いつだったかもう忘れてしまっていたが、たまたまアメリカが建国以来今日までの間に、どれぐらい戦争をしてきたかということを調べた一覧表のようなものを載せた記事を見つけて、いつか何かの参考になるのではないかと思い保存していた。
もうすっかり忘れてしまっていたが。たまたま、先日見つけて読んでみた。表題は
”America Has Been At War 93% of the Time – 222 Out of 239 Years – Since 1776”
というものでBy WashingtonsBlog となっている。オリジナルのものは2011年にまとめられているようだが、2015年にそれ以後のものを加えて『February 23, 2015 "ICH" - The U.S. Has Only Been At Peace For 21 Years Total Since Its Birth』として発表したもののようである。
http://www.washingtonsblog.com/2015/02/america-war-93-time-222-239-years-since-1776.html
(註:ここに延々と続く実際のアメリカの戦争の年次別の記録が書かれているが、ここを押しても反応しないので現在は最早開けないかも知れません)
表題通り、アメリカは1776年の建国以来戦争がなく平和だったのは全部合わせても21年に過ぎず。建国から239年のうち222年は何らかの戦争をしている年であったそうである。それが2015年の時点でのことだから、その後も、アフガニスタンからの撤退が2021年だから、それまでもずっと戦争をし続けていたわけである。
更にその後さえも、ウクライナによるロシアとの代理戦争や、パレスチナへのイスラエルの侵攻への積極的な武器供与などをみると、これまでずっとアメリカは戦争を続けていると考えたほうが良いかも知れない。建国以来の年数の分母が増えても、そのまま分子も増えるので、戦争中の年やその割合は更に増えていることになる。
まるでアメリカは1776年の建国以来、殆どかかさず、年がら年中戦争をしている国と言っても良さそうである。それに関連するのか、退役後の自殺者数が戦死者の4倍を超えると言われているそうである。
アメリカがどういう国か、そういう過去も心に留めて、現在を見、将来を予測することも大事なのではないだろうか。