トランプ大統領が各国に課した関税を90日間停止すると発表してから、下がっていた株価の急上昇が見られたが、その発表の4時間前に、トランプ大統領がSNSに「絶好の買い時だ」(This is a great time to buy !!!DJT)と投稿したことが分かり、株式市場を歪める発言だと批判の声が上がっている様である。
目先を見つめるに敏な投資家がこれを見逃すはずはないから、この株価の変動を利用して大儲けをした者がいるに違いない。疑えば、これを書いたご本人自身も、その一人かも知れない。世界中の人々の高関税への心配を嘲笑うごとく、これで一攫千金となっているのかも知れない。
そうでなくとも、この機会を利用して、株価の下落で大損を被りかけたテスラを助けて、イーロン・マスク氏の困惑に応えたのかも知れない。誰にしろ、インサイダー取引があった疑いは十分考えられる。実際どうなのかは知る由もないが、元々が実業家で大金持ちの権力者、しかも、何をするか分からぬと言われるトランプ氏のことだから、疑えばキリがない。
新聞によれば「相場操縦」に関して、「政権内で誰が関税の反転について事前に知っていたのか。株を売買して、利益を得た者はいないのだろうか」という民主党の上院議員のSNSへの投稿もあり、調査の必要性もあるのではないかと言われているようである。
トランプ大統領の関税戦争の本命は中国であり、それ以外の国に対する措置はそれに伴ったものと言っても良いぐらいのものだから、それを利用した裏取引がないとは決して言えないであろう。どうなることか、経過を見ていくよりないが・・・。