97歳のi-Pad

 長らく映像などを扱って来たてきたこともあって、これまでパソコンはずっとデスクトップの大きなものを使ってきたが、画面が大きいので使いやすかったが、スマホのように何処ででも手軽に使える機動性のようなものがなかった。

 歳をとって、もう映像作品などを作るのをやめ、普通にメールやフェースブック、インスタグラム、ユーチューブなどしか見なくなり、あとブログを書くぐらいにしかパソコンを使わなくなると、もっと気軽に何処ででも使える、もう少し小さなパソコンが欲しくなってきた。 

 そう思っていたところに、アメリカの娘がYoutubeの動画での「座って出来る体操」とやらを勧めてきて、女房と一緒にすることにしたが、私のパソコンのある書斎では、二人で同じパソコンを見ながら運動をするのに少々不便なので、やはりもう少し流動的に使えるハンディなパソコンが欲しくなった。

 幸い、昨年入院していた時に、その娘が病室でも使えるからと言ってくれたが、すぐに退院したのでそのままお蔵入りしていたi -Padがあったので、それを引っ張り出して来たが、使い方がさっぱりわからない。娘がくれた時に、使い方も教えてくれたのだが、使い慣れないままずっとお蔵入りしていたので、使い方もすっかり忘れてしまっている。

 肝心のメールやサファリなども、どうやって開き、どうやって扱えば良いのか、さっぱりわからない、日本に帰って来た下の娘が近くに住んでいるので、1日使い方を教えてもらったが、それでも一人でやってみると、変なものが画面に出て来て消えないし、メールもバラバラに入っていて、整理が大変だったりする。

 逆に音声で入力出来ることを知り、これを使えばBlogを書くのに便利だということなどまで教えてもらったが、一通り教えてもらっても、一人でやってみると、変なものが出て来て画面を邪魔して消せないなど、なかなか思うように進めない。

 若い人たちにとっては何でもないことなのだろうが、慣れない老人にとっては、なかなか思うように進まない。結局、これまで使い慣れてきたデスクトップで処理した方がずっと効率も良いし楽である。

「座って出来る体操」だけは i-Padを持って居間へ降り、女房と一緒に見ながら体操しているが、あとは、何とかi-Padも使いこなそうと悪戦苦闘しながらも、慣れたデスクトップで処理する方が快適なので、どうしてもそれに頼りがちになる次第である。