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フランスの風刺報道機関襲撃事件

 このニュースを聞いて先ず初めは、報道機関襲撃ということでとっさに朝日新聞の西宮だったかの支局の襲撃事件を思い出し、暗澹とした気持ちになったが、聞き進むうちにこの風刺というのがかなりえげつないイスラムを冒涜するような風刺だったらしく、少しその原因や背景を知る必要があるのではないかと思った。パレスチナイスラエルの紛争や欧米とイスラム国家との長年の矛盾の過程に心を痛めているからである。

 風刺というものは弱者が権力者をからかうもので、そうでない人を傷つけたり貶めたりするのは風刺とは言えないのではなかろうか。ヘイトスピーチ朝鮮学校への嫌がらせなどが表現の自由で許せるものではないことでもわかる。

 まして宗教はそれを信じる人にとっては生活の基本であり心の支えなのである。仮にキリストが散々けなされたり辱められる風刺が繰り返されるのをキリスト教の信者たちが許せるだろうか。

 一般市民や報道機関へのテロ行為は許せないが、その原因については近年の中近東での悲惨な歴史を含めて大いに反省もし、改めるべき所は改めるのが欧米諸国の責任であるとともに、テロ絶滅の最善の方法ではなかろうか。

 序でだが、安倍首相が国内で秘密保護法を作り表現の自由を奪いながら、欧米の首脳の尻馬に乗せられて「言論、報道の自由に対するテロだ。いかなる理由であれ卑劣なテロは決して許すことは出来ない」と語っていたのはまるでパロディーであった。

 今朝インターネットを見ていたらこの襲撃事件について私と同じようなことを心配しているブログがあったので、私が中途半端な知識で述べるより確かだろうと思われるので、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。

 映画監督の土井敏邦氏の『Webコラムの1月9日 「表現の自由」に名を借りた”暴力”より』と早稲田大学西サハラ問題研究室の高林敏之氏のブログを引用しているブログである。URLは以下の通り。

 http://ooma.exblog.jp/20692096