2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧
テレビで戦前から戦畤にかけての映像をカラー化したものを放送していた。ヒトラーが総統になり、ナチス党が盛大な式典を繰り拡げ、無数の民衆が集まって、皆がナチス式の敬礼をしながら、ハイル・ヒトラーと叫んでヒトラーの演説に聞き入っている様を久しぶ…
人は誰しもいつも色々なことを考えながら動き回っているものである。しかし、考える内容は人によりその時々により千差万別である。若い時は、次にしなければならない仕事の段取りを考えながら動いていることが多い。始めにこれをやって、次にこれをする。あ…
今年は誕生日がくれば私は九十七歳である。女房もこの三月初めには九十一歳を迎える。最近、上の娘の老人保険証が送られてきてびっくりしたが、誕生日が天皇と一日違いなので、もう六十五歳、もう高齢者の仲間入りである。まだまだ若いと思っていた下の娘も…
孫崎 享 @magosaki_ukeru · 1時間 安倍殺害。異常なのは全紙が完全に情報統制下。そして山上が殺害に誘導。介入なしに全紙見出しが同じという事が起こるはずがない。介入せざるを得ないものがあった。 SNSでこんなのを見た。確かに変である。全ての大新聞の…
子供の頃は成長とともに、それまで出来なかったことが出来るようになり、喜びを感じたものであった。鉄棒で逆上がりが初めて出来た時の喜びや、初めて3段の跳び箱の馬跳びに成功した時の喜びの感触は、今でも微かに思い出せる。 それまで出来なかったことが…
平野啓一郎の小説の映画化。以前読んで書庫にある本の映画化だったので、映画を観た後、本を読み返してから感想を書こうと思っていたら、小説を読み返すのが遅くなり、いつの間にか時間が経ってしまい、映画の印象もすっかり薄くなってしまった。それに小説…
1期目にトランプ氏が大統領と決まるや否や、安倍元首相がすぐにアメリカへ飛んでいって大統領就任前に面会し、ゴルフなどを通じて親密になり、日米関係をうまく維持出来たこともあり、今回もそれに倣って石破首相も早速に就任前にも、トランプ氏に会おうと…
(朝日新聞2025.01.23.ーオピニオン欄) 朝日新聞に「語り継ぐ戦争」という読者の声の欄があり、戦時中の色々な思い出を語り継ぐようになっているが、そこに載っていた文を転載しているのを偶然SNSで見た。 旧大日本帝国の軍隊では、ここの書かれているよう…
大阪は雪の少ない地方である。それでも私の子供の頃は、雪合戦をしたこともあるし、雪だるまを作ったこともある。年に一度や二度ぐらいは真っ白な雪景色を見たものであった。 ところが近年は地球温暖化の影響なのか、めっきり雪が減って、雪景色も珍しくなっ…
朝の新聞の折り込み広告に最近はやたらと葬儀屋の広告が多くなった。老人社会で死者が多くなったためであろう。今朝の葬式屋のチラシには「家族葬2日プラン」「同1日プラン」などに加えて、最もシンプルな形を顧望される方のためのプランとして「火葬のみ…
『人生でいちばん良かったこと問われ「終戦」と言う百寿者あまた』(一月二十六日、久留米市 塚本恭子)と言う句が新聞に載っていたが、もう百歳に近いと言っても良い私にはどうしてもしっくりしない感を拭えなかった。 確かに私にとっても、終戦ではなく敗…
私が仕事を完全に止めたのがコロナが流行り出したのと同じ時なので、もう五年にもなる。当時91歳の暮であった。丁度その頃、急に間歇性跛行が起こり、それまでのように歩き回れなくなったのと前後して、コロナであまり外に行けなくなった。それに、年齢も…
物心のついた頃からこれまで、戦後の混乱もあったが、何とか食い繋いでこの歳まで生きてこれた。しかしいつも同じように食事をしているような気がしているが、その内容もいつしか変わってきてしまっている。 家庭での食事に限ってみても、食べる物の内容も肉…
私の子供の頃はまだエアコンもなかったし、家も昔風の日本家屋が普通だったので、隙間風も多く、冬は家の中でも結構寒かった。それが普通だった。 そんな中で主婦は洗濯も水仕事をもしなければならなかったし、トイレが外にしかない農家などさえあった。それ…