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スマホ時代の外国観光客

 外国からの観光客が二千万人を超えたと言われる。増えた大半は中国人ではなかろうか。心斎橋など通ると日本語よりも中国語の方がよく聞かれるぐらいで、どこの店も免税のサインと中国語の案内が並んでいるし、デパートなどには免税の手続きなのか専用の場所まで設けられている。「爆買い」のおかげで日本経済も助かっているようで全く中国様様である。

 それはそうとして、最近の観光客は皆スマホで情報を仕入れて、それに従って行動していることが多いようである。観光の行き先もスマホの情報で左右されるので人気のあるスポットや求める品物や買う場所なども我々日本人の評価や常識と少しズレがあるようである。

 日本で一番人気のある観光場所はどこかと思ったら金閣銀閣スカイツリーでもなく、伏見稲荷らしい。世界的に有名なトリップアドバイザーか何かでランクが一番になっているようである。

 また、アメリカから来た孫たちはうさぎ島や猫島に行きたいといって我々を驚かせた。うさぎ島というのは瀬戸内海のかって毒ガス製造で知られた大久野島のことで、いつの間にかうさぎが繁殖して、今ではそれが観光の売り物になっているらしい。日本ではあまり知られていなくても外国でのスマホなどでの観光案内で評判になっているのであろう。

 また京都でも神社や仏閣だけではなく、孫たちは京都の忍者レストランへ行って来たようで、フェイスブック上でも友人の「私も行きたい」という書き込みがあったりもする。私は未だそれが京都のどこにあるのかも知らないが、外国人には人気のスポットのようである。

 また大阪では新梅田シティのスカイビルの展望台が人気があるようで、先日、阪急の梅田駅の北あたりで韓国かららしい観光客にどこかと聞かれたが、スカイビルと新梅田シティがすぐに結びつかずどこかなと思って困ったことがあった。

 今日は梅田の地下鉄の駅で、ある男性が東洋系の外国の女性二人に地下鉄の路線図を指差しながら何か一生懸命に説明していたがもう一つ理解しにくいような格好であったが、そのうちの一人の女性がスマホで何か見つけて、それで納得したようで別れて行った。今ではもはやスマホは旅には欠かせないものであろう。

 観光スポットばかりでなく。食べ物やお土産などの情報もスマホなどで広がっているようで、変わった文房具や包丁などを探して求める人もあるようだし、今朝のテレビでは東京のどこかでメロンパンが外人観光客に人気で飛ぶように売れている様がでていた。これなどもスマホ情報で人気が出たものであろう。

  こう見てくると今は観光客の大きな流れは東京周辺や関西に限られているが、地方でもインターネットの観光案内などで何か特徴のあるものを強力に宣伝すれば、当たれば思わぬところで大勢の外国人観光客を集めることもできるのではなかろうか。

 そう思っていたら、すでに地方でも色々な企てがあるようで、テレビでは香川県で観光客に自分で粉を練りうどんを作って食べる催しを写していたが、次第に地方へも観光客がもっと流れるようになるのではなかろうか。

 観光客が二千万といってもフランスなどは八千万とかでまだまだである。もっともっと増えれば観光立国も成り立つかもしれないし、閉鎖的なこの国の人たちの考え方も少しづつ変わっていくかも知れない。