世界は確実に動いている

以下の四枚の図をご覧ください。最初のはG7の国とBRICSの国とのGDPの経年変化です。

二枚目はアメリカの Fortune社が始めた稼ぎ頭の会社の順位500社までの主要国別の変化。

三枚目は中国の呼びかけで始まった上海機構の参加国。

最後はウクライナの軍事支援をしている国と、パレスチナを承認している国を示したものです。

 日本の新聞やTV などを見ていると、どうしてもアメリカ寄りの情報が多いですが、これらの図を見ると、世界は確実に動いており、最早、アメリカ一極支配がぐらついてきていることがわかるでしょう。

 今後、世界がどうなっていくのか。残り少ない老人には見ることが出来ませんが、いろいろ紆余曲折があることでしょうが、次第にアメリカ一のいう”普遍的価値観”や”普遍的歴史観”が見直され、もっと多様な価値観に根ざした”真の普遍的価値観?”といったものに変わっていくことでしょう。想像するだけでも楽しみです。

    ただこうした世界の変化にも関わらず、いつまでも全てアメリカに追随することしか知らないこの国の将来が心配です。

 いつの日にかそれを乗り越え、世界の平和に貢献し、「人々が己の能力に応じて働き、必要に応じて手に入れることが出来る」平和で、相互に助け合う、平等に自由な世界が来ることを夢見ずにはおれません。