2021-01-01から1年間の記事一覧
田舎に馴染みの少ない私でも「うね」は畑で作物を育てるために盛り上げられた長い長方形の部分を指し、畝と書き、「あぜ」とは水田などで水が貯まるように周囲を高くした田の境界となる小さな狭い土手のような部分を指すもので、漢字は畦として覚えてきた。 …
映画「Father」を見た。かっての名作「羊たちに沈黙」の主演のアンソニー・ホプキンスが、歳をとって今や81歳だとか。その彼が同世代の認知症の老人を演じ、娘役のオリヴィア・コールマンとともに賞をもらった作品だそうである。 昔からの自分のフラットに…
1)コロナの検査、PCRをどうしてもっと増やさなかったのだろうか。 2)日本ではどうしてこんなにコロナワクチン接種が遅れたのだろうか。 3)緊急事態宣言まで出していて、多くの人が反対しているのに、何故オリンピックを強行しなければならないのか。 …
6月23日は沖縄の慰霊の日である。もう67年も前に沖縄はアジア・太平洋戦争の最後の激戦地となり、日本側18万8136人(うち県出身者12万2228人)、米側1万2520人の計20万656人が戦死した(県発表)。 鉄の暴風と言われた如く、海を埋…
コロナの感染が拡がっている中で、どうしてオリンピックをしなければならないのか、政府は国民にはっきり説明しなければならない。 感染を抑えるために、折角、国民が人流を減らし、三密を避け、マスク着用、手洗いなどを励行し、逼迫した医療を何とか持ち堪…
今世紀の初めの9.11事件を過ぎた頃までは、アメリカが世界を支配するごとくで、国連を牛耳り、イラク戦争もアフガニスタン侵攻も、一方的な論理で、アメリカの思いのままに進められてきた。アメリカはいつまでも世界の指導者であるかのようであった。 しかし…
現役で外来診療をしている頃には、毎年冬になると、12月頃と、2月の末頃か、一冬に2回ぐらいは必ずと言っても良いほど、風邪を引いたものであった。 風邪で寝込むようなことは滅多になかったが、喉が痛かったり、鼻水が出たり、くしゃみや咳が止まらなか…
言わずと知れた、今回イギリスで開かれたG7での写真である。TwitterかFaceBoookに誰かが載せていたものである。他にも同じような首脳らが集まっている写真もいくつかあったので、多くの人が見ておられることだろうと思う。 ところが、どの写真を見ても、我が…
地球温暖化と言われ出してから、もう何年も経ってしまっている。実感としても、ここ2〜3年の夏の暑さはもう他人事ではない。毎年夏になると、熱中症で死ぬ人が後をたたない。学校で熱中症で倒れる生徒がいるかと思えば、老人は、家の中にいても、熱中症に…
名古屋の入国管理施設でスリランカ国籍のウィシュマ・サンダマリさんが今年に3月に亡くなった。まだ33歳で、来日して学校に通っていたが、退学したからとかで在留資格がなくなり入国管理施設へ収容されていた。 ところが収監中に体調不調を訴えていたにもか…
二年振りとかで、国会で党首討論が行われた。ところが討論会というのに、時間が全部でも45分しかない。割り当てられた時間は、立憲民主党が30分だが、後は維新5分、国民民主5分、共産5分に過ぎない。5分で終わる討論などありえない。夫婦喧嘩でも5分で…
政治は言葉で行われるものである。政府は何をするにしろ、もっと国民に説明すべきであろう。菅首相は就任早々国民に「自助、共助、公助」を説いただけで、その後は、学術会議議員任命問題については、6名を拒否した理由について何も語らず、また最近では、…
新型コロナウイルスへの懸念で、中止論が高まっている東京五輪を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が、五輪開催を実現するために「われわれは犠牲を払わなければならない」と述べたのが問題になったが、それに続いて IOCの幹部からも、「緊急…
この国では、以前から弱者に対する思いやりが薄く、自己責任論が幅を利かせているきらいがあるが、菅首相までが就任早々「自助、共助、公助」というものだから、ますます自己責任論で弱いものいじめをする人が増えて来たような気がする。 先日、新聞を見てい…
コロナが流行し、緊急事態宣言まで出ているので、感染も怖いし、長らく大阪までも出かけていないが、先日、久しぶりで映画を見に行った。宝塚近くのミニシアターで、大阪とは反対方向なので、電車も空いているし、朝一番なら、映画館もそれほど混んでもいな…
昨日、清荒神清澄寺まで散歩しての帰り道、今時珍しい一本歯の高下駄で歩いている人を見かけた。今では下駄で歩いている人など、もう殆ど見かけないし、ましてや高下駄で、しかも一本歯とくれば、もう立派な絶滅機種なので、思わず懐かしく感じた。 我々の若…
いつの間にかオリンピックまで、もう後50日しかない。普通なら、世界の祭典を盛り上げるため、聖火リレーを初め、色々なことが企てられ、盛り上がりを見せ始める頃であろう。 しかし、折角のこのオリンピックを妨げる問題は、昨年来のコロナの流行である。…
私の父は90歳を超えた頃から時に「曾孫がいないのが寂しい」とこぼしていた。どうも友人の話などから大勢の孫やひ孫に囲まれた話を聞いて、我が家の現状では、子供が五人もいるのに孫が少なく、ひ孫が一人もいなかったことを嘆かわしく思っていたのであろ…
オリンピックまで、もう2ヶ月に迫っているのに、コロナの流行はなかなか収まりそうにもない。全国10の府県に出されている緊急事態宣言も、6月20日まで延長されることになった。 そんな中で、政府は今なお、オリンピックは無観客になっても、やろうとして…
5月25日、ようやくコロナのワクチン接種の予約が取れた。 4月末から高齢者向けの接種の予約が始まったが、最初の時も、5月初めの2回目も、受付が始まるや否や、すぐにパソコンでの予約も、電話も繋がらなくなり、たちまち満杯になり、予約出来なかった。 …
近年になって、この季節になると毎年思うことがある。昔から四季と言われて来たが、最近はどうも春や秋の気持ちの良い季節が短くなってしまって、冬から夏へ、夏から冬へと季節が急転して、まるで四季が二季なってしまったような感じである。 例年、桜が終わ…
新聞やテレビで、新幹線の運転手が運転勤務中に急に腹痛を起こし、我慢出来なくなって、三島あたりを走行中に、5分間だったか席を離れ、その間、列車がそのまま走っていたことが問題視されていた。幸い事故にもならず、乗客にも何の影響もなかったが、考え…
安倍晋三前首相の時から、屡々大臣の漢字の読み違えが指摘されてきているが、安倍首相ばかりでなく、多くの大臣が変な漢字の読み方を繰り返し、「事前に原稿をチェックをしないのは世の中を舐めているし、伝統文化や日本語に対する尊崇の念もない。母国語を…
下の弟が死んだ。もう90歳を超えていたので、天寿を全うしたと言ってもよいのではなかろうか。東京に住んでいるので最近はたまにしか会えず、電話で話すぐらいのことであったが、10年ほど前からパーキンソン症候群にかかっていて、最近次第に衰弱して行って…
昨年9月に菅氏が首相になった時、「菅氏はどう見ても、番頭であって主人の器ではない。」と書いたが、その後のこれまでの経過を見ても、益々、それが明らかになって来たように思われる。 官房長官時代の記者会見の時の様子からも、それは伺われたが、首相に…
菅首相の内閣官房参与をしている高橋洋一氏が、5月9日午前に、このコロナ禍の中でのオリンピック開催について、Twitterで「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と発信したのが問題になっている。 ネットでは「亡くなられている方も…
最近の電車の網棚は殆ど全て、網の棚ではなく、半透明のプラスチック板で出来た棚になっているが、昔は皆、太い丈夫な緑色の紐を編んだ文字通りの網棚であった。今では、長距離列車などは別として、郊外電車や都会の地下鉄などでは網棚はあまり利用されてい…
世界で一番戦争をしている国は何処か知っていますか?誰もそんなことはあまり考えたこともないので、すぐには分からない人もいるかも知れないが、少し考えてみたらすぐにわかるであろう。言うまでもなくアメリカである。 そんなことを調べている文章があり、…
新聞によれば、今年の3月6日、2017年にスリランカから留学生として来日していた女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が名古屋の入国管理局の収容中に死亡した。毎日新聞が関係者から入手した、緊急搬送された時に病院で受けた血液検査やCT検査の結果…
オリンピックは7月23日から8月8日と決まっているから、もう2ヶ月半しかない。ところが、今なお、コロナの流行が猖獗を極め、各地で緊急事態宣言が出され、大阪では最早重症になっても病院にも入れず、自宅や待機施設で亡くなる人まで何人も出ている。医療崩…