2021-01-01から1年間の記事一覧

雪よ 雪よ この冬の雪は?

今年は年末になって、テレビは「数年に一度の寒気がやって来て大雪が降るので警戒して下さい」と仕切りに言うようになった。 昔は新潟や秋田などの日本海側では、毎冬大雪で、冬中雪に閉ざされて、雪が深いので二階から出入りしなければならないなどと言われ…

生野長屋大学

昨年の暮れにヒョンなことから、生野区にある「長屋大学、ぽんぽこキャンパス」という所に連れて行って貰った。娘の関係で、誘われて出かけたのだが、それは生野区の今里や鶴橋、有名なコリアンタウンからも遠からぬ所にあり、古い長屋をリノベーションして…

北摂にアルプスあったっけ?

十二月の最初の日曜日だった。朝9時ごろに用事があって出たついでに、少し近くを散策して戻ろうとした時、駅の方から五月山へ行こうとする団体や個人がぼつぼつやって来るのに出会した。まだ秋の名残が残っているうちに最後の紅葉を楽しもうとしているので…

ミロコマチコ展

先日京都の京セラ美術館へ二紀展を見に行った時に見つけたパンフレットで、「神戸ゆかりの美術館」でミロコマチコの「いきものたちはわたしのかがみ」という個展をやっていることを知り、パンフレットの写真が面白そうだったので、早速見に行ってきた。 神戸…

国際的嫌がらせ

米国は今冬に北京で行われる冬季オリンピックに政府関係者の派遣を止めるが、選手団は送ると決めたそうである。イギリスやカナダ、オーストラリアなどもそれに追随したらしいが、フランスは同調しないようである。 新疆ウイグル地区での人権抑圧などに対する…

コロナ対策の抜け穴

このブログの今年の一月十七日に、「コロナによる国境閉鎖の抜け穴」として、日本は島国なので、国境閉鎖も陸続きの国の多いヨーロッパと違って、やり易いのに、米軍基地を通しての、チェックなしの国境越えが問題だということを書いたが、最近それが現実の…

映画「Come and Go」

マレーシアのクアラルンプール出身で、大阪を拠点として活躍するリム・カーウイ監督の表題の映画が面白い。阪大の大学院を出てしばらく会社に勤めた後、北京で映画を学び、その後世界各地で映画を撮っており、大阪についての映画も「新世界の夜明け」「恋す…

どこまで”忖度”するのか

森友公文書改竄が問題になった頃、仕切りに”忖度”という言葉が使われたが、今や改竄させられて自殺したの赤木さんの奥さんの裁判で、国側は改竄の事実を認諾し、1億円の国賠で森友改ざん事件を強引に幕引きする禁じ手を打って出た。これも政府の”忖度”によ…

十二月十三日は何の日か

十二月八日は太平洋戦争の始まった真珠湾攻撃の日で、今年は80年になるというので、新聞でもテレビでも色々なことが報道されているが、十二月十三日が何の日かと聞かれてもすぐのわかる人は少ないであろう。 私も知らなかったが、中国の人に教えてもらって驚…

河原のキャンプ

十二月に入って寒くなると流石に見なくなったが、我が家の近くを流れる猪名川の河川敷には、気候が良い頃は週末になると決まって一つや二つテントが張られるのが見られる。と言ってもここ1〜2年ぐらい前からの、最近のことである。多い時には四つも五つも点…

 回転寿司の寿司が消えた

先日久し振りで回転鮨屋さんに行った。4〜5人連れだったので、個室に通された。座ってから、周囲を眺め、寿司が乗って運ばれて来るコンベアベルトを見てびっくりした。レールはカラッポなのだ。回転寿司屋のベルトに寿司がひとつも載っていないのはどうし…

世界がもし100人の村だったとしたら

全く受け売りの話だが、いつか何処かからコピーしていた記事で、消してしまうのも惜しい気がしたので、ここに転記させて貰っておくことにした。 <世界がもし100人の村だったとしたら> 人口構成は お年寄り 9人、大人 66人、子ども 25人で、 平均寿命は72歳…

One Coin Concert

西宮北口の兵庫県立芸術文化センター(Performance Art Center,PAC)は出来た時から会員になり、一番よく利用する音楽劇場になっている。そこでいつからかOne Coin Consertという催しが始まって、もう大分長くなる。 コイン一枚500円で約一時間ぐらいの音…

肩で風を切って歩こう

歳をとって歩くのが遅くなり、昔は人を追い抜いて歩いていたのに、この頃は皆に追い抜かれてしまう。歩くのが遅くなっただけではない。疲れ易く、途中で何処かに腰を下ろさねば、長道を歩けなくなってしまった。 そんな時に、先日SNSか何かで、理学療法士と…

 三代澤本寿の型絵染展

グラゴルミサ・幻想 染色の工芸などにはあまり興味がなかったので、二科展や国展などへ行っても、その部屋は一瞥して通り過ぎるようなことが多かった。 それにも関わらず、今回わざわざこの方の型絵染めの展示会を見に行ったのは、新聞の紹介記事や写真を見…

女の方が男より強い

新聞の夕刊に、働き盛り世代のコロナ死者の男女比が8対2と出ているのを見て驚いた。記事によると、東京都内で亡くなった新型コロナウイルスの50代以下の感染者は男性が8割だそうである。 昔から感染症などに対する抵抗力は、女性の方が男性より強いと言…

千手観音の起源

先日たまたま印度の仏像などを中心とした「アジアの女神たち」という展覧会を京都の龍谷美術館で見た。 仏教はインドから中国を経て伝わって来たものと言われているが、昔、何処の美術館だったのか思い出せないが、インドから中東のかけてのアジアの仏像の集…

アイヌ人の思い出

北海道に最近出来た「民族共生象徴空間ウポポイ」のことがSNNに載っていた。長年に亘って、大和民族に侵略され、土地を奪われ、生活や言葉まで奪われて、殆ど絶滅に近い状態にまで追い詰められたのが北海道のアイヌ民族である。 征服者が絶対的な支配を確立…

映画「梅切らぬバカ」

「若手映画作家育成プロジェクト」に選出された映画作家、和島香太郎という人の映画。これまでも障害者の住まいの問題に接してきた人らしい。この映画では、古民家で占い業を営む山田珠子が、近隣住民との付き合いを避け、自閉症の息子・忠男とふたりで暮ら…

合理化されたビジネスホテル

先に書いたように、我が家の甲冑などの展示を見に犬山へ行って来た。以前だったら、日帰りで行くところだが、九十歳を超えては無理は禁物と考えて、犬山で一泊することにした。 以前ならお城の近くの名鉄ホテルに泊まるところだが、丁度建て替え中とかでやっ…

日を間違えて

女房に今日は午後2時からアゼリアホールでシンフォニーがあると言われ、そうだったかなと思い一緒に出かけた。ホールは隣駅の近くにあるので、運動がてらに歩いて行くことにした。およそ2キロ半ばかりの距離があるので、杖をついての歩行では途中で一休み…

昔の人は健脚だった

我が家の歴史を調べた本を死んだ弟が書いていて、2〜3部もらったのをそのままにしていたが、我が家の甲冑なども含めた展示会が催されることとなり、この機会にと思って読んでみた。 いろいろなことを調べていて興味深いのだが、その中に、愛知県犬山の侍で…

我が家の維新前後

我が家の甲冑 曽祖父 犬山城下、堀の手前最左が我が旧家 我が祖父 今年の5月に亡くなった弟が、生前、我が家の歴史を調べて「維新前後」という本に纏めていたが、貰ったコピーもそのままにしていた。 ところが、私の本籍地の愛知県犬山市の外郭団体とも言う…

下駄の思い出

我々の子供の頃にはまだ普段履きには下駄や草履が幅を利かせていて、靴は外出用で、革靴かズック靴ぐらいのものであった。あと、編み上げ靴のブーツやゴムの長靴ぐらいのものしか一般には無かったのではなかろうか。地下足袋で北アルプスに登山したことも覚…

戦前の箕面村

昭和十一年、十二年と十五年、十六年(1936〜1941年)の約4年間箕面に住んでいた。小学校二年から六年生にかけてである。まだ箕面市ではなく、箕面村であった。従って、住所は初回は大阪府豊能郡箕面村字牧落百楽荘、次回は同箕面村櫻井3番通り3丁目であっ…

昔の箕面の滝道

昔も今も箕面は滝と紅葉で有名で、例年この季節になると、こんなコロナの時代でも、結構観光客で賑わっている。 もうおよそ八十年前にもなるが、私は阪急の箕面の一つ手前の牧落に住んでいたので、箕面駅から、箕面の滝、その上の、杉の茶屋や政の茶屋、更に…

私の靴の履歴

まだ日本に軍隊があった頃、陸軍では皆軍靴を履いていたが、軍靴は個別に作られたわけではなく、限られた決まった寸法の中から選ばなければならず、「足に靴を合わせるのではなく、靴に足を合わせろ」と言われたものだった。 そこで多くの兵士たちは少し大き…

こんな靴見たことがない

先日空いた電車に乗った時に、たまたま近くに立っていた女性の靴を見て驚いた。ハイヒールの運動靴?なのである。4〜5センチぐらいはあるかと思われるハイヒールなのだが、ひょいとみると、前面はよくある普通の編み上げになったズックの運動靴とそっくり…

金木犀

9月のいつ頃だったであろうか。テレビの気象予報の時間に、予報士が金木犀が咲いたと言っていた。もうそういう季節なのだな。我が家の庭の金木犀もそろそろ咲くのだろうなと思って聞き流していた。 しかし、いつまでたっても庭の木星は一向に咲きそうにない…

SNSを開いたら

何日か前のある朝、何の気なしにSNSを覗いたら、こんな記事が出てきた。 『超大企業でエレベーターに乗ったら社員に「下請けなら階段を使え。常識ないの」と言われた。「下請けじゃないです」と答えたと』 嫌な会社だなと思って下に繰ると、今度は「アメリカ…