2019-01-01から1年間の記事一覧

隠岐旅行(1)

隠岐へ2泊3日の旅行で行ってきた。 もう十年以上も前になろうか、ギリシャへ旅行した時、エーゲ海のサントリーニ島を訪れてから、島の成り立ちが火山で構造的に似ている隠岐に興味が湧き、一度行ってみたいと思っていたが、そのままになっていた。 ところ…

多様化する日本人

近頃、街に行ってつくづく感じるのは、この半世紀ですっかり人々の様子が変わってしまったことである。一言で言うならば昔と違って、最近の日本人は、同じ日本人と言っても、昔と違って随分体格が立派になり、しかも多様になったような気がする。服装なども…

帽子

中年になって、もともと薄かった髪がいよいよ禿げだしたので、帽子を被ることにした。まだ子供が小学生の頃であったと思う。家族でデパートへ行った時に、中折帽を買おうと思って、色々と選んでは鏡を見てどれが似合うか見たが、どれを被っても皆が口を揃え…

あまりにもまずいのではないか?日本の外交

私は政治家でもないし、国の外交に詳しいわけでもない。しかし素人の一般庶民の目から見ても、最近の安倍内閣の外交の不味さには、こんなことで本当の良いのかと心配したくなる。 安倍首相は、国会の追求から逃げて外国へ行っていると言われるぐらいに、これ…

映画「新聞記者」

東京新聞の望月衣塑子記者の書いた「新聞記者」という本に触発されて作られたフィクション作品の映画である。 監督はまだ三十二歳の若い人で、元々は新聞もほとんど見ない政治には関心がなかったが、この映画のプロデユーサーである河村光庸しの話を聞いてか…

韓国への嫌がらせはやめて、もっと堂々と振舞って欲しい。

新聞によると、政府は1日、半導体製造などに使われる化学製品3品目の韓国向け輸出手続きを厳格化すると発表した。輸出契約ごとに政府が審査・許可する方法に切り替え、事実上輸出を制限する。今後他の品目にも制限対象を広げる方針で、半導体を主要産業とす…

トランプ大統領だけは伊丹から

大阪でのG20開催のため、世界の20ヶ国もの首脳が次々と関西空港から大阪へやって来た。警備のために、高速道路は閉鎖されるは、警察官は全国から3万人も集められるなど大変であったが、アメリカのトランプ大統領だけは他の首脳らと違って、伊丹空港を利用…

ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス

ドキュメンタリー映画の巨匠89歳のフレデリック・ワイズマンの「ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス」という映画を見た。こんな図書館のドキュメンタリーで、しかも途中で休憩の入る205分の上映時間の映画では退屈するのではないかと思ったが、さ…

クロッキー

もう30年ばかり続いているが、20〜30人ほどの仲間と池田で月に一度集まって、モデルさんを呼んで、ヌード・クロッキーを描く会を続けている。最近は2年に一回になったが、それまでは毎年一回ギャラリーで展覧会もしている。殆どが老人の集まりだが、女性…

天下の賊

朝日歌壇の投稿句に 「ことごとく民意をないがしろにして真摯に寄り添うトランプさんに」(近江八幡市)寺下 吉則 というのがあった。密かな多くの国民の思いがよく表現されているのではなかろうか。 沖縄の住民のそれこそ長年にわたる切実な思いに、事ある…

九十歳も過ぎれば・・・

いつの間にか90歳を超えてしまった。長く生きてきたものだが、年を取るとともに時間の流れが速くなるので、実感としては、瞬く間にこの歳になってしまった感じである。先日は娘の誕生日で、もはや来年還暦だと知って驚かされた。 それでもまだ元気で、少し…

サーミの血

万博公園の民族学博物館で「サーミの血」という映画を見た。民族学博物館が年に何回かやっている「みんぱくワールドシネマ」というシリーズの一環としての映画上映会であった。 サーミ人といってもわからないが、昔ラップランドと言われていたスエーデンやノ…

武器商人に乗せられるな

アメリカのトランプ大統領に乗せられて、日本は大量の武器を買うことになったようである。 政府は北朝鮮のミサイル問題で、北朝鮮の危険を煽って軍備増強を図っていたが、北朝鮮がミサイルを止め、アメリカと交渉を始めるようになると、今度は尖閣諸島や南シ…

8050問題

仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外と殆どの交流がない状況が6か月以上も続いた場合を引きこもりと言われるが、原因は様々で通常は10代後半から30代ぐらいの若者に多いとされていた。 しかし、こうした引きこもりはそのまま長期化しやすく、最近では厚生…

名前が出てこない

認知症でなくとも、物忘れは歳をとれば、多かれ少なかれ、誰にでも出てくるものである。中でも、一番早く出てくるのが、人の名前やその他の固有名詞ではなかろうか。 どこかで久し振りに知人にバッタリ出会ったとしよう。懐かしそうにお互いに挨拶を交わした…

老人の受難の時代

少子高齢化が進み、社会保障が破綻しかけており、政府は老人保険や年金の支払開始を遅らせ、定年を延長して、70歳まで働いて貰おうという考えが強くなってきた。70歳までは年金を貰うどころか、社会保険料も払わなければならないことになる。 それでも足…

東北アジア市民連帯行動

日本と隣国の韓国の関係は、戦時中の慰安婦問題や徴用工問題など、戦時中の植民地時代の問題が未だに尾を引いて、色々な問題が起こって、いつまでもトラブルが続いている。最近では先日書いたように、徴用工問題がこじれて、日本が経済制裁のようなことまで…

遺体?機体?

朝日新聞の6月7日の夕刊に上のような記事が載っていた。F35A機の墜落の関するものだが、読んで納得のいかないのは操縦士のの「遺体の一部」が発見されたというところである。 4月9日に海中深く墜落し、機密保護のためにもぜひ機体を回収したいところで、…

同じ国賓でもこうも違う

トランプ大統領が国賓として来日し、安倍首相がこの上ないサービスをして、ゴルフをしたり相撲を見たり、新天皇と宮中晩餐会をしたりして、安倍首相のやり過ぎに批判的な目もあったのはつい先日のことである。 そのトランンプ大統領は今度は初めて国賓として…

苺スプーン

苺スプーンって知ってますか?写真のようなものです。何処の家にもあって当然な食器の一つだと思っていたら、最近では知らない、見たこともないという若い人も多いと聞きびっくりした。 私がまだ小さかった頃、まだアメリカとの戦争が始まる前に、苺狩りに行…

国の嫌がらせ

新聞によると日本の厚生労働省は6月から養殖ヒラメなど韓国産の水産物を輸入する時の検査を強化するそうである。理由として、夏の食中毒に向けた衛生対策という。韓国産ヒラメに新たな問題が見つかったわけでもないのに何故だろうかと思ったら、福島原発事…

三陸鉄道

東北旅行で岩手県の三陸海岸で、久慈から普代まで三陸鉄道に乗った。 このリアス式海岸に沿って走る鉄道は、明治の時代から地元の要望によって少しづつ作られ、長い期間をかけてようやく全線が結ばれる目処がついた時点で、国鉄が解散し、第三セクターとなり…

従属国の接待

トランプ大統領が来日して、千葉で安倍首相が一緒にゴルフをした時の写真らしい。安倍首相の目はどう見ても、トランプ大統領のご機嫌を伺っている目付きである。 ゴルフだけでなく、経済界の首脳らと会見、大相撲見物、優勝杯授与、料亭での接待などをし、次…

五月の北海道で気温37.5度

地球の温暖化の影響か、昨年夏には酷暑が続き、少々へこたれた。熱中症も多く発生して社会問題にまでなった。ところが、今年は五月の初めまでまだ寒いと言って、朝早くまでまだ短時間ヒーターを入れたことさえあったのに、この2〜3日は急に高気圧に覆われ…

津軽・下北半島の旅

青森には何度も行っているが、その両側に伸びる津軽半島や下北半島にはこれまで行ったことがなかった。たまたま先日、丁度その両方を巡るツアーの広告を見たので、それに乗っかることにした。 始めは男鹿半島の男鹿温泉で「なまはげ」を見ることになったが、…

秋田新幹線「こまち」

東北は遠いのでどうしても飛行機を利用することになるが、今回はあるツアーに参加したので、大阪から秋田までJRで行った。東京で乗り換えて秋田新幹線「こまち」に初めて乗った。この列車は、東京からは東北新幹線の「はやぶさ」に連結されており、盛岡で切…

外国人労働者を大事にしよう

この四月から外国人受け入れの法律が変わって、今後大勢の外国人労働者を受け入れることになったようである。政府はあくまで移民には反対のようで、今までは技能実習生などという名前と実質が一致しない、言わば闇の形で外国人労働者を受け入れてきたが、人…

映画「主戦場」

「主戦場」という映画を見た。戦時中の「慰安婦問題」に関心を持った日系アメリカ人のミキ・デザキ氏が、関係する色々な人の当たって直接話を聞いて、実態を知ろうと試みたドキュメンタリー映画である。 監督、撮影、編集からナレーションまで全て一人でこな…

モノからコトへ

「モノからコトへ」というのは、主としてマーケッティングの世界で言われる言葉らしく、モノが豊かになり競争が激しくなったところでは、更にモノを売るには単にモノを売るだけでなく、人々が好みや楽しみを満足させるコトのために求める商品作りが必要だと…

気になる「令和」の字

先に新元号の「令和」を菅官房長官が発表した時、テレビで見ていて、「令和」の「令」の字が気になったので、その時のブログにも載せたが、最近見ていると「令和」の文字をそれに倣って書かれているものをしばしば見かける。 小さいことだが、初めて見た時か…