2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

どこからかの言葉に寄せて

新聞を見ていて、谷川俊太郎の「どこからか言葉が」の「いのち」(2023.5.21.朝日新聞)という詩が気に入った。 老人の心境にぴったりの素晴らしい詩ではなかろうか。どうしても記憶しておきたいので、ここに引用して記させて貰っておくことにした。 『 ある…

日本でも格差が広がる

イギリスのサッチャー首相や、アメリカのレーガン大統領による新自由主義とやらの経済政策で、国民の経済格差が広がり、ただでさえ経済格差の大きかったアメリカでは、国民全体の5%にも見たない人たちが、その他の国民全体の財産よりも多くの資産を持つよ…

最低の演奏会

兵庫芸術劇場が出来た時からその会員になっていたので、年に何回かはそこでの演奏会に出かけていた。ところが歳をとると、体も足も疲れやすく、行くのが億劫になるし、帰りが遅くなると足元もおぼつかないので、次第に足が遠のいてきてしまっていた。 しかし…

バイデン大統領だけは広島空港を利用しない

広島でのG7会議が終わって各国の首脳はそれぞれに国へ帰って行ったが、各国の首脳はどのようにして来日し、また帰って行ったのか知っていますか。 NHK のニュースを見てお分かりのように、ゼレンスキー大統領は広島空港から帰国の途についたと言っていたので…

ヒロシマで戦争あおるG7

”ヒロシマ”で戦争あおるG7” 岸首相が広島出身だから広島でG7 会議をやりたかったのは良くわかる。そして広島と言えば何といっても、非人道的な大量殺戮爆弾である原子爆弾が、アメリカによって、人類に最初に落とされた場所「ヒロシマ」として、世界中に知ら…

衰退する日本に目覚めよ!

先の大戦の敗戦の結果、アメリカに全面的に占領され、平和条約とともにアメリカの属国となった日本は、幸か不幸か、朝鮮戦争やベトナム戦争などのアメリカの侵略戦争の下請によって、経済の復興、発展の機会を掴み、一時はJapan No.1と言われるまでに経済発…

百歳のお母さんが八十歳の娘に飴玉を与える

百歳のお母さんが八十歳の娘に飴玉を与える動画がSNSに載っていた。中国の話であったが、何とも微笑ましい風景であった。 昔は日本でも、女性は二十歳ぐらいで結婚する人が多かったので、一世代の間隔が二十五歳としても、百歳まで生きておれば、八十歳の娘…

親切な女性に感謝

歳をとってから思いもかけず、時に思わぬ事故を起こし、周りの人に迷惑をかけることが起こるるようになった。体のバランスをとることが不味くなったためか、転倒しやすくなったのである。何度も転倒するので、杖をついて歩く様にしているが、困ったことに、…

杖も凶器に

「杖も凶器に」と言っても、杖で人を殴ったり、振り回したりして凶器として使うことを言うわけではない。 包丁でも、人を刺したりして凶器として使うのでなくとも、魚や肉を捌いている時に、誤って指を傷つけたりすることがあるようなことも起こりうると言う…

”国際社会”はウクライナを助けてもアフガニスタンやスーダンは助けないのか

ロシアが国連憲章を無視してウクライナへ侵攻したことを許すわけにはいかないが、現状は、アメリカを先頭にNATO諸国がウクライナに軍事支援を続けて、ことさらに戦火を煽り、アメリカがウクライナにロシアとの代理戦争をさせている様な状態になっている。 そ…

老人は集団自殺せよ?

最近、成田悠輔と言うイェール大学アシスタント・プロフェッサーとかで、テレビにもよく出ているという人の「高齢者は集団自決すれば良い」「最強のクールジャパンになる」という発言が批判を浴びたようである。 「僕はもう唯一の解決策ははっきりしていると…

ブルシットジョブ

昔の日本の生活を支えた稲作は村中総出で、お互いに助け合って田植えをし、刈り取りをして、やっと成り立つ重労働であったが、最近は田植え機やコンバインなどの機械化が進み、稲作は兼業で平日は他で働き、週末だけの農業で成り立たせている人も多いようで…

マベル・ポブレット展

新聞で京都国際写真展の広告を見て、マベル・ポブレットというキューバの若い女性作家の作品が面白そうなので見に行って来た。まだほとんど誰も知らないであろう作家で、私にも初めての名前である。 この写真展は、今後の活躍が期待される写真家やキュレータ…

悲観的な日本の将来

どうして日本人はデモやストライキをしないのだろうか。フランスでは年金受給開始を62歳から64歳に引き下げることに抗議して290万もの人の全国ストが繰り返されているし、スペインのマドリッドでも100万人デモ、イギリスでも50万人のストライキ、ポルトガ…

こんな事もあった若い頃

長い間もうすっかり膨大な記憶の海の中に沈んでしまっていて、殆ど思い出すこともなかった事柄も、何かのきっかけでふと思い出すことがあるものである。何の拍子に思い出が蘇ったのかは知らないが、先日、私が未だ若い頃のある小さな出来事をふと思い出した…