2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

安倍首相の辞任

漸く辞めてくれた。普通なら一国の首相が体調を崩して辞めたということなら、「お疲れ様でした。お大事に」というべきところであろうが、これだけ国民を苦しめ、国をめちゃめちゃにした首相に礼を言う積りはない。 本来なら、辞めさせなければいけないところ…

ハナビリウム

今年の夏は、コロナのパンデミックの影響で、何処でも花火大会が中止となり、例年の夏の催しがなくなって、人々をがっかりさせている。それを補う意味かどうかは知らないが、各地のプラネタリウムを利用して、打ち上げ花火を真下から見上げる映像が楽しめる…

玉砕を辞書で引く子

例年8月は広島、長崎の原爆記念日、15日の敗戦の日などがあり戦争についてのニュースや記事が多くなる時であるが、最近の朝日新聞の俳句欄に "玉砕を辞書で引く子終戦日” という句が載っていた。これを見て、つくづく時の流れ、時代の変化を感じざるを得…

戦前の日本の思い出

戦前の子供の頃の日本はまだ貧しい国であった。東北地方は毎年のように冷害に苦しめられ、娘を売らねば生きられない小作人たちも多かった。日本の人口は当時7千万人と言われていた。今よりはずっと少なかったが、それでも、こんな小さな島国で、こんなに沢…

琉球新報の社説

琉球新報の今年の敗戦日直後の社説である。先に、日本がに未だにアメリカの属国であり、主権国家として決めるべきことを決められないことについて書いたが、この問題が最も顕著に出ているのが沖縄であろう。たまたま、この社説を目にしたので、ここに再録し…

コロナから逃げる政権

台湾が7人、韓国が31人、日本が1534人。この原稿を書いている8月1日に発表された、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数である。台湾の7人中6人、韓国の31人中23人は海外からの渡航者で、実質は台湾は1人、韓国は8人である。 タイは2人…

アラビア砂漠並みの日本の夏

浜松では、昨日だったか、最高気温が41.1度だったそうである。体温より暑いどころか、体温が41度もあれば、それだけでも超高熱でもう重症である。 我々の子供の頃には、夏がいくら暑いと言っても、せいぜい31度台ぐらいまでで、30度が一応の目安で、「今日は…

日本はいつ独立国家になれるのか

今年で戦争に負けてから75年も経つ。もう戦争を実際に体験した人も殆どが故人になってしまった。戦争を知らない人でも、もう後期高齢者になる。 それにも関わらず、情けないことに、未だに日本はアメリカの属国である。日米安保条約によって、アメリカ軍が…

敗戦から75年

今日は8月15日。敗戦の日である。いつに間にか、もう75年も経ってしまった。若かったが、それまでの私の全ての基礎であり、それによって生きて来たすべてが失われた日であった。 敗戦の前頃までには、毎日の生活の中でも、日本がいよいよ追い詰められて…

子供の頃の家での生活

子供の頃にあったものを思いつくままに並べてみたが、沢山あっても、それぞれがそれぞれに色々な思い出に繋がっている。それも思いつくままに適当に拾い上げて書いてみよう。 今住んでいる家は、親が死んでから立て直した家なので、母親用に造ったほぼ独立し…

こどもの頃に身近にあったもの

先日、「 もう二度と味わいたくない言葉」として、戦前戦後の言葉を並べたので、今度は、私の子供の頃に身の回りにあったものの名前を思い出しながら並べてみた。もう70年から80年以上も前の日本の庶民の生活に用いられたものである。いつの間にか、もう…

PCR検査はなぜ増えないのか

中国や韓国はコロナ対策として、初めからPCR検査を大規模に徹底してやって、見事にコロナ感染の拡大防止に成功した。初動に失敗して、世界一の感染国になったアメリカも今は大々的にPCRをやっている。アメリカにいる娘もただで検査を受け、陰性だったそうで…

もう二度と味わいたくない言葉

以前、いつだったかの新聞の声欄のような所に、表題にように、戦中、戦後によく使われていた言葉を並べていた人がいた。ひょっこり、その新聞の切り抜きが出てきたので、適当に私なりの言葉を加えたり、省いたりして、ここに書き留めておきたい。 日中戦争の…

治った”脊椎管狭窄症”

先に書いたが、私は昨年の10月の末から、”脊椎管狭窄症”になり、間歇的跛行といって、休み休みでなくては歩けなくなり、もっぱらシルバーカーなる歩行器に頼って歩いていたが、最近、思いもかけずに回復し、また以前のように歩けるようになった。 90歳を…

私の見た広島の原子爆弾

また8月6日がやって来る。いつの間にかもう75年も経ってしまったが、未だに、つい先日のような気さえする。当時のことを知る人も殆どいなくなったので、参考までに私の細やかな体験を記しておこう。 私は当時、広島から約20Km南にあった、江田島の海軍…