SNSは思わぬことを教えてくれる

 どうでも良いようなことだが、近頃SNS など見ていると、つまらぬことでも、思わぬことを教えて貰うことがある。前に書いたアカギレの漢字など、知らなければそれで済んでしまったところだが、偶然知るとそれはそれで楽しいものである。

 今度は無神論者が語る、神社のお参りの仕方である。私の子供の頃は、まだ旧大日本帝国の時代で、子供たちも何かにつけて訳も分からず神社に連れて行かれ、拝まされたものであった。その際、拝み方も教えられ。その通りに拝まなければならなかった。

 私たちが教えられたのは「二礼、二拍、一礼、礼」というもので、先ず、身を清めるために手を洗ってから、神前に立って、気を付けの姿勢を整え、正面に向かって2回お辞儀をしてから、2回手を叩き、もう一度お辞儀をし、更に正面を去る時にもう一度お辞儀をするという所作であった。

 戦争が終わるまで神社へ行けば、こういう拝み方をするのが昔からの作法だったのだとばかり思っていた。敗戦後は無神論者になったので、神社に行っても拝むことが無くなったので、最近の人たちがどんなお参りの仕方をしているのか知らないが、何となく神社でのお参りの仕方は昔からこういうものだったのだなと理解して来た。

 ところが偶然SNSで、古来より神社への参拝は「三礼三拍手一礼」が正式であったのが、明治政府による神道復古運動にのって「二礼二拍手一礼」になったということらしい。どうも国民の信仰の中心とするため、改めて神道を強烈に印象づけるために、あえて変更させたものだそうである。

 どうでも良いようなことで、上に掲げた文章も本当かどうかは知らないが、明治政府が神道を復帰させ、それを使って国民を纏めようと画策して色々工夫したことは確かであり、その中での一件であったのであろう。