2022-01-01から1年間の記事一覧

アフリカからの一時帰国か?

ニューヨークいる娘が久しぶりでで帰って来た。ところが帰国する前しばらく、我が家には毎日のようにAmazonからの商品が届く日が続き、どうしたことかと驚かされた。全て娘名義の届け物であった。 それを見ていると、まるでアメリカでなく、アフリカにでも住…

安倍元首相銃撃死の謎

安倍元首相の銃撃死事件については、要人警備の不備が問題となり、警察庁長官の引責辞職や奈良県警本部長の懲戒処分などが行われ、見直しが進んでいるようだが、事件そのものの疑惑点も残ったままである。 一般には、山元とか言われる犯人の男の単独犯行で、…

車と生活保護

新聞に載っていた。離婚した元配偶者からの月数万円の仕送りが途絶え、子供が中学入学で、通学に自転車が必要だし、何やかやで10万円ばかりの出費が要った。暑いけれども、エアコンもかけられず、シャワーも毎日はできない。困り果てて、生活保護に頼るし…

戦争は日中戦争から始まった

8月は6日が広島、9日が長崎の原爆記念日で、15日が終戦記念日とされており、嫌でも戦争のことを思い出さされる月である。しかし、今年で敗戦からもう77年も経ったので、最早、戦争の体験者は少なくなり、過去の戦争のことを知らない人が殆どになってしま…

就活、婚活、妊活・・・

おそらく就職活動を「就活」と言い出したぐらいが初めだろうが、最近はやたらと「何やら活」という言葉、「○活」が使われるようになってきているようである。 「就活」を真似て、誰かが「婚活」ぐらいを言い出した頃から、広がっていったのであろうか。結婚…

世界の夢 見果てぬ夢

この二、三年、コロナが世界中に広がってなかなか収まらないため、全ての国が多かれ少なかれその対策に困っている。現在の世界は多くの国に分かれており、その各々が主権を持っているので、同じコロナに対する対応の仕方も国によって異なり、その感染率や死…

私のインパール作戦

以前にも書いたが、コロナの流行る直前の2019年の秋に突然、脊椎管狭窄症にかかり、一年ばかりは、シルバーカーを押したり、杖を頼りに休み休みしか歩けなかった。その後、幸い何とか休まなくとも、かなり長距離でも歩けるようになったが、歩行速度が極端に…

3度目の死

私にとっては戦争と言えば、第二次世界大戦のことである。戦争が終わった時、私は17歳であった。当時は海軍兵学校の生徒であった。もともと背も低く、ひ弱で、不器用、運動の嫌いな子供であったが、ちょうど軍国主義の盛んだった戦前から戦中にかけての時代…

大日本帝国の77年と日本国の77年

また8月15日がやって来た。日本が戦争に負け、大日本帝国が崩壊し、アメリカの統治下に置かれるようになった屈辱の日である。忘れることの出来ない日なので、いつまでたってもつい最近だったような気がするが、今年は最早2022年。1945年の敗戦からもう77…

ますます拡大する経済格差

資本主義社会は競争社会であるから必然的に格差が生まれる。 今日テレビを見ていたら、たまたまフランスから沖縄に移住してきた沖縄三味線(さんしん)の奏者が、沖縄は競争社会でなく、皆が助け合って暮らしているので、住みやすいのが何よりだと感想を述べ…

杖かステッキか

杖というと老人を思い浮かべる人が多いであろう。高齢化社会の日本では、どこへ行っても杖をついたり、シルバーカーを押したりしている老人を見かける。 杖は老人の友のようなものだが、若く見せたいためか、時々転ぶようになっても、杖を嫌がる人もいる。若…

アメリカだけは何をしても良いのか?

テレビのニュースを見ていたら、アルカイダのビン・ラディンの後継者であるアフガニスタンのザワヒリ氏をアメリカが殺害したと報じられた。カブールの自宅にいるのを確かめ、バルコニーにいる時にドローンを使って殺害したという。 一緒にテレビを見ていた人…

「お元気ですね」

七十五歳を超えて、いわゆる後期高齢者の分類に入れられる頃にでもなると、いつまでも若い積りで来た人も、嫌でも老人を意識せざるを得なくなって来るようである。若い時はこうだったが、いつ間にか歳をとって、もう若い時のようにはいかない。歳並みにしな…

ピカ・ドン

今「ピカ・ドン」と言ってどれだけ通じるだろうか? ピカ・ドンとは原子爆弾投下による悲劇のことである。1945年8月6日午前8時15分、アメリカ空軍のB29爆撃機によって、原子爆弾が広島市の上空から落とされ、語り継がれているように何十万人という市民の命…

私の趣味の会

現役の病院勤めから退いた60代から、少し時間的にゆとりが出来たので、色々な趣味に手を出すようになった。 もともと子供の時から落書きをしたり、ちょっとした物に手を加えたり、作ったり壊したりして、悪戯をしては、また「てんご」しているとよく怒られ…

Post SUN77展-2

前回2021.09.25 30年以上も続いてきた写真の同好会SUN77が会員の高齢化で、とうとう解散になってから早くも3年になる。折角、撮り溜めた写真も沢山あるし、昨年秋に、一人でPost SUN77展としてここに並べてみたので、その続きとして、今年はPostSUN77展-2と…

日本の危険な道

日本が敗戦によってアメリカの従属国になって、今年でもう77年が経過している。その間、まるで徳川幕府に従ったその時代の町人のように、アメリカに全面的に従いながらも、そのご機嫌を伺いながら、アメリカに押し付けられた平和憲法のお陰で、時には怒られ…

映画「ベイビー・ブローカー」

「万引き家族」などの数々の名作映画で、今をときめく是枝監督が韓国へ行って、映画「パラサイト」の主演ソン・ガンホなどと作った韓国映画「ベイビー・ブローカー」が宝塚のシネ・ピピアに来たので早速見に行った。 カンヌ国際映画祭でコンペティッション部…

未来への希望

戦後のニヒリズムを体験させられて来たからであろうか、それとも歳をとった為であろうか、現実の世界を見ても、がっかりさせられるような事ばかりで、いよいよ最近は昔のように人類の未来への希望が持てなくなって来た感じである。 資本主義社会の矛盾はます…

九十四歳の誕生日

本日、7月24日で満九十四歳になる。気がついたら、もうこの歳になってしまっていたという感じだが、ここまでよく生きて来たものである。父が九十四歳で亡くなっており、長命だったなあと思ったものだったが、私もいつしかその歳になってしまった。 仲の良…

昔の新聞紙

今では各家庭に配送され、読まれた後の古新聞は、折り畳まれ、積まれて、各家庭で一定期間保存された後、ゴミの日に収集されて、処理され、家庭で古新聞紙が何かに利用されることは殆どなくなってしまった。しかし、昔の新聞は、その記事の内容だけでなく、…

安倍元首相の国葬に反対する

安倍元首相が奈良で銃撃死されてから早1週間を過ぎたが、現場には未だに弔問客が後を断たないという。岸田首相は先日の記者会見で、秋に安倍元首相の国葬を行うと言っていた。 国葬については、戦後新憲法とともに法律の定めはなくなったままであるが、吉田…

酔生夢死

最近家にいることが多くなり、ぼんやりと庭などを眺めていると、ふと酔生夢死という言葉が頭に浮かんできた。 酔生夢死(すいせい・むし)を辞書で引いてみると、「何もせずに、むなしく一生を過ごすこと。生きている意味を自覚することなく、ぼんやりと無自…

安倍元首相銃撃事件の謎

この度、奈良県の近鉄大和西大寺駅前で、元首相の安倍晋三氏が銃撃により殺された事件は世間に大きな衝撃を与えたが、それについての各新聞の報道を見て驚かされた。朝日、読売、毎日、日経、産経、東京の各新聞社の一面のこれについての見出しが、まるで誰…

人口減少は悪か

戦前は人口が多過ぎるのが問題であった。子供の頃に、世界地図で小さな日本列島を見せられて、こんな小さな島国で7千万人もの人間(当時の日本の人口)が食って行けるはずがないだろうと言われたことを覚えている。実際、当時の日本はまだ貧しく、国の財政…

語漏症

時々電車の中や道路でも、独り言を口にしている人を見かけることがある。多くは自分では意識していないのに、言葉が自然に口から出ている様である。 「ヨイショ」と言ったような掛け声だったり、「ああ綺麗だな」とか「ああ良い気持ちだ」などと感嘆した時な…

アメリカからの安倍首相暗殺の第一報

7月8日の昼頃から夜までは、奈良県で参議院選挙の応援演説に来ていた安倍首相の暗殺事件が起こり、テレビも新聞や他のメディアも、このニュースで一日中持ちきりであった。犯行の動機など詳しいことはまだわからないが、犯人が元首相の政治的な動向などと…

軟着死

若い人たちの間では、よく「死の恐怖」「死が怖い」「死を恐れる」などと言われる。確かに、まだ将来のある若い人の死は殊の外、哀れである。本人にとって、死は予期しなかった生の中断であり、絶望である。死が生の必然の結果であることがわかっていても、…

早朝の散歩 ヒメジオンの当たり年

まだ6月だというのに、天気予報では連日のように30度を超える気温が示されている。それも体温と同じ36度などという異常な高温が、当たり前のように告げられているのが恐ろしい。 これまでは、朝食など朝の行事を済ませてから散歩していたが、もうこれだ…

電力不足、原発電源再開せねば???

この春頃から政府は急に東電管内の電力需給状況が逼迫しているからと、緊急情報を出したり、この2−3日は、異常とも言える温度の夏の到来に合わせて、東電管内では電力需給が切迫しているので、クーラーや冷蔵庫の温度設定を上げて節電に協力するようテレビ…