2020-01-01から1年間の記事一覧

裸足の感触

先日箕面の滝まで行く途中のこと。道端で、おじいちゃんと3〜4歳ぐらいの孫が揉めていた。一緒に滝まで来たのだろうが、孫の運動靴が足に合わなかったのか、孫が途中で足が痛いと言い出して、おじいちゃんが困っていた。 それまでにも、おじいちゃんと孫の…

貧しくなった日本

安倍首相が退陣を表明してから、安倍政権の7年8ヶ月振り返る記事が新聞などに出ているが、それらの中に「普通の家庭」が貧しいと感じるようになったと書かれているのがあった。 人々の実質賃金は増えず、消費税は5%から二度も上がり、10%になった。医療…

安倍首相の辞任

漸く辞めてくれた。普通なら一国の首相が体調を崩して辞めたということなら、「お疲れ様でした。お大事に」というべきところであろうが、これだけ国民を苦しめ、国をめちゃめちゃにした首相に礼を言う積りはない。 本来なら、辞めさせなければいけないところ…

ハナビリウム

今年の夏は、コロナのパンデミックの影響で、何処でも花火大会が中止となり、例年の夏の催しがなくなって、人々をがっかりさせている。それを補う意味かどうかは知らないが、各地のプラネタリウムを利用して、打ち上げ花火を真下から見上げる映像が楽しめる…

玉砕を辞書で引く子

例年8月は広島、長崎の原爆記念日、15日の敗戦の日などがあり戦争についてのニュースや記事が多くなる時であるが、最近の朝日新聞の俳句欄に "玉砕を辞書で引く子終戦日” という句が載っていた。これを見て、つくづく時の流れ、時代の変化を感じざるを得…

戦前の日本の思い出

戦前の子供の頃の日本はまだ貧しい国であった。東北地方は毎年のように冷害に苦しめられ、娘を売らねば生きられない小作人たちも多かった。日本の人口は当時7千万人と言われていた。今よりはずっと少なかったが、それでも、こんな小さな島国で、こんなに沢…

琉球新報の社説

琉球新報の今年の敗戦日直後の社説である。先に、日本がに未だにアメリカの属国であり、主権国家として決めるべきことを決められないことについて書いたが、この問題が最も顕著に出ているのが沖縄であろう。たまたま、この社説を目にしたので、ここに再録し…

コロナから逃げる政権

台湾が7人、韓国が31人、日本が1534人。この原稿を書いている8月1日に発表された、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数である。台湾の7人中6人、韓国の31人中23人は海外からの渡航者で、実質は台湾は1人、韓国は8人である。 タイは2人…

アラビア砂漠並みの日本の夏

浜松では、昨日だったか、最高気温が41.1度だったそうである。体温より暑いどころか、体温が41度もあれば、それだけでも超高熱でもう重症である。 我々の子供の頃には、夏がいくら暑いと言っても、せいぜい31度台ぐらいまでで、30度が一応の目安で、「今日は…

日本はいつ独立国家になれるのか

今年で戦争に負けてから75年も経つ。もう戦争を実際に体験した人も殆どが故人になってしまった。戦争を知らない人でも、もう後期高齢者になる。 それにも関わらず、情けないことに、未だに日本はアメリカの属国である。日米安保条約によって、アメリカ軍が…

敗戦から75年

今日は8月15日。敗戦の日である。いつに間にか、もう75年も経ってしまった。若かったが、それまでの私の全ての基礎であり、それによって生きて来たすべてが失われた日であった。 敗戦の前頃までには、毎日の生活の中でも、日本がいよいよ追い詰められて…

子供の頃の家での生活

子供の頃にあったものを思いつくままに並べてみたが、沢山あっても、それぞれがそれぞれに色々な思い出に繋がっている。それも思いつくままに適当に拾い上げて書いてみよう。 今住んでいる家は、親が死んでから立て直した家なので、母親用に造ったほぼ独立し…

こどもの頃に身近にあったもの

先日、「 もう二度と味わいたくない言葉」として、戦前戦後の言葉を並べたので、今度は、私の子供の頃に身の回りにあったものの名前を思い出しながら並べてみた。もう70年から80年以上も前の日本の庶民の生活に用いられたものである。いつの間にか、もう…

PCR検査はなぜ増えないのか

中国や韓国はコロナ対策として、初めからPCR検査を大規模に徹底してやって、見事にコロナ感染の拡大防止に成功した。初動に失敗して、世界一の感染国になったアメリカも今は大々的にPCRをやっている。アメリカにいる娘もただで検査を受け、陰性だったそうで…

もう二度と味わいたくない言葉

以前、いつだったかの新聞の声欄のような所に、表題にように、戦中、戦後によく使われていた言葉を並べていた人がいた。ひょっこり、その新聞の切り抜きが出てきたので、適当に私なりの言葉を加えたり、省いたりして、ここに書き留めておきたい。 日中戦争の…

治った”脊椎管狭窄症”

先に書いたが、私は昨年の10月の末から、”脊椎管狭窄症”になり、間歇的跛行といって、休み休みでなくては歩けなくなり、もっぱらシルバーカーなる歩行器に頼って歩いていたが、最近、思いもかけずに回復し、また以前のように歩けるようになった。 90歳を…

私の見た広島の原子爆弾

また8月6日がやって来る。いつの間にかもう75年も経ってしまったが、未だに、つい先日のような気さえする。当時のことを知る人も殆どいなくなったので、参考までに私の細やかな体験を記しておこう。 私は当時、広島から約20Km南にあった、江田島の海軍…

この国は大丈夫なのかな?

こんないい加減なことばかり続いて、この国は大丈夫なのかな?最近、本当にこの先どうなるのだろうかと心配になることがある。 コロナが流行するようになってからだけ見ても、先ずは象徴的なのがアベノマスクである。現在、この小さな布のマスクをしているの…

視覚障害者の駅のホームからの転落を防ごう

去る7月26日の午後、東京 のJR阿佐ヶ谷駅で、ホームを歩いていた視覚障害者の男性が線路に転落し、ホームに上がろうとしたが、間に合わず、進入してきた電車にはねられ、死亡するという事件がまた起こった。 国土交通省によると、平成30年度の1年間に起き…

ALSの女性の「安楽死」

私の誕生日である七月二十四日の新聞の一面に、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性の安楽死で医師が二人逮捕されたことが出ていた。 過去にも何回か、終末期医療を巡って、安楽死が問題になったことがあり、今回はどういうことかなと思って見たところ、今回の…

どうなるGo To キャンペーン

政府はコロナが流行しだして、オリンピックが中止になり、緊急宣言が出された頃からGoToキャンペーンと銘打って、コロナによる経済損失を一気にV 字型に回復させるという大掛かりな対策を企画した。 ところがコロナ流行を軽くみていたのではないだろうか。緊…

光陰は矢より速し

若い時から過去を振り返ってみた時には、いつも「光陰矢の如し」といわれる如くに、年月がいつしか経ってしまったことを感じたものだが、歳をとるとともに、時が経つのが、まるで加速度がついてくるかのように速くなる。 歳をとると、若い時のように日々の新…

我が家のズーム・チャット

コロナのおかげで、日本でもインターネットのアプリである”Zoom”で、離れた所にいる何人かが一緒に会議をしたり、お喋りをしたり出来るようになった。我が家でも、娘が世話をしてくれて、時々家族の皆が集まって、Zoomでお喋りをしている。 娘や孫たちが皆海…

Go To Hell

Go To キャンペーンはコロナ(Covid19)による経済の落ち込みからのV字型回復を狙って計画されたもので、そのうちのGo Toトラベルは コロナ蔓延で被害を被った観光業を助けようとするもので、全国旅行業協会所属の旅行社を通じて予約すれば、旅費や宿泊料の…

日本はやはり米国の植民地か

コロナのパンデミックで各国が他国からの入国を拒否し、日本でも、殆どの国からの入国を拒否をしてきた。国外からの人の流入に伴う、コロナの感染を防止するためで、国民を感染から守るための措置である。しかし、日本ではそれに大きな抜け穴があるのである。…

マスクをするか、しないか

コロナのパンデミックのお蔭で、マスクが大流行りである。ひと頃、ドラッグ・ストアでも、マスク売り場の棚だけが空っぽの状態が続き、国会でもマスク不足が問題となって、アベノマスクが国から配られたりしたが、それがまた問題を起こしたことは皆の記憶に…

閉じ込められたウサギ小屋

従来から都会の日本の家は狭くて「うさぎ小屋」だと揶揄されてきたが、最近の新築の家を見ると、益々その感が強くなる。不動産屋さんの話によると、地価が高くなったせいもあるが、最近の若い人の考え方では、夜帰って寝るだけだから、庭は手入れが面倒だか…

夢に出てきたコンピューター

嫌な夢を見た。パソコンで何か自分のお金で、何か買い物か、送金だか分からないが、兎に角、お金の操作をしていた。パソコンの操作に慣れていないし、お金を扱っているので、殊の外慎重に、一つ一つポツポツとキーを押しては、次の操作の指示を見て、また打…

優生保護法による不妊手術被害者に救済を!

旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、東京都の北三郎さん(77)=活動名=が国に3000万円の国家賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、請求を棄却した。 原告は57年に強制的に不妊手術を受けさせられた。原告側は、手術は憲法13…

歳による老いの感じ方

成長は必然的に老いを孕むものだから、人は成長するにつれて、必然的に老いの兆候がやって来て、それを感じさせられることになるのは止むをえないことであろう。 35〜40歳ぐらいにでもなると、自分ではまだ若いと思っていても、遅かれ早かれ、老いの兆し…