2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「蛍の光」の4番

6月21日付の朝日新聞のSNS「朝ニュースレター」に「蛍の光」の唱歌のことが載っていた。 今はどうか知らないが、長らくどこの小学校の卒業式でも、必ずと言って良いほど歌い継がれてきたこの歌と、大日本帝国の歴史との関係を、早稲田大学名誉教授の大日方純…

傍若無人なアメリカ

アメリカは宣戦布告もなく、イランの核施設3ヶ所だかに攻撃を加え、地下深くにある施設をも、アメリカにしかない特殊な爆弾で破壊したという。 誰が見ても明らかな国際法違反である。国連でも中国やロシアなどが非難決議をしているのは当然である。新聞によ…

沖縄戦、戦場が向こうからやって来たのだ。

6月22日の朝日新聞を見て驚いた。戦後80年の特集記事で「沖縄戦 住民はなぜ戦場へ」と見出しにあるではないか。記事の内容は住民たちは逃げる手もあったであろうに、なぜ軍隊に協力して戦場へ行ったのかという疑問に対して、『疑わなかった「お国のため」に…

沖縄慰霊の日

6月23日は沖縄の決めた「慰霊の日」である。沖縄戦の戦没者の霊を慰め平和を祈る日として、1961年琉球政府が制定したものを引き継いできたものである。 沖縄戦で亡くなった多くの人々の霊を慰めるとともに、過酷な歴史の風化を止めて記憶を継承し、二度と…

原発事故は誰が責任を取るのか。

原発事故は誰が責任を取るのか。東北大地震という自然災害によるもので、原発事故も避けられなかったものだったのであろうか。東京高裁の裁判が、地裁の東電の経営者の責任を認め、13兆円だかの賠償を命じていた決定を覆し、この巨大地震の津波対策を経営陣…

レボレードと共に

昨年の春のことである。ある朝、起きて服を着替えようとしてパジャマのパンツを引き下げた時に、突然、発見して驚かされたのが始まりであった。 すでにこのブログにも書いたが、コロナワクチンの副作用かどうかわからないが、それこそ見事に両太腿前面に広範…

バナナを食べなかった父

「南方の戦場を思い出すからと死ぬまでバナナを食べなかった父」という歌が朝日新聞の「歌壇」に載っていた。南方というだけでは太平洋の孤島なのか、大陸なのかは分からないが、補給が続かず、餓死が兵士の最大の死因だった南方派遣の日本兵の食糧事情は恐…

飢餓の時代を忘れるな!

今回の米騒動に出くわして戦中戦後の飢餓の時代を思い出した。米の配給は一人当たり2合3斥、これでは食っていけないので、あとは各自で適当に補えというのである。小学校の校庭などは、どこも掘り返されて畑となり、サツマイモやカボチャが植えられた。法を…

 新弥生時代を作ろう

2〜3年程前に、このブログに「新弥生時代の始まり」という文章を書いたが、やはり今後この国が発展していくためには、如何にうまく移民を受け入れて、新しい日本人を育てていくかに注力すべきではなかろうか。 政府は未だ、移民を基本的に拒み、人手不足で…

衣替え

いつ頃までだったであろうか?日本では昔から社会的に「衣替え」と言う風習があり、明治以降も警察官や公務員、学校の生徒、銀行の女性店員などといつた制服組はそれを踏襲して、衣替えを守ってきた。多くは6月1日から皆が一斉に夏服に着替え、10月1日…

死亡が希望に

この二、三年、老人性難聴になって、よく聞き違えをするようになったことについては既にこのブログでも触れたことがある。テレビでハッピを着たおじさんが「狭いから、狭いから」と言って踊っているので、何が狭いのかと思ったら、「狭いから」ではなく、「…

行けぬ?行かない?大阪万博

1970年の万博の時は、戦後の復興が進み、千里のニュータウンの開発も順調で、経済の発展も素晴らしく、人々の生活も豊かになりつつあり、将来の夢も描き易い時であった。 近くの北千里に住んでいたこともあり、子供もいたので、それ、太陽の塔だ、アメリカ舘…

大横綱をいびり出した相撲協会

大の里が横綱になって、久しぶりの日本人の横綱ともてはやされているが、果たして日本の相撲は今後も発展していくであろうか。大の里横綱誕生と同時に、白鵬・宮城野親方の退職が伝えられる。平成以来の横綱のうち、現役に豊昇龍、大の里を除けば、その間の…

仕方がなしに医者になり

近頃は医者になろうとしたら大変で、頭が良くて、経済的にも恵まれていないと、なかなか医者になるのも難しいようだが、私の場合は、まだ戦後の混乱が残っていた世の中だった事もあり、他に選択肢がなかったので医者になったようなものである。 1928年に生ま…

エコノミー切符で太平洋をビジネス席往復する

娘たちも孫も家族が皆アメリカに住んでいたので、80歳台の頃まではよくアメリカへ行ったものだった。いつも女房と一緒に行っていたが、一度、仕事の都合で女房が先に行って、日を変えて、後から私が行くことになったことがあった。 女房はいつものようにエ…