年寄りに絶対お薦めの歩行補助器

 

 歳をとると誰しも体が衰えてくる。歩くだけでも疲れやすくなるし、転びやすくなる。

昔から「始め4本足で、次いで2本足になり、最後は3本足になるものはなーに?」という”なぞなぞ”があるぐらい、老人は杖をついて歩くようになるものである。しかし、杖をついたからと言って、さっさと歩けるようになるわけではないし、「転ばぬ先の杖』というものの、杖をついても転ぶ時には転ぶものである。

 私も通例に違わず、年とともに歩くのは遅くなるし、何度も転んだ。転んでも自分では大したことはないと思っても、転んだのを見た人が心配して救急車に乗せられたこともある。このブログに書いたこともあるが、杖をついていても、転ぶこともあるのである。

 そういった経験を踏まえ、ある時スーパーで押し車を押すと歩行が楽なことを知り、いわゆる年寄り向きの4輪の押し車を使ってみたら、確かに杖で歩くよりずっと楽だが、車が小さいので、砂利道などではひっかりやすいし、どうしても上体をを前屈みにして押さないとうまくく扱えない、少し急いで歩こうとすると、足が後輪につかえて歩き難い。

 そう思っている時に、たまたまチェッコへ行った人が、現地の老人たちが使っている三輪の歩行補助器を見て、その良さを知り、自転車製造のノウハウがある人だったので、日本でも似たような三輪歩行補助器を作り、トライウオーカーと名付けて売り出したことを知り、それをAmazonで手に入れた。

 先日の私のブログにも載せたが、使い込む程にその便利さがわかり、この優れものを広く老人たちに広めれば、老人の行動範囲もずっと広がるのではないかと思うようになった。

 とにかく、4輪の押し車と違って、車輪が大きいのでガタガタ道でもひっかり難いし、スピードもでる。それだけ疲れ難いことにもなる。三輪車なので両方の後輪の間に体を入れられるので、俯きになることもなく、上半身をまっすぐ伸ばしたままで歩くことが出来る。

 車が自然に回るので歩幅も自然に大きくなる。手を介して体重の負荷が一部手から器具へ伝わるからか、足の負担が少なくなるので、足が軽く杖歩行の時よりはるかに楽で疲れない。歩く速度も早くなる。三つの車輪でしっかり体を支えてくれるので転ぶ恐れもない。

 坂道も散々試してみたが、登りは杖よりはるかに楽だし、下りも急坂ででもなければ、ブレーキを使用しなくても、体をなるべく前方に持っていくようにすれば、ブレーキも使わずに進める。休憩する時は駐車時のブレーキがあるので安全に止めて置けるし、折り畳めるので邪魔にもならない。

 杖歩行では諦めかけていた箕面の滝までも軽く行けたし、長距離歩行時でも、杖なら途中で休まねばならないところも、休まず目的地まで行けるなど、本当に役立つ優れものである。

 こんなものがあるのに杖をついてヨタヨタとしか歩けなのは情けない、日本ではまだポピュラーでないのであまり見かけないが、これこそ、もっと流行らせるべきではなかろうかと思う。

 どうもまだ日本では、杖でさえみっともないと持ちたがらない老人がおり、ましてや歩行器などは格好が悪いと言って使いたくない人が多く、折角の効用を知らない人が多いのではなかろうか。

 ある日、このトライウオーカーを使って歩いていると、杖をついた老人が寄ってきて「医者に歩行器を使え」と言われているが格好悪いので、どうしようか迷っているようなことを言ったが、杖に縋ってヨタヨタ歩いているより、トライウオーカーで颯爽と歩いている方が、どれだけ格好が良いことか。

 また、朝の散歩にこれを使って歩いている時、出会った人の中にはトライウオーカーを見て、脳卒中かなにかのリハビリで使っているのかと感違いして「頑張って下さいね」と言ってくれた人もいた。他の人にも「気おつけてね』とも言われた。

 日本ではこのトライウオーカーはまだまだ知られていないが、足の弱った老人はぜひ一度これを試してみて欲しいものである。急に若返ったような気持ちになり、颯爽と風を切って歩けるようになること間違いなしである。

 足の弱くなったり、転びやすくなった老人は是非一度検討してみられては如何だろうか。

          Try a triwalker !!!