どこの国でも戦争になると大臣や政治家たちは「積極的に平和のために」とか「お国のために」戦えと国民に発破をかけて無理やり戦争に行かせようとする。
しかし、声高にそういう事を言う人に限って、自分が先頭に立って戦争に行く気はないし、実際にも行った試しがない。自分は安全な所にいて人々を煽って危険な戦場へ駆り立てるばかりである。
この国でも安倍首相などは最近だけでも「イスラム国には償いをさせる」とか、「自衛隊に邦人救出に行かせる」とか、「有志連合の一員として・・」「憲法を改正して戦争の出来る国にする」など、威勢の良いことばかり言っているが、実際に戦争になった場合、自分が最前線に行って直接危険にさらされることを一度でも考えたことがあるだろうか。本当に自分の身を危険にさらす覚悟が出来ているのだろうか。
そんなことを考えていたら世界には色々な人がいるものである。インターネットをみていたら面白い記事を見つけた。デンマークの陸軍大将フリッツ・ホルンという人が「戦争絶滅法案」なるものを提唱しているのだそうだ。この法案では「開戦後10時間以内に必ず、国家元首、首相、閣僚、議員を最前線に行かせる」ことが決められているのだそうである。
なるほど、この法案さえあえばどこの国もたちまち戦争を諦めて、他の外交的な努力に切り替えるに違いない。必ずや「戦争なんて、この世から絶滅される」であろう。
日本でも早速こういう法案を作って国会に提出すればどうだろう。