クリスマス イルミネーション

 上は甥の撮った写真です。毎年このアヒルのいる夜景を見せて貰っています。
 

 それはそうと、今年も12月になると、またあちこちでクリスマスのイルミネーションが始まった。日本ではクリスチャンも少ないので、普通の住宅地での飾り付けはそれ程でもないが、商業主義に乗った街のイルミネエーションなどの光り物は年々盛んになるばかりである。年と共に大掛かりになってきているし、地方への広がりも大きくなっている。今年はコロナによる中断の後ということもあって、とりわけ盛んなのかも知れない。

 テレビなどを見ていると、山の中でも田圃から、温泉、神社やお寺などあらゆる所がイルミなえーションで照らし出されている感じである。箕面の滝は毎年のことだが、鳥取砂丘までも光り輝かされているのには驚いた。

 しかもこれは勿論、日本だけのことではない。元々はキリスト教のヨーロッパやアメリカが先だし、今では宗教に関係なく、年末は世界中の夜が光り輝かされているとっても良いぐらいである。キラキラさせて儲けようとしている輩も多い。

 一方で地球温暖化SDGsなどと騒がれ、ドバイではCOP28が行われているのに、言わば ”無くても暮らせる”余分な電気を大量に消費して、CO2放出を促進している様なものではないか。代替エネルギーだの、原子力の活用など言われているのに、資本主義は止まることを知らず、無駄なエネルギー消費を減らそうなどという話にはならない様である。

 そうはいっても光り輝く夜景はやはり楽しい。コロナ以前には今より若かったこともあり、せっせと年末の夜の光り物を見に行ったものだったし、今でも出来れば、いつでも見に行きたい。ただ歳を取り過ぎて足元が悪くなり、夜更けに出歩くのは危険を伴う。そこへコロナの時代が重なり、いつしかイルミネーションのある夜景を見に行くこともなくなってしっまった。 今では、せいぜい2〜3の近くの家での、クリスマスの飾り照明を見るぐらいがお目当てである。

 ただこの頃は、テレビやSNSなどのおかげで、どこへ行かなくても、炬燵に入ったままで、あちこちのイルミネーションやクリスマスの飾りを見せて貰えるし、孫たちや親戚、知人など色々な人たちが、それぞれにSNSで色々なイルミネーションや光の景色を見せてくれるので、それを元に、昔の記憶も蘇らせ、想像を膨らませて、あちこちの夜景を楽しませて貰っている。