2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄の慰霊の日

昨日、6月23日は沖縄戦で最後の組織的な戦闘が終わり、沖縄が完全に占領された日である。沖縄県民の4分の1にあたる12万人の人が殺された無残な戦争であり、当時の日本の司令官が「将来沖縄の人たちには特別な配慮を願う」といって自決したことをまだは…

老人と若者の言葉の壁

ある老人が病院を受診し、採血してもらった時の話。若い研修医らしき医者が採血したのだが、その老人の静脈がわかりにくいのか、4回も試みたがうまく入らない。 そこで老人がもういい加減に諦めるかというつもりで「こりゃ、そろそろ兜を脱ぐかね」と言った…

憲法99条

日本国憲法99条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」とはっきり書かれている。 それにもかかわらず、安倍首相は具体的に憲法9条に自衛隊の存在を書き加え、2020年には新しい憲法に…

日曜早朝の電車

六月初め頃の日曜日、遠くに出かけるために朝五時の阪急電車に池田駅から乗った。 日曜日の早朝であるから当然電車は空いていた。現役の頃は一番電車で出かけたこともよくあったが、年を取ってからは本当に久しぶりの朝の早い電車であった。 空いている電車…

「共謀罪」法成立

とうとう「共謀罪」法が成立した。正しくは「改正組織的犯罪処罰法」というそうだが、組織的な犯罪を準備段階から取り締まれるようにするもので、犯罪が起こる以前の準備段階で逮捕取り締まりを可能にするものである。 このテロ等準備処罰法は国際的なパレル…

犬も歩けば棒に当たる・・・オバマのギャラリー

オバマのギャラリーといっても元のアメリカ大統領のオバマ氏のギャラリーではなく、福井県の小浜市にあるギャラリーであることを最初に断っておく。8年前オバマ大統領が就任した時、呼び方が同じだというだけで一部の人が騒いで、オバマ大統領が来日したとき…

目の見えにくいのも悪いことばかりではない

年とともに老眼が進み、その上、まだ現役時代に患った黄斑浮腫の後遺症のため、左目は中心部分が見えないし、直線も歪んで見える。そうなると片目で見ているようなものなので、遠近感も鈍くなるのであろう。段差がわかりにくくてひっくり返ったりしやすいし…

戦後からまた戦前へ

戦後アメリカの属国になったとは言え、平和憲法のお蔭もあって折角七十年も平和が続いて来たのに、最近の世相を見ていると、また次第に戦前の世の中に似て来ているようである。 安倍内閣になってからこの傾向はますます強くなり、秘密保護法や安保関連法案で…

ストローベリームーン

一昨日夕方の会合に出た帰り道、駅を降りて家路へ向かう途中の曲がり角で、ふと横を見上げると丁度満月が昇って来たところである。この季節は例年梅雨のためか、あまり月を見上げた覚えがないが、幸い梅雨の中休みで晴れていて、時間も丁度良かったのであろ…

慰安婦問題

もう2−3年も前になるのであろうか。慰安婦問題などを巡って日本と韓国の軋轢が強 まり、日米韓の同盟関係にも影響することを案じたアメリカが仲介して、日韓が話し合いを持ち、最終的にと言うことで日本が慰安婦問題に遺憾の意を表し、救済の金を支払って両…

国際的いじめ International Bulling

今時、こんなことを言ったら皆の袋叩きにでもあいそうなことだが、北朝鮮の問題は、誰もあからさまには言わないが、私は以前からこれは言わば国際的ないじめとも言えるのではないかと思っている。最近フェースブックに同様な構図のカトゥーンが載っていたの…

ダグウッドとジャカランダ

五月のロサンゼルス行きは丁度ジャカランダの季節であった。日本でも最近はこの花も少しは見られるようになって来たが、まだまだポピュラーにはなってはいない。 日本では花といえば、春の梅や桜、桃などが最も有名であるが、私が若い頃アメリカへ行った時に…