2016-01-01から1年間の記事一覧

オリンピック報道

先日からテレビはまるでオリンピックと高校野球だけしか放送していないのかと思われるぐらい、朝から晩までニュースの時間まで潰してスポーツに明け暮れしていると言っても良いぐらいである。世は平穏で、他には何もニュースがないかのようでさえある。 その…

天皇の退位希望

天皇がテレビで退位の希望を述べられた。これは慎重に計画されたもののようで、あらかじめその旨の情報が宮内省から流され、時刻を予告されてテレビに流された。時期が八月で広島の原爆記念日に近いので終戦の詔勅を思い出した人もあったのではなかろうか。 …

今日は原爆の日

今日8月6日は広島へ原子爆弾が投下された日。恒例の原爆犠牲者の追悼集会も開かれ、テレビや新聞でも丁度重なったオリンピック開会式典の記事に溢れる中でも、原爆に関した報道も多かった。 江田島でこの目で見た、ピカドンと言われた閃光に続く爆発音、そ…

仕草の違い

先日、信州へ行った帰り、金沢で新幹線から在来線のサンダーバードに乗り換えた時のことである。私たちの指定席の通路の反対側には大きな男性がサングラスをかけたまま通路まで足をはみ出さんばかりにしてスマホを見ながら座っていた。 リュックを下ろして席…

国の暴力機関

軍隊や警察が国の暴力機関であり、国民を取り締まることはあっても、国民を守るためのものでないことは誰でも知っていることであるが、最近の沖縄北部における住民のヘリパッド造成反対運動における警察活動の写真を見ていると、「沖縄いじめ」とでも言いた…

鬼畜と猿

インターネットでFacebookだったかと思うが、どこかで写真のような記事に出くわした。これまで知らなかったが、嘘か本当か、トルーマン大統領の有名な言葉とされている。 写真では読み難いかもしれないので、引用すれば、 「猿(日本人)を『虚実の自由』と…

米寿を迎えて

昨日でちょうど満で88歳、米寿になった。いつの間にか周りの友達もいなくなってしまい、ひとり長く生きてしまった感じである。 戦後の若い頃には、敗戦によって自己の全世界が崩壊してしまい、虚脱状態が続いて、アナーキズムに落ちいり、生きる意味も見出…

天皇の退位希望

天皇が82歳という高齢になり、前立腺や心臓の手術もするなど体力的な問題もあり、従来通りの公務を続けていくのが困難になるということで、生前に退位したい旨の希望を出され、そのことは海外にまで報道された。 しかし象徴天皇という曖昧な制度のおかげで…

梯子を外される

オランダのハーグにある常設仲裁裁判所が中国の南シナ海での主権を否定したことで安倍首相が中国の李克強首相にこの判定を受け入れるよう話して激怒を買ったとか新聞が報じている。尖閣のことなどもあり、周辺事態の危機を煽り、緊急事態法などをめぐる憲法…

パスタは減量に効果的?

イタリアの研究でパスタは減量に良いという結果が糖尿病の雑誌に発表されている。通常減量には糖質の過剰摂取は良くないとされ、まずは米や小麦など、主として主食に使われる食品を減らすことが薦められることが多く、イタリアでも近年は肥満への懸念からス…

車内持ち込み身の回り品

日本では普通の切符で車内に持ち込める身の回り品の大きさや重さは、JRの基準に準拠して、略どの鉄道会社でもおよそ同じ基準になっているようである。 一例を挙げると「お客様は、列車等の運行状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに…

ふたたび破滅に向かって突っ走るのか?

今の日本の政治社会情勢の変化の動静をみていると、もし、このまま進んで行くとナチスドイツの轍を踏んで二度目の大きな破滅に向かって突っ走ってしまう恐れが見て取れる。 今度の参議院選挙で自民党と公明党に大阪維新の会など憲法改正を唱える党派が三分の…

天国から見た景色

先週、一週間心斎橋大丸のすぐそばで私たちの展覧会をしていた。その途中で合間を縫って昼飯を済ませるために、近くの喫茶店に入り、カレーライスを注文した時のこと、丁度座った席が心斎橋筋に面した窓際だったので、食事を待つ間、二階の窓から通りを見下…

ネットワークシステムの管理

佐賀県内の県立高校の教育ネットワークに不正にアクセスしたとして、17歳の少年が逮捕されたというニュースが新聞に出ていた。計9校の生徒ら延べ約1万5千人分の個人情報が被害にあったそうで、同県の情報を一元管理する県教育庁のシステムに不正にアク…

「くに」と国  

いつだったかの朝日新聞に、高橋源一郎さんが日米戦争が始まった当時、アメリカに留学中であった鶴見俊輔が「日本に戻るかどうか」を問われた時のことについて書いていた。 それによると鶴見は戦争をしようとする日本に反対であったが、「戻る」と答え、その…

SUN77 2016展

6月30日から7月5日まで大阪心斎橋の大丸の筋向かえのピルゼンギャラリーで2016年のS UN77展をしています。今年も9点出しています、タイトルは”A DIVERSITY "です。 やはり今年も人間にこだわって、色々な可能性を感じながら、老いのひと時を遊んでいます。

他人の目線

沖縄の慰霊祭が行われた日のフェイスブックに在日米軍司令部が日本におけるすべての基地の74%が沖縄にあるというのは誤解で事実ではない。実際には日本にある米軍基地のうち沖縄にあるのは39%であり、地位協定メンバーの全施設(SDFA)を含めても49…

消された街

先日ひとと食事をしていた時の会話で、私が学生の頃に北海道へ旅行した時のことが話題になった。当時、私が阿寒湖の近くの宿屋に泊まった時、今と違って昔の小さな宿であったからであろうが、今風に言えば家庭的とでも言える所で、宿の人から近くに泥棒が入…

同じ民主的な選挙とはいうものの

イギリスが国民投票で EUを離脱することになってしまった。それについてはまた改めて書かねばならなくなるかも知れないが、その国民投票前のイギリスでの街の様子がいくつもテレビで流れていた。 丁度、日本でも憲法改正が視野に入る大事な参議院選挙が始ま…

沖縄戦体験者のPTSD

6月23日が沖縄戦最後の日で慰霊祭が行われたが、最近の雑誌に「沖縄戦体験者の4割がPTSDに苦しんでいる」というある精神科医師の記事が載っていた。沖縄戦を体験した高齢者の4割がPTSDと言ってもよく、今なお、「基地の存在が沖縄の人々の心に打撃を与えてい…

我が転倒の記録

歳をとってたまに転倒するようになった。出来るだけ足腰を鍛えるようにしたり、片足立ちをしてバランス感覚を養ったりしているが、それでも歳をとるとどうしても転倒しやすくなるようである。 一番の原因はバランス感覚が悪くなることであろうか。目を開けて…

オバマ大統領の広島訪問

最近行われたネット党首討論会で(2016.06.19.?)自由民主党・安倍晋三総裁は 「伊勢志摩サミット後、オバマ大統領と共に広島を訪問し、核なき世界に向けて大きな力となった。日本とアメリカは、様々な課題に共に取り組む希望の同盟になった。昨年平和安全…

新聞の歌壇、俳壇

朝日新聞には毎週一回の朝日歌壇、俳壇というページがある。あまり和歌や俳句には関心のなかった私が初めて毎週欠かさず目を通すようになったのは、ある時たまたま、もう戦争からずいぶん年月が経っていたのに、未だに戦争に関した歌や句が出ていることに気…

「老人はいつまで生きてるつもりなんだ」

今朝見ていたFacebookによれば、麻生太郎副総理兼財務相は17日、北海道小樽市で開かれた自民党の集会で「九十になって老後が心配とか訳のわからないことを言っている人がテレビに出ていたけど、いつまで生きているつもりだよと思いながら見ていた」と述べた…

足元を見る

先日満員に近い電車に乗った時のことである。幸い老人である私を見て席を譲ってくれた人がいたので、礼を言って座らせてもらった。座って楽になったので早速本でも読もうかと思ったが、老人だからと思われて席を譲ってもらったのに、すぐに元気よく本を取り…

嘘つき内閣を倒そう

政治家がハッタリを聞かせ、嘘をつくことは当たり前のようなことだが、安倍首相ほど傲慢で平気で嘘をつく総理大臣が過去にいたであろうか。 今回の消費税増税延期についての言い訳にもならない、有名になった「新しい判断による約束の反故」の言葉はその最た…

虎の威を借りる狐

一昨日の新聞は中国の艦艇が尖閣諸島の領海外の接続水域に入ったと一面に大きく報じ、夕刊にまで関連記事を載せてて大騒ぎの感じである。外務省は中国大使を呼んで抗議したと書いてあった。 しかし、奇妙に思えるのは、つい先日には南シナ海の南沙諸島の接続…

杖の効用

七十歳ぐらいの時、まだ毎日仕事に行っていた頃に、いつか足を挫いて一週間ほどびっこを引かないと歩けないことがあった。その時に杖を一本買った。どんな杖が良いかわからなかったが、老人や足の悪い人がよく利用している金属製の伸縮自在の杖はいかにも老…

約束は新しい判断で反故にする

「約束は新判断で反故にして消費税増しまた延期する」 前回の選挙で消費税増税延期をした時に、再度の延期は特別のことがない限り絶対ないと断言までしておきながら、アベノミクスが失敗してどうにもならず、再延期せざるをえなくなったのに、自分に都合の良…

四季が二季になる

昔からこの国には四季があり、人々はそれぞれの季節ごとに自然の移り変わりを楽し みながら暮らしてきたと言われている。 寒い冬には春を待ち、梅や桜に春を楽しみ、夏は海や山に出かけ、秋には紅葉を愛でて、やがて新年を期待して一年が一回りするわけであ…