コロナの起源

 コロナの起源については、いつだったかWHOなどで組織された調査団が最初に流行したとされる中国の武漢に赴き、海鮮市場やビールス研究所などにも立ち入り調査をして、結論として、研究所から漏れた可能性は極めて低く、何らかの理由で、動物経由で人に拡がったものという一応の結論が出された。

 ところが、その後もアメリカでは調査に不満の声があり、トランプ大統領コロナビールスのことを漢口ビールスと言ったりして、再調査をWHOに要求し、中国がこれに反発し、両者の争いにもなっている。アメリカ側単独でも国内的に精細な調査が行われ、最近結果の発表が行われたが、安全保障上の問題ということで、僅か2ページの報告書が出されただけで、中国への調査要求に留まっている。

 このコロナの起源については流行の初期から色々な情報が絡み、SNSなどでも初めの頃、色々な噂が飛んでいた。どうも細菌兵器などの秘密情報なども絡み、明るみに出来ないようなことも多いようである。

 私の覚えている噂では、アメリカ陸軍には細菌兵器の研究所として、フォート・ディートリック感染症研究所がメリーランド州にあり、そこは以前に細菌の漏洩事件があって問題になったこともある研究所であるが、SARSやMERSなどのコロナビールスの研究が行われていたことが明らかになっている。ところが、その研究所が2019年の秋に閉鎖されているのである。理由は排水消毒に関するインフラの問題となっているが、真実はわからない。

 それに同年の秋には、アメリカでは例年より早い時期に1万人以上もの死者の出たインフルエンザの流行があり、それが20年2月に激減し、その直後の3月から急にコロナ流行に繋がってっている事実があり、それが実はコロナであったというような噂もあったが、これはどうもインフルエンザだったらしい。

 しかし、中国ではアメリカの執拗な中国の研究所からの漏洩説に対して、50万人以上ものネットユーザーがアメリカのこの研究所の調査の要求の声をあげているようである。

 私がSNSで読んだ奇怪な情報では、アメリカのその研究所に留学していた中国人の研究者がアメリカの諜報員の手先となっており、その研究者が中国へ帰って、武漢の研究所に勤めたが、ある時その研究者がこっそりコロナビールスを持ち出したのが流行の始まりだというものであった。

 真偽の程は全くわからないが、アメリカのその研究所にいて武漢の研究所へ帰った中国の女性研究者がいて、アメリカの研究者と共同研究などをしていたことなどは確かなようである。

 細菌兵器が絡むようなことなので、アメリカも中国も詳細を強いて避けているであろうから、真相は全く分からないし、今後とも、どちらも秘密に属する情報を明らかにすることはないであろう。従って、おそらく真実は永久に分からないであろうが、米中の細菌兵器をめぐる秘密の争いがあるようである。