutionary War, Chickamauga Wars, Pennamite-Yankee War

1784 – Chickamauga Wars, Pennamite-Yankee War, Oconee War

1785 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1786 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1787 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1788 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1789 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1790 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1791 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1792 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1793 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1794 – Chickamauga Wars, Northwest Indian War

1795 – Northwest Indian War

1796 – No major war

1797 – No major war

1798 – Quasi-War

1799 – Quasi-War

1800 – Quasi-War

1801 – First Barbary War

1802 – First Barbary War

1803 – First Barbary War

1804 – First Barbary War

1805 – First Barbary War

1806 – Sabine Expedition

1807 – No major war

1808 – No major war

1809 – No major war

1810 – U.S. occupies Spanish-held West Florida

1811 – Tecumseh’s War

1812 – War of 1812, Tecumseh’s War, Seminole Wars, U.S. occupies Spanish-held Amelia Island and other parts of East Florida

1813 – War of 1812, Tecumseh’s War, Peoria War, Creek War, U.S. expands its territory in West Florida

1814 – War of 1812, Creek War, U.S. expands its territory in Florida, Anti-piracy war

1815 – War of 1812, Second Barbary War, Anti-piracy war

1816 – First Seminole War, Anti-piracy war

1817 – First Seminole War, Anti-piracy war

1818 – First Seminole War, Anti-piracy war

1819 – Yellowstone Expedition, Anti-piracy war

1820 – Yellowstone Expedition, Anti-piracy war

1821 – Anti-piracy war (see note above)

1822 – Anti-piracy war (see note above)

1823 – Anti-piracy war, Arikara War

1824 – Anti-piracy war

1825 – Yellowstone Expedition, Anti-piracy war

1826 – No major war

1827 – Winnebago War

1828 – No major war

1829 – No major war

1830 – No major war 

1831 – Sac and Fox Indian War

1832 – Black Hawk War

1833 – Cherokee Indian War

1834 – Cherokee Indian War, Pawnee Indian Territory Campaign

1835 – Cherokee Indian War, Seminole Wars, Second Creek War

1836 – Cherokee Indian War, Seminole Wars, Second Creek War, Missouri-Iowa Border War

1837 – Cherokee Indian War, Seminole Wars, Second Creek War, Osage Indian War, Buckshot War

1838 – Cherokee Indian War, Seminole Wars, Buckshot War, Heatherly Indian War

1839 – Cherokee Indian War, Seminole Wars

1840 – Seminole Wars, U.S. naval forces invade Fiji Islands

1841 – Seminole Wars, U.S. naval forces invade McKean Island, Gilbert Islands, and Samoa

1842 – Seminole Wars

1843 – U.S. forces clash with Chinese, U.S. troops invade African coast

1844 – Texas-Indian Wars

1845 – Texas-Indian Wars

1846 – Mexican-American War, Texas-Indian Wars

1847 – Mexican-American War, Texas-Indian Wars

1848 – Mexican-American War, Texas-Indian Wars, Cayuse War

1849 – Texas-Indian Wars, Cayuse War, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians

1850 – Texas-Indian Wars, Cayuse War, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Yuma War, California Indian Wars, Pitt River Expedition

1851 – Texas-Indian Wars, Cayuse War, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, Yuma War, Utah Indian Wars, California Indian Wars

1852 – Texas-Indian Wars, Cayuse War, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Yuma War, Utah Indian Wars, California Indian Wars

1853 – Texas-Indian Wars, Cayuse War, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Yuma War, Utah Indian Wars, Walker War, California Indian Wars

1854 – Texas-Indian Wars, Cayuse War, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians

1855 – Seminole Wars, Texas-Indian Wars, Cayuse War, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Yakima War, Winnas Expedition, Klickitat War, Puget Sound War, Rogue River Wars, U.S. forces invade Fiji Islands and Uruguay

1856 – Seminole Wars, Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, California Indian Wars, Puget Sound War, Rogue River Wars, Tintic War

1857 – Seminole Wars, Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, California Indian Wars, Utah War, Conflict in Nicaragua

1858 – Seminole Wars, Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Mohave War, California Indian Wars, Spokane-Coeur d’Alene-Paloos War, Utah War, U.S. forces invade Fiji Islands and Uruguay

1859 Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, California Indian Wars, Pecos Expedition, Antelope Hills Expedition, Bear River Expedition, John Brown’s raid, U.S. forces launch attack against Paraguay, U.S. forces invade Mexico

1860 – Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Paiute War, Kiowa-Comanche War

1861 – American Civil War, Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Cheyenne Campaign

1862 – American Civil War, Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Cheyenne Campaign, Dakota War of 1862,

1863 – American Civil War, Texas-Indian Wars, Southwest Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Cheyenne Campaign, Colorado War, Goshute War

1864 – American Civil War, Texas-Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Cheyenne Campaign, Colorado War, Snake War

1865 – American Civil War, Texas-Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Colorado War, Snake War, Utah’s Black Hawk War

1866 – Texas-Indian Wars, Navajo Wars, Apache Wars, California Indian Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Snake War, Utah’s Black Hawk War, Red Cloud’s War, Franklin County War, U.S. invades Mexico, Conflict with China

1867 – Texas-Indian Wars, Long Walk of the Navajo, Apache Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Snake War, Utah’s Black Hawk War, Red Cloud’s War, Comanche Wars, Franklin County War, U.S. troops occupy Nicaragua and attack Taiwan

1868 – Texas-Indian Wars, Long Walk of the Navajo, Apache Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Snake War, Utah’s Black Hawk War, Red Cloud’s War, Comanche Wars, Battle of Washita River, Franklin County War

1869 – Texas-Indian Wars, Apache Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Utah’s Black Hawk War, Comanche Wars, Franklin County War

1870 – Texas-Indian Wars, Apache Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Utah’s Black Hawk War, Comanche Wars, Franklin County War

1871 – Texas-Indian Wars, Apache Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Utah’s Black Hawk War, Comanche Wars, Franklin County War, Kingsley Cave Massacre, U.S. forces invade Korea

1872 – Texas-Indian Wars, Apache Wars, Utah’s Black Hawk War, Comanche Wars, Modoc War, Franklin County War

1873 – Texas-Indian Wars, Comanche Wars, Modoc War, Apache Wars, Cypress Hills Massacre, U.S. forces invade Mexico

1874 – Texas-Indian Wars, Comanche Wars, Red River War, Mason County War, U.S. forces invade Mexico

1875 – Conflict in Mexico, Texas-Indian Wars, Comanche Wars, Eastern Nevada, Mason County War, Colfax County War, U.S. forces invade Mexico

1876 – Texas-Indian Wars, Black Hills War, Mason County War, U.S. forces invade Mexico

1877 – Texas-Indian Wars, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Black Hills War, Nez Perce War, Mason County War, Lincoln County War, San Elizario Salt War, U.S. forces invade Mexico

1878 – Paiute Indian conflict, Bannock War, Cheyenne War, Lincoln County War, U.S. forces invade Mexico

1879 – Cheyenne War, Sheepeater Indian War, White River War, U.S. forces invade Mexico

1880 – U.S. forces invade Mexico

1881 – U.S. forces invade Mexico

1882 – U.S. forces invade Mexico

1883 – U.S. forces invade Mexico

1884 – U.S. forces invade Mexico

1885 – Apache Wars, Eastern Nevada Expedition, U.S. forces invade Mexico

1886 – Apache Wars, Pleasant Valley War, U.S. forces invade Mexico

1887 – U.S. forces invade Mexico

1888 – U.S. show of force against Haiti, U.S. forces invade Mexico

1889 – U.S. forces invade Mexico

1890 – Sioux Indian War, Skirmish between 1st Cavalry and Indians, Ghost Dance War, Wounded Knee, U.S. forces invade Mexico

1891 – Sioux Indian War, Ghost Dance War, U.S. forces invade Mexico

1892 – Johnson County War, U.S. forces invade Mexico

1893 – U.S. forces invade Mexico and Hawaii

1894 – U.S. forces invade Mexico

1895 – U.S. forces invade Mexico, Bannock Indian Disturbances

1896 – U.S. forces invade Mexico

1897 – No major war

1898 – Spanish-American War, Battle of Leech Lake, Chippewa Indian Disturbances

1899 – Philippine-American War, Banana Wars

1900 – Philippine-American War, Banana Wars

1901 – Philippine-American War, Banana Wars

1902 – Philippine-American War, Banana Wars

1903 – Philippine-American War, Banana Wars

1904 – Philippine-American War, Banana Wars

1905 – Philippine-American War, Banana Wars

1906 – Philippine-American War, Banana Wars

1907 – Philippine-American War, Banana Wars

1908 – Philippine-American War, Banana Wars

1909 – Philippine-American War, Banana Wars

1910 – Philippine-American War, Banana Wars

1911 – Philippine-American War, Banana Wars

1912 – Philippine-American War, Banana Wars

1913 – Philippine-American War, Banana Wars, New Mexico Navajo War

1914 – Banana Wars, U.S. invades Mexico

1915 – Banana Wars, U.S. invades Mexico, Colorado Paiute War

1916 – Banana Wars, U.S. invades Mexico

1917 – Banana Wars, World War I, U.S. invades Mexico

1918 – Banana Wars, World War I, U.S invades Mexico

1919 – Banana Wars, U.S. invades Mexico

1920 – Banana Wars

1921 – Banana Wars

1922 – Banana Wars

1923 – Banana Wars, Posey War

1924 – Banana Wars

1925 – Banana Wars

1926 – Banana Wars

1927 – Banana Wars

1928 – Banana Wars

1930 – Banana Wars

1931 – Banana Wars

1932 – Banana Wars

1933 – Banana Wars

1934 – Banana Wars

1935 – No major war

1936 – No major war

1937 – No major war

1938 – No major war

1939 – No major war

1940 – No major war

1941 – World War II

1942 – World War II

1943 – Wold War II

1944 – World War II

1945 – World War II

1946 – Cold War (U.S. occupies the Philippines and South Korea)

1947 – Cold War (U.S. occupies South Korea, U.S. forces land in Greece to fight Communists)

1948 – Cold War (U.S. forces aid Chinese Nationalist Party against Communists)

1949 – Cold War (U.S. forces aid Chinese Nationalist Party against Communists)

1950 – Korean War, Jayuga Uprising

1951 – Korean War

1952 – Korean War

1953 – Korean War

1954 – Covert War in Guatemala

1955 – Vietnam War

1956 – Vietnam War

1957 – Vietnam War

1958 – Vietnam War

1959 – Vietnam War, Conflict in Haiti

1960 – Vietam War

1961 – Vietnam War

1962 – Vietnam War, Cold War (Cuban Missile Crisis; U.S. marines fight Communists in Thailand)

1963 – Vietnam War

1964 – Vietnam War

1965 – Vietnam War, U.S. occupation of Dominican Republic

1966 – Vietnam War, U.S. occupation of Dominican Republic

1967 – Vietnam War

1968 – Vietnam War

1969 – Vietnam War

1970 – Vietnam War

1971 – Vietnam War

1972 – Vietnam War

1973 – Vietnam War, U.S. aids Israel in Yom Kippur War

1974 – Vietnam War

1975 – Vietnam War

1976 – No major war

1977 – No major war

1978 – No major war

1979 – Cold War (CIA proxy war in Afghanistan)

1980 – Cold War (CIA proxy war in Afghanistan)

1981 – Cold War (CIA proxy war in Afghanistan and Nicaragua), First Gulf of Sidra Incident

1982 – Cold War (CIA proxy war in Afghanistan and Nicaragua), Conflict in Lebanon

1983 – Cold War (Invasion of Grenada, CIA proxy war in Afghanistan and Nicaragua), Conflict in Lebanon

1984 – Cold War (CIA proxy war in Afghanistan and Nicaragua), Conflict in Persian Gulf

1985 – Cold War (CIA proxy war in Afghanistan and Nicaragua)

1986 – Cold War (CIA proxy war in Afghanistan and Nicaragua)

1987 – Conflict in Persian Gulf

1988 – Conflict in Persian Gulf, U.S. occupation of Panama

1989 – Second Gulf of Sidra Incident, U.S. occupation of Panama, Conflict in Philippines

1990 – First Gulf War, U.S. occupation of Panama

1991 – First Gulf War

1992 – Conflict in Iraq

1993 – Conflict in Iraq

1994 – Conflict in Iraq, U.S. invades Haiti

1995 – Conflict in Iraq, U.S. invades Haiti, NATO bombing of Bosnia and Herzegovina

1996 – Conflict in Iraq

1997 – No major war

1998 – Bombing of Iraq, Missile strikes against Afghanistan and Sudan

1999 – Kosovo War

2000 – No major war

2001 – War on Terror in Afghanistan

2002 – War on Terror in Afghanistan and Yemen

2003 – War on Terror in Afghanistan, and Iraq

2004 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, and Yemen

2005 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, and Yemen

2006 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, and Yemen

2007 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, Somalia, and Yemen

2008 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, and Yemen

2009 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, and Yemen

2010 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, and Yemen

2011 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Pakistan, Somalia, and Yemen; Conflict in Libya (Libyan Civil War)

In most of these wars, the U.S. was on the offense. Danios admits that some of the wars were defensive.   However, Danios also leaves out covert CIA operations and other acts which could be considered war.

Let’s update what’s happened since 2011:

2012 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Somalia, Syria and Yemen

2013 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Somalia, Syria and Yemen

2014 – War on Terror in Afghanistan, Iraq, Somalia, Syria and Yemen; Civil War in Ukraine

2015 – War on Terror in Somalia, Somalia, Syria and Yemen; Civil War in Ukraine

 

親日家のスリランカ女性の死

 新聞によれば、今年の3月6日、2017年にスリランカから留学生として来日していた女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が名古屋の入国管理局の収容中に死亡した。毎日新聞が関係者から入手した、緊急搬送された時に病院で受けた血液検査やCT検査の結果を複数の医師に依頼したところ、医師らは「集中治療室での高度医療が必要なレベルで、もっと早く病院で治療を受けさせるべきだった」と指摘した。

 入管側が衆院法務委員会の議員に示した司法解剖結果には「甲状腺炎による甲状腺機能障害により全身状態が悪化し、既存の病変を有する腎などの臓器不全が加わり死亡したとするのが考えやすい」と記されている。名古屋入管が適切な医療を提供していなかった疑いが濃厚になった。下に載せた検査値は、いつどういう条件下で取られた血液の値か不明であるが、血糖や肝機能の値は極端に悪く、即刻入院を要する状態であることを示している。 

 日本に憧れて来日し、日本語学校に通い、日本人に英語を教えていたそうだが、学校を辞め、滞在資格が無くなり、同国人によるDVなどもあり、入国管理局の収容施設に入れられ、コロナで帰国の目処も立たないまま、収容され続け、その間に体調を崩し、仮放免での入院を希望したが容れられず、収容所で死亡したということである。こんな痛ましいことはない。

 報道のよれば、二度ほど外部の医師の診察も受けているようだが、検査だけで、時間がかかるからと点滴などの治療は受けられず、医師の仮放免、入院のアドバイズも無視されて、衰弱死亡したものとされている。支援団体「START」(外国人労働者・難民と共に歩む会)の顧問も、ウィシュマさんの様子が尋常でないものだったので、2月上旬頃から自分達が彼女を病院に連れていくとして仮放免を求めたものの、それでも収容が続けられた。

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  日本は国連の難民保護条約に加わっているが、難民認定率は極めて少なく、2019年の日本での難民申請者は1万375人中、認定者は44人に過ぎず、認定率はわずか0.4%で、米国の約30%、カナダ50%超えと大差があり、日本が難民にとって、その認定が非常に狭き門であることは間違いない。

 非認定者は原則、本国へ強制送還されるが、身の危険などで帰国困難な難民の人達はノン・ルフールマンの原則に従って、入管の収容所に収容されることになる。ただし、引受人のいる場合など、仮放免で外部で普通に暮らせる場合もあるが、その決定はブラックボックスの中で、その決定の是非については裁判所などの第三者機関の速やかなチェックも働き難いそうである。現在の入管行政にはかように種々制度的な問題があり、国連人権理事会の恣意的作業部会からも「国際法違反」として指摘されている。

 こうした状態の下で、入管難民法管理局の収容所では、2019年には200人超の収容者のハンスト事件が起こり、収容中の男性が死亡する例などもあった。かような事も絡み、今国会でも入管法の改正政府案が提出されているが、返って国の権限を強化し、規定に反して滞在した者の処罰まで計画されており、弁護士集団による廃案の訴えなども起こっている。

 国内の人口減少が進み、将来の国力の発展のためにも、積極的に移民政策を進め、国際化を進めなければならないこの国が、今なお単一民族だのと言って閉鎖的、内向的な態度を続け、難民の救済や移民に冷淡な態度を続けていたら、やがては世界の趨勢から取り残されてしまい、自らの発展の余地を閉ざしてしまうことになりかねないのではなかろうか。

これでもオリンピックをやる積もりなのか

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  オリンピックは7月23日から8月8日と決まっているから、もう2ヶ月半しかない。ところが、今なお、コロナの流行が猖獗を極め、各地で緊急事態宣言が出され、大阪では最早重症になっても病院にも入れず、自宅や待機施設で亡くなる人まで何人も出ている。医療崩壊である。

 そのような中では、医療界だけでなく、一般国民も8割の人がオリンピックは中止すべきだと言っている。それにも関わらず、聖火リレーは続けられ、選手の選抜試合など準備は着々と進められている。IOCのバッハ会長も4月21日の会見で「緊急事態宣言とオリンピックの開催とは無関係だ」と言い、菅首相も4月23日「IOCは開催を決定している」と述べただけで、このコロナ流行の下で政府はオリンピック開催をどうするのか国民に対して何の説明もない。

 組織委員会の新会長に就任した橋本聖子氏は、五輪の開催可否について「大会に参加いただく関係者、受け入れる都民・国民、双方にとって『安全最優先の大会』を実現し、アスリートたちが迷いなく大会の舞台に立つことができるよう尽力したい」と開催に向けて意欲を示し、着々準備を進めているようだが、東京都の小池知事も緊急事態宣言を出しながらも、オリンピックの中止については未だ何も言わない。

 これで本当に安全安心な大会を実現できるのか、誰も説得力のある説明をしない。人々の命と暮らしがかかる感染症対策に関する判断が、政治的な思惑で左右されるようなことがあってはならない。

 海外からもイギリスの医学雑誌はオリンピックはやめるべきと言っているし、英・ガーディアン紙も #看護師の五輪派遣は困りますツイッターデモを報じ、反響は世界規模で広がっている。また、インドでは変異株の流行で悲惨な状態となり、欧米諸国に日本も加わった救援活動が始まっている。新型コロナウイルスの猛威は収まる様子もなく、医療現場はひっ迫。「五輪をやる状況ではない」との世論が大半を占める現状になっている。

 そういった内外情勢を考えれば、結局誰がいつ、どのような形で中止を決断するのかと言うことになりそうである。バッハ会長が来週ぐらい来日するようだが、IOCは収益のほとんどを4年に1回の夏季五輪でまかなっており、最も大きな収入源であるテレビ放映権、大手広告代理店やスポンサーからの多額の拠出金などの〝五輪マネー〟の流れが止まれば、たちまち存立の危機に陥るので、バッハ会長が断を下すのは難しい。

 そうかと言って東京都、または日本政府が中止を決めれば、おそらく日本側に多額の違約金の支払いが課せられるのではなかろうか。法曹関連に携わる組織委関係者によると「バッハ会長、菅首相、小池さん。キーパーソンは沢山いますが、さすがに独断で決められない。多方面に影響を及ぼすし、代償が大きすぎる。最終的には5者会談の場で決まることになるのでは」と臆測含みで話しているとか書かれている。

 しかし、結局は日本政府なり東京都が、違約金や経済的デメリットを天秤にかけても、中止を訴えた方が政治的メリットがあると判断して、中止ということで手を打つしかないのではなかろうか。

 実際どうなるのか分からないが、それにしても国民を無視した今の進め方はどう考えても民主的な国家の進める方法ではない。総理大臣はコロナ対策にしろ、オリンピックにしろ、国民の心配に配慮して、もっと明確な言葉で国民に説明するべきであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍中の連休の河原

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 今年の5月の連休は昨年に続いて、また緊急事態宣言下ということになってしまった。コロナが流行り出してから、もう一年三ヶ月を過ぎたが、感染は一向に収まらないばかりか、3月の緊急事態宣言 の解除から一 ヶ月余りで、再び緊急事態宣言を出さざるを得ない事態になってしまっている。

 ことに、大阪では感染者が連日千人を超え、既に医療崩壊が起こり、重症になってもすぐに入院出来ず、自宅や待機中に亡くなる人まで出ている。そんな中での今年のゴールデン・ウイークである。五月の一日、二日は雨だったが、三日は五月晴れで天気も良く、気持ちの良い絶好の行楽日和だったので、平年なら当然何処かへ出掛けているところだが、コロナがこれだけ猖獗を極めていれば、そうもいかず、せめて近くの猪名川辺を2時間ばかり散策した。

 10時頃に出掛けたのだが、驚いたのは、いつも静かで殆ど人のいない川岸に、この日はいつもと違って、大勢の人が見られたことであった。川沿いを走る国道も、車の渋滞が続いていた。川堤の上を行く人は、乳母車を押したり、子供を連れたりの家族連れや、60代70代ぐらいの前期高齢者のカップル、一人歩きの男、女友達連れなど、色々だが、いつもなら、たまにしか人に出くわさない道なのに、何処を見ても、見渡す限り人のいない視野がない。

 堤の上を歩いている人もいれば、立ち止まって遠くを眺めたり、川鵜を眺めている人もいる。川岸に腰を下ろして休んでいる人や、楽器を奏でている人もいる。それに、堤の上の道を気持ちよさそうに走って行くサイクリングの自転車も見られる。一人で走っている人もいれば、子供と一緒や、2〜3人で連れ立っている人もいる。

 こんなに多くの人たちが、ここらの川堤を利用している風景を今まで見たことがない。少し下流の方には、河川敷を利用した野球やサッカーのグラウンドが作られており、休日などはフルに利用されているにで、きっと今日などはそちらの方も選手や家族たちで一杯のことであろう。

 コロナが流行って、緊急事態宣言も出ているので、出来るだけ連休の間も家にいて下さいと、テレビなどで仕切に注意を促しているが、これだけ長くコロナの流行が続けば、いささか飽きてくるし、それよりも冬の間、長い期間、コロナのために何処にも行かず、家にいることが多かったりしていたら、休みが続き、こうも天気が良ければ、これ以上家に止まれと言っても無理であろう。

 誰だって広々とした外へ出掛けたくなるの季節である。若者がこの天気が良いのに、いつまでも家にいては健康にも良くない。連休が続けば、1日ぐらいはゲームでもしていたとしても、いくらなんでも次の日には外へ飛び出さなければ、気が狂いそうだということにもなるであろう。

 そうかと言って、誰にもやっぱりコロナは怖い。人混みの中へは行きたくない。そうなれば、車があれば、何処かへ出掛けて思い切りぶっ飛ばして、ストレス解消だと行きたくなるであろうし、バイクや自転車の人もどこかを走って来ようかということになろう。道路も渋滞する筈である。

 ところで、車を持たない老人は、電車に乗って都心へ出かけるのも怖いし、映画館もレストランも休みだし、そうかと言ってやっぱり、この天気の良いのに家の中でじっとしているわけにもいかない。結局、近くの散歩にでも出かけようということになるのである。

 その結果が猪名川辺の人出なのであろう。こんな広いオープンスペースなら、感染のリスクも先ずないであろうし、気持ち良い川風に吹かれながら、新鮮な空気をいっぱい吸って気分転換も出来るというものである。かくして猪名川の川辺が、いつにない賑わいを見せていたのであろう。コロナ禍の中での楽しいひと時であった。

 翌朝新聞を見たら、大阪の靱公園の空中写真が載っていたが、ひと頃の海水浴場のように、今流行の小さなテントがぎっしり詰まって公園を埋めている様子が映っていた。近場の公園も、何処も一杯だったようである。感染が広がらないことを祈るばかりである。

どうしてPCR検査を拡げないのか?

 以前にも書いたことがあるが、コロナの流行が始まった頃からPCR検査をもっと広範にすべきだと思い、そうも言って来たが、未だにPCR検査の件数は増えない。初めてコロナが流行った中国でも、韓国でも、PCR検査を徹底的にやって、コロナの流行をを抑え込んだ成功例があるのに、日本では、今のようにこの流行がが3次、4次と拡大して来ても、なお未だにPCR検査が十分には行われていない。

 初めの頃は、 日本ではSARSの流行った韓国と違って、PCR検査にすぐ対応出来る体制がなかったと言われたり、コロナ感染者の周辺へのクラスター調査の方が効率が良いと言ったことなどが言われたりしていたが、それから1年以上も経って、流行は益々広がっており、日本でも充分に検査の機器や人員などが揃えらる時間とゆとりが出来たはずなのに、未だにPCR検査は充分には行われていない。

 それにもかかわらず、自民党では全員にPCR検査を行うことにしたとか、オリンピックで来日した選手には毎日PCR検査をするとかいうかような報道があったりもする。国会などで追及されると、PCR検査は増やすとの返答が毎回帰ってくるのだが、言うだけで、実際には増えていない。最近、広島県では、県民にいつでもPCR検査が出来るようにしたそうで、県知事の英断が誉められたりしている。やろうとすれば出来るのにどうして増やさないのか理解に苦しむ。

 感染症が流行した時に、それを食い止めるためには、感染者を見つけることが、先ずは感染制御の基本であることは誰でも知っている。一人の患者が発生すれば、周りの人を調べて、クラスターの追及することも大事だが、無症状の感染者もいるので、PCR検査のように、その病原菌の保有者を見つけることがまずは必須の第一歩である。

 そんなことが分かっているのに、何故いつまでもPCR検査が普及しないのか、どうしても解せない。PCR検査にお金がかかるとしても、コロナが流行して緊急事態の発令をしなければならなくなり、休業した店や会社に補償金を払うより、PCR検査を広範にして、早く患者を見つける方が安上がりになるはずである。PCR検査を増やすと感染者や偽陽性者が増えて医療崩壊が起こるからとも言われたりもしたが、そうでなくても、既に大阪などでは医療崩壊は起こっているのである。

 広島県で出来ることが東京や大阪で出来ないはずはない。誰でも、何時でも、何処ででも、PCR検査が手軽に受けられるようにして、出来るだけ早く感染者を発見して対処するようにすべきではないか。殊に、今多くなって来ている変異種は若者にも多いと言われている。社会的な行動変容などの要請も勿論必要であるが、やはり今こそPCR検査を充実させて、感染者を早く見つけて隔離することが感染拡大防止に必須であろう。

 今度の緊急事態の宣言も期間が短すぎるし、住民に対する要請も科学的根拠に乏しい上に、補償も寂しすぎる。ワクチン供給の遅延も加えて、政府のコロナ対策は全て後手後手であった。これでまだオリンピック開催にしがみ付いているのだから、政府にはほとほと情けなくなるばかりである。

 なお昨日の新聞を見ると、一週間の検査数が大阪が10万5千であるのに、東京が5万8千しかないのは、どこかで検査を抑えているのではないかと疑わせる。共に感染が拡大し、緊急事態宣言が出されているのに、人口がはるかに多い東京の検査数が、大阪の半分ぐらいしかないのが解せない。