2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

東電さん。いいカゲンにしてよ!

福島の原発事故後に東電が「炉心溶融」を認めたのが2ヶ月後の5月で、それまではあの爆発後でさえ「炉心損傷」と言って「炉心溶融」は正式に認めていなかった。おそらく経済産業省の原子力安全・保安院の広報担当者が「炉心溶融」に言及して交代させられ、…

期限切れの食品

先日どこかの食品の廃棄業者がスーパーの期限切れの食品の廃棄物を転売して、それがまたスーパーで再販売されていたということが問題になった。もう5年も続いていたとかいうことであった。 廃棄物は通常は幾つかの業者を経てもマニフェストを通じて確実に最…

本田勝一氏の「中国の旅」を読んで

たまたま古本で本田勝一氏の「中国の旅」(朝日新聞社刊、1971年発行)を読んだ。丁度「ピンポン外交」と言われて戦後の日中の外交関係がようやく始まりかけた頃の記録であるが、本田氏の旅の目的は戦争中の日本軍の行動を、中国側の視点から明らかにす…

安倍内閣の劣化

このところ国会の中継を見ていても安倍首相の答弁ぶりが正常ではないように思われる。総理大臣なのだから、もう少し冷静に品格のある話し方をすれば良いと思うのだが、どうもケンカは買って出ようというような傲慢な発言や、質問を無視した自分勝手な主張だ…

家族のようなケア

川崎の老人施設で3人の入所者が相次いで転落死した事件を新聞が報じていたが、その記事の見出しの一つに逮捕された容疑者の「家族のようにケアしていた」という言葉が使われているのが気になった。 恐らく容疑者も記事を書いた記者も「家族のように親切にケ…

拉致被害者を見殺しにする政府

北朝鮮の「人工衛星」打ち上げに対する我が国独自の制裁に反発して、北朝鮮は拉致被害者などの調査を打ち切ることにしたと発表した。 これで拉致被害者の帰国はますます困難になった。本当に政府は拉致被害者を帰国させる努力をしているのであろうか疑わしく…

スマホ時代の外国観光客

外国からの観光客が二千万人を超えたと言われる。増えた大半は中国人ではなかろうか。心斎橋など通ると日本語よりも中国語の方がよく聞かれるぐらいで、どこの店も免税のサインと中国語の案内が並んでいるし、デパートなどには免税の手続きなのか専用の場所…

可哀想な山の神社

アニミズムの多神教から始まっているこの国では昔から大きな山や森、大きな岩や滝などいろいろなものが信仰の対象となり、それが受け継がれてきているので、どこへ行っても神社がありお寺があるだけでなく、昔は各家庭にまで神棚と仏壇の両方があって神にも…

開いた口がふさがらない

二月三日の衆議院予算委員会で安倍首相が「憲法9条について7割の憲法学者が自衛隊について憲法違反の疑いを持っている状態を治すべきではないかという考え方もある」と言ったそうだ。聞いてびっくり、よく言ううな。開いた口が塞がらなかったのは私だけで…

裏取引

人間の世界で裏取引がなくなることはないであろう。元々は皆で公平にやろうじゃないかということから約束事ができ、それが法律として定着してきたのが今の世界であるが、人間の欲望は止めようがない。 法を守るべきであることは分かっていても競争社会では、…

政治的に利用された「拉致問題」

北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さんの兄で、「救う会」元事務局長の蓮池透さんが2015年末、著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)を出版したそうだ。まだ読んでいないが、おそらくこれまでの安倍首相をはじめとする政府のや…