2018-01-01から1年間の記事一覧

安倍首相の単独訪問68カ国、但し、中韓は実現せず

8月15日の日経新聞によれば、安倍晋三首相は2012年12月に再登板してから「地球儀を俯瞰(ふかん)する戦略的な外交」を掲げ、5年8カ月間の外国出張の回数は平均で「月1回」ペースを維持し、訪問国数はすでに歴代最多の68ヶ国になるそうである。 これ…

山で転ばず、街で転ぶ

8月初めに立山に行って、室堂あたりの遊歩道ではあるが、結構アップダウンもある山道を2時間ぐらい歩いてきた。天気に恵まれ、久し振りの素晴らしい山の景色を満喫出来たが、歳が歳なので脚力も衰えているし、平衡感覚も鈍くなっており、足元もおぼつかな…

東京医大の入試における女子減点は女性差別であり詐欺類似行為である

最近の文部省の汚職事件で、官僚の息子に入試の便宜を図ったことから、東京医科大学の調べが進むうちに、同大学の入学試験で、以前から同窓生の子息には入試の点数に加算する便宜を図った来ていた前例があることが明らかになった。 おそらく同窓会から子息の…

65年ぶりの立山

立山は学生の頃、友達と初めて登った懐かしい山である。まだ戦後10年も経っていない頃で、まだ今のように登山がポピュラーな時代ではなく、従って登山道などの整備も進んでいなかった。 その後 黒部ダムが出来て、その見学に何人かで行ったことがあるが、…

八月はやっぱり特別な月

昨年もこのブログで八月は特別の月と書いたが、今年も八月になるとどうしても特別に過去を振り替えざるを得なくなる。もう73年も前のことになるが、今でも8月6日の原子爆弾、15日の、天皇の聞き取りにくいラジオ放送のあった敗戦日が、昨日のことのよ…

水道民営化の危険性

日本の水道は高度成長時代に整備されたものが多いので、最近は設備の老朽化が進み、先日の北大阪の地震でも水道管の破裂が問題になったりしたが、広範に設備の更新を進めなければならない時期に来ているのだそうである。 ところが水道は原則として市町村が経…

自分のいない世界

ある時、心斎橋筋の喫茶店に入った。二階の店の窓際の席が空いていたのでそこに座った。注文したものが来るまで何気なしに窓から外を見ると、心斎橋筋の人通りが見下ろせた。いつもの通り、相変わらず大勢の人々が行き来している。 商店街の人の流れは川のよ…

卒寿

この7月24日で丁度満90歳になった。卒寿というのは数え年で言うからもう既に昨年の正月に済ましている。何れにしても、ようここまで生きてきたものである。後は天命に委ねるばかりである。 こう暑い日が続くと、流石にバテ気味ではあるものの、この年に…

今度の災害で空襲を思い出す

西日本の今度の災害は地震のようにまったく予想もしていないところに突然起こったものではない。早い段階から気象状況の発表があり、現実に雨が降り始め、いつまでも大雨が続いて、これでは洪水の危険があるから厳重に警戒して下さいという警報も何度も繰り…

オリンピックは秋にするかやめるか。競技よりも人命が優先

ここのところ連日の猛暑で、この1週間に全国で熱中症による救急搬送数が22,647人にも及び、死者も65人も出たそうである。しかも40度を超えるような暑さがなお連日続いている。 この異常気象は日本だけでなく、世界中で例年にない異常気象現象が見られて…

第41回SUN77写真展

毎年一回私がグループで催しているSUN77写真展は、今年は去る7月19日から24日にかけての一週間、例年のごとく心斎橋のピルゼンギャラリーで行われました。今年も大勢の人たちに見に来て頂き、先ずはお礼申し上げます。 いつの間にかもう41回目、私がメンバ…

特別支援学級の外国人の子供たち

最近の朝日新聞を見ていると、愛知県や三重県などでの、ブラジルをはじめとする外国人労働者の多い地区における子供の特別支援学級に、外国人の子供が多くなったことが載っていた。ある統計では、日本人の場合、49,149人の子供に対し、特別支援学級に行く子…

早寝早起きも良いけれど

若い時は夜は元気で朝起きるのが一番辛かったが、歳をとるとともにいつしか早寝早起きの習慣となり、やがて夜は9時就寝が8時になり、7時半になって、7時のテレビのニュースが終わるともう就床ということになる、親戚関係や女房の友達などの間では、あそ…

地球の温暖化?

暑い!暑い!暑い! 大雨が続いて、西日本では各地で何十年ぶりかと言われる水害やがけ崩れで甚大な被害が起こり、その後片付けで大変なのに、今度は連日の猛暑で、昨日など二千人を超える人が熱中症で搬送されたそうである。 これまでは、暑いと言っても3…

映画「焼肉ドラゴン」

映画「焼肉ドラゴン」を見てきた。以前に見た映画「月はどっちに出ている」の脚本を書いた鄭義信(チョンウイシン)氏の原作で、戯曲、演出家として日本、韓国で舞台に乗せて、数々の賞に輝いた作品の映画化らしい。 扱っているのは、1970年の大阪万博の…

大雨による災害を予防する手はないか

今回の西日本の広範囲に及ぶ大雨による災害は思いの外ひどい被害を起こしてしまったようである。洪水や山崩れなどが起こった場所も多くの府県に及び、死者や行方不明者の数も三桁に達する。多くの家が潰され、田畑や家屋の浸水範囲も広く、広範囲の地区が泥…

タイの洞窟の少年たち全員救助される

認知症になっても喜怒哀楽の感情は失われないようで、そのために周囲の人たちがそれに振り回されて困ることもあるが、認知症でなくても、一般に老人になると理性面に対して感情面が出やすいことがあるのだろうか。 あるいはそんなことに関係があるのかも知れ…

能勢の浄瑠璃

大阪府の最北端にある能勢町には昔から受け継がれてきた浄瑠璃があると聞いていたが、先日初めてその浄瑠璃を見てきた。 実際に行くまでは、大阪といっても山の中の昔からの純農村地帯なので、どこかで見た田舎の藁屋根の芝居小屋でもあって、建物の前の広場…

雨止まず

雨止まずあちこち氾濫地獄絵図 関西ではなく関東のことではあったが、今年は例年よりも22日も早く梅雨明けしたというニュースを聞いて驚いていたら、そのすぐ後の3〜4日前から日本中がずっと濃い雨雲に覆われ、強い雨が降り続き、一向に止まないどころか…

負けてよかった

このところ新聞もテレビもサッカーのワールドカップ一色と言っても良いぐらいだと書いたが、今回は日本チームが予選を勝ち抜いて2年ぶりに決勝トーナメントにに進出したので、これまでになく熱が入ることになったのであろう。 日本チームが勝ち進むのは嬉し…

サッカー狂い

このところ新聞もテレビも、どれもこれもサッカーのW杯ロシア大会で持ちきりである。日本が決勝トーナメントに出ることが決まったので、日本が負けるまでは報道もますますエスカレートいていくことであろう。まだ試合が始まる前日に選手が移動するだけで、ニ…

鶯の当たり年?

俳句などでは「夏鶯」という言葉もあるようだが、鶯といえば何と言っても春先のもので、これまで我が家の周辺では、今頃の季節に鶯の鳴き声を聞くことはまずなかった。ところが今年はどうしたことか、我が家の庭でも近くの山へ行っても、もう夏だというのに…

京丹後の旅

テレビの気象情報を見ていると、いつも兵庫県の日本海側の町として豊岡の名前が挙がる。冬は日本海側なのでずっと寒いのに、夏は大阪よりも暑い日が続くようである。今は馴染みの深い城崎温泉も豊岡市らしいし、以前に行った出石の城下町も豊岡に属するよう…

むら社会が日本を滅ぼす

このところ日本の政治は本当にひどいことになっている。森友学園、加計学園の問題などの国会での政府の答弁を聞いてその成り行きを見ていると、政府や官僚が国会で見え透いた嘘の繰り返しをする上、廃棄したという記録が出てきたり、改ざんされていたりする…

大阪北部地震

先日来テレビなどで千葉とか茨城で地震があったと聞いて、やっぱり関東の方は地震が多いのだなあと人ごとのように感じていたら、一昨日の朝、書斎でパソコンを見ていると、突然強い振動に体が上下に突き動かされて、棚のものが落ちたりしてびっくりした。と…

ステッキと杖

最近はステッキは流行らないが、私の子供の頃にはステッキは伊達男の必須の持ち物のようなもので、ニュースに出て来たイギリスのチエンバレん首相はいつもステッキを持っていたし、チャップリンのあの歩き方はステッキあってのものであった。日本でも珍しい…

日本はやはりアメリカの従属国

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長の会談がシンガポールで行われた。首脳会談というものは一種の政治ショウのようなもので、アメリカが北朝鮮の体制保証をし、北朝鮮が朝鮮半島の非核化を約束したということで、具体的なことはまだ何も決まっ…

万引き家族

是枝監督の「万引き家族」という映画がカンヌ映画祭で最高のパルムドーム賞とやらを取ったというので、日曜日に見に行ってきた。噂に違わぬ興味深い映画であった。 母親の年金をあてにした夫婦と嫁の妹、それに過去に何処かで何らかの経緯で家族として一緒に…

嫁はんよりは早よ死にや

インターネット上のある調査で、緩和ケアや死生観などについての質問の中で、夫婦で「自分が先に死にたいか、後に死にたいか」と尋ねたそうである。20~70代の既婚者694人に実施したものだが、男性ではどの年齢層でも「自分が先に」が多かったそうで…

約束を忘れる

若い時には他人との約束や、仕事のスケジュールなどは、少々多くても、一旦覚えてしまえばあまり忘れることはない。頭の中の記憶はなかなか保たれるものである。 しかし歳を取ってくるにしたがって、何やかやと責任が重くなり、約束や予定も多く複雑になって…