
今年は我が家のダグウッドの紅葉は例年になく綺麗である。例年なら美しい真紅になる前に、中途半端な紅葉のまま散ってしまうので、ダグウッドの紅葉はこんなものかと思っていたが、今年は殆ど全ての葉が真紅に染まっており、例年になく美しい。
そう思って見ていたら、今年はどこの紅葉も例年より赤が強く美しいようである。もうこの年ではあちこちに紅葉狩りに出かけるわけにもいかないが、先日訪れた五月山の紅葉も綺麗だったし、娘が外人のガイドで行った京都のあちこちの印象でも、今年は例年よりも美しかったと言っていた。
今年は例年になく暑い夏で、それがまたいつまでも続き、「四季が二季」になったと思うぐらい、急に短い秋になった急激な季節の変化が、紅葉を美しくしてくれたのであろうか。
母が生前によく「もう十歳若ければ・・・」と言っていたが、私ももう少し若ければ、美しい紅葉を愛でて、箕面は勿論、京都やあちこち歩き回るところだが、もうそれだけの体力がない。
しかし、幸いなことに、今は昔と違って、スマホやパソコンが嫌というほどあちこちの紅葉の画像を見せてくれる。箕面など駅の近くは先日行ったが、そこから先の滝道、公園の入り口の一の橋を渡ったあたりから旅館のあるあたり、竜安寺からその先の渓流に沿った滝道のあちこち、更には滝壺の前の広場から。流れ落ちる滝を背景にした構図など、実際に行って見てきたかの如くに映像を見せてくれる。
その他にも、京都のお寺をはじめ、あちこちの紅葉を、これでもか、これでもか、と言わんばかりに見せてくれる。リラックスして携帯を見たり、パソコンの前に座って、いやという程紅葉を見ていると、昔の記憶と混淆して、本当に行ってきたかのような気さえしてくる。
遠くまで山道を行けなくなった百歳老人には本当に有難いことである。