2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ミス・ユニバースとミスワールド

昨年のミスユニバースの日本代表にアフリカ系アメリカ人と日本人の混血の宮本エリアさんが選ばれ、話題になったと思っていたら、今年のミスワールドの日本代表には、インド人と日本人の混血の吉川プリアンカさんがなったそうである。 私は日本人でもこんな素…

光陰矢の如し

今朝新聞を見ていて驚いた。文芸欄に高橋和巳のことが載っていたが、今年が没後45年に当たると書いてある。我々と同じ世代のはずだったのに、一瞬間違いかと思ったが、彼は早く1971年に死んでいるのでもうそんなになるのである。 ついこの間のことのよ…

芸術の秋

最近は秋になると日本国中アートだらけである。恒例の美術展も次々に開かれるし、特別展もある。それに近頃は府県単位ぐらいのビエンナーレとかトリエンナーレなどもあちこちで行われ、さらにはもっと小さな都市単位ぐらいのアートの催しもあって、どこへ行…

医療崩壊で死亡率改善

「週刊事実報道」と称する新聞が宣伝紙をポストに入れていった。いつもあちこちの広告が入れられるので、また邪魔なと思って捨てようとしたが、見出しの記事に思わず引き込まれた。 見出しが「医療崩壊で死亡率改善」とあったからである。最初の記事は財政破…

北朝鮮の核開発について

北朝鮮が建国記念日に5回目の核実験を行い、国連で緊急会合が行われて、国連決議違反に対する反対決議がなされ、安倍首相も「断じて容認できない」とし、日本独自の制裁も強めていくといっている。 確かに国連決議の違反であり、世界的な核拡散は憂慮すべき…

JR伊丹駅のホームのベンチ

先日、伊丹の美術館へ行った帰り道、いつものようにJR伊丹駅から帰ったが、その時驚いたのは、いつの間にかホーム備え付けのベンチが線路となんと反対側を向いておかれているではないか。狭いホームの線路に尻を向けて、反対側の垣根になっている金網のすぐ…

百歳老人

今年もまた「老人の日」がやってきた。正確には「老人の日」ではなく「敬老の日」だそうである。「こどもの日」はあるが「老人の日」もしくは「としよりの日」がないことについては昨年書いたので、ここでは触れないが、この日が来るごとに数えられるのがい…

図書館のような喫茶店

スターバックスやドトールといった大規模なチェーンの喫茶店が全国的に展開するようになってから、従来のような駅近くの裏通りなどにあって、馴染みの客が入ってゆっくり人と談笑したり、営業マンの隠れ家であったりしたり、或いは自分のうちのように長居し…

「生き方」と「在り方」

作家の沢木耕太郎さんが自分の小説「春に散る」について、主人公の一年で描きたかったのは、彼の「生き方」ではなく、そのような言葉があるのかどうか定かではないが、あえて言えば「在り方」だった。過去から未来に向けての「生き方」ではなく、一瞬一瞬の…

アメリカでの国歌斉唱拒否

アメリカのNFLサンフランシスコ49ersのクォーターバック(QB)であるコリン・キャパニック選手が試合前の国会斉唱でベンチに座ったまま立ち上がらず、起立を拒否し、「黒人や有色人種への差別がまかり通る国に敬意は払えない」と理由を述べ、人種差別への抗…

国家は独占的暴力機関

沖縄北部の生物の宝庫とも言われるヤンバルの森のヘリパッド建設を巡り、住民と警察の対立が続いている。連日インターネットで問題となっていたのに、こちらの新聞やテレビではほとんど取り上げられていなかったが、さすがに最近では新聞などでも一部取り上…

障害者も同じ仲間

齢をとると多くの人はどこかに障害を持ちながら暮らしているものである。寝たきりの人もいるし、半身不随で車椅子や杖にすがってようやく歩けるような人もいるし、膝が悪くて手押し車を押さないと歩けない人も多い。 手足に不自由がなくても、心臓や肺が悪い…

マナーの悪いのはどの世代か

インターネットで若い人が中年の男のマナーの悪さを嘆いていたが、私のような超高齢者から見ても、やはり平均的に見ると、現役の中高年者が一番マナーが悪いように思われる。どうも、このあたりの世代は仕事のストレスが大きく、時間的にも、精神的にもゆと…

帰ってきたヒトラー

最近「帰ってきたヒトラー」というドイツの映画を見た。これは日本でも河出文庫に訳本が出ているドイツでベストセラーになった小説を映画化したものらしいが、なかなか面白かった。というよりも、このストーリーを日本に当てはめて考えても、今の世相に当て…