2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜を見れば思い出す

今年は例年より桜の開花が早く、まだ3月なのに、もう何処もかしこも満開である。桜は春の象徴であり、テレビなどでも、例年、開花情報まで流して教えてくれるが、それを聞いて、もう待ち切れないように見に行きたくなるものである。 桜は昔から日本の国花と…

Post SUN77 展・3ーー”Rock Climbing"

私が属していた写真クラブが解散して、もう三年以上も経ってしまった。 メンバーが高齢化して、人も減り、もはや復活することもないが、折角、長年の積み重ねがあるので、残りの写真をぼつぼつ整理してしなければならないし、その後も、時に撮りたいモチーフ…

いじわるトイレ

ある日、いつも使っている我が家のトイレのウオッシュレットのお湯が出なくなった。バッテリー切れだろうと思って、新しい電池と取り替えて回復したので、やれやれと思っていたら、次の日にまたウオッシュレットが働かなくなった。 その時は冷たい便座に座っ…

3月は記念日が多い

3月は私にとって忘れ難い記念すべき日が多い。 1日は、ビキニ・デー、1954年だったか、「三度許すまじ原爆を」という歌がまだ歌い継がれている頃に、第5福竜丸がビキニ環礁近くで、アメリカの水爆実験の放射線を浴び、船員が死亡した事件の忘れ難い日…

イラク戦争から20年

3月20日はイラク戦争が始まった日である。丁度、20年前のこの日、アメリカはイギリスを乗せて、フランスなどの反対を押し切り、国連の支持もないままに、イラクが大量破壊兵器を隠しているという口実で、イラク侵略を開始したのであった。 米英の圧倒的な力…

三つ子の魂百までも。

私が育ったのは戦前から戦中、戦後にかけての、まだこの国が貧しい、物のない時代だった。1929年の大恐慌や、東北地方の凶作で娘を売らねば食べていけない人も多くいた様な時代であった。その後育ち盛りの頃が、中国への侵略戦争、なし崩しに続いた世界大戦…

ケーキ”サヴァラン”

ニューヨークに住んでいる娘が帰って来るので、どこかで家族一緒に食事でもということになり、千里中央の阪急ホテルに決めた。娘たちが育ったのが千里のニュータウンであり、近くなので、その頃、時々行ったホテルで、しかも、このホテルはもうすぐ閉店する…

戦争を知らない世代

政府はアメリカに言われるままに、とうとう最近、従来の先守防衛の枠を超えてしまい、敵基地先制攻撃さえ可能にし、国の予算もないのに、防衛費を総予算の2%以上と大幅に拡大し、トマホークを400発をアメリカから買うことにしたそうである。 予算がない…

アメリカは民主主義国家か?

アメリカは民主主義の手本のような顔をしているが、それなら日本もアメリカような国に したいと思うか?と問われれば、否と答えたくなる。 それにもかかわらず、アメリカは日本では外国の代表であり、多くの日本人にとっては、未だに憧れの素晴らしい国なの…

空一面から火が降ってきた

もう77年も昔のことになってしまったが、私にとってはまだついこの間のことのようにしか思えない出来事であった。生きている限り、大阪大空襲のことは決して忘れられない。1945年、敗戦の年の3月13日、深夜から14日の明け方にかけてのことであった。 既にに…

東日本大震災から12年

この3月11日で東日本大震災から12年になる。これは単に大地震に津波という天災だけではない。福島原子力発電所の爆発が加わり、未だにその後処理が済んでいない歴史的な大事故であった。 破壊された原子炉は未だに処理出来ずに、そのままだし、壊れた原子炉…

ウクライナの人々に平和を!

ロシアがウクライナへ侵攻してからもう1年を過ぎてしまった。ロシアの戦争は決して許されることではないが、ウクライナに武器を支援して、火に油を注いでいるアメリカやNATO諸国の行為も非難されるべきものであろう。 ゼレンスキーを唆かし、最後まで徹底抗…

全自動回転寿司屋

コロナの流行で回転鮨屋さんも大打撃を受け、ひと頃は回転して寿司の回るカウンターを閉めて、従来風の座席に戻して営業している店もあったが、効率が良く外国にまで真似られている合理的な方策を見捨てることは出来ない。コロナの流行が長引くと共に、それ…

ルイヴィトンでのジャコメティ展

ジャコメティの展覧会の案内を見たので早速行ってみたいと思ったが、開催場所が心斎橋のルイ・ヴィトンとある。心斎橋の大丸の南のあたりにルイヴィトンの新しいビルが出来ており、その上の方の階でやっているようである。 ジャコメティと聞けば、ぜひ見に行…

昭和の時代

どういう人が調べたのか知らないが、フェイスブックだったと思うが、たまたま上のようなのを見つけた。今では考えられないが、昭和の時代には当たり前だったようなことが、ランキングまでつけて載っていた。昭和の時代と言っても、戦前と戦後では随分違うが…

映画「シスター・夏のわかれ道」

脚本ヨウ・シャオイン「游暁○」、監督イン・ルオシン「殷若日斤」と、二人とも女性で、中国の一人っ子政策による社会や家族の歪みに翻弄される若い女性を扱った映画。中国で評判になった映画らしいが、なかなかの秀作である。 一人っ子政策の下で、伝統的な…