電動自転車

最近の若いお母さん達が、子供を幼稚園や保育所に送っているのを見ると、殆どの人が自転車に子供を乗せて連れて来ている。車は小廻りが効かないし、道を塞ぐ。手をとって歩いて来るには時間がかかり過ぎる。自転車ぐらいが一番手っ取り早いのであろう。 つい…

老躯の衰えかた

父親が九十四歳でなくなった時、随分長く生きたものだな、自分はそこまで生きられるだろうかと思ったものだったが、いつの間にかもうその年齢に達してしまった。 戦争の嵐を潜って来た私は、若い頃は四十二歳の厄年まで生きれれば十分だと思っていたが、カミ…

軍拡よりも今こそ外交に力を!

最近の新聞や世論の動向を見ていてどうしても解せないのは、中国をどうしてこうも悪者にして排除しようとしているのか不思議である。中国の発展が著しく、経済的にも日本を追い抜き、アメリカと並ぶ大国になっていく様に妬みを感じるのはわかるが、これまで…

索端を垂らすな

若い頃は何をするにも機敏で素早くこなし、他人に遅れを取るよようなことはなかったが、歳をとるといつまでもそういう訳にはいかない。道を歩くのも、昔はいつも人を追い抜いていたものだが、今や、若者ばかりでなく、女性にも子供にも追い抜かれる。食事の…

日本はアメリカのために戦わされる?

巷には日本は日米安保条約によってアメリカが守ってくれると思っている人もいるようであるが、日本にいるアメリカ軍は日本を守るためにいるのではなく、アメリカのためのアジアにおける前進基地として、利用するためにいるものである。 朝鮮戦争の時も、べト…

はかない人生

九十歳も過ぎると周囲の友達は皆死んでしまって、気軽に馬鹿話を話し合ったりする友達もいなくなる。尊敬していた先輩も、嫌いだった人たちも、少し下のうまのあった後輩までが、皆死んでしまって、今や過去の思い出しか残っていない。こればかりはどうにも…

国民を助けない政府

アメリカのバイデン大統領が来日した折に、北朝鮮による拉致被害者の家族たちは、また大統領の歓迎の宴の開かれた赤坂迎賓館まで出向いて、アメリカの大統領に助力を求めて懇願したと報じられている。 拉致が始まってから既に四十年、その間、小泉首相が北朝…

マンションの灯り(続)

一昨年の十二月に、「マンションの灯り」と題して、我が家の北窓から遠くに見える大きなマンションの夜の灯りについて書いたが、その後に気がついたことなどを少し補足しておきたい。 こちらは老人家族なので、早寝、早起き、それも嵩じて、寝るのは8時前、…

奇妙な新聞の見出し

5月18日の朝日新聞の一面見出しを見て首を傾げた。大きく「製鉄所ウクライナ撤退命令」「マリウポリロシア完全制圧へ」と書かれていた。核攻撃に備えて作られた地下要塞のような製鉄所の地下に立てこもって、長らく抵抗していたいたウクライナのアゾフ大…

最後の晩餐会

昭和15年は皇紀2600年といって、神武天皇の即位以来2600年に当たる年だということで、色々な慶祝行事が行われた。箕面の滝の前の広場にある頼山陽の碑を引っ張り上げるのに、我々小学生までが動員されたのもその一環であった。 しかし、慶祝事業の裏には、昭…

国による「いじめ」

沖縄の本土復帰50年ということで、新聞にはそれに関する読者の声なども多く寄せられている。それを読んでいると、いたたまれない気分になるのは私だけであろうか。 五十年已まぬ「虐待」母国より という句が載っていた。悲惨な沖縄戦で4分の1の同胞を亡くし…

なんくるならない

沖縄の本土復帰から50年ということで記念式典なども行われてようであるが、沖縄の基地問題などは一向に解決されないばかりか、最近は軍備増強などで返って平和から遠ざかって来ている感じさえある。 朝日新聞の声欄に”「なんくるならない」沖縄よ”という投書…

老いた猿たち

たまたまSNSで見た老いた猿の写真である。なんと人間の老人の表情と似ていることだろう。何となく惹きつけられて、同情というか、哀れさを感じないわけにはいかなかった。 あまりにも人間の老化に表情、雰囲気が似ているではないか。猿たちよ。お前たちも一…

今こそ軍備増強より日中友好を!

ロシアのウクライナ侵攻に絡んで、最近は中国の発展に関しても、「力による一方的な現状変更は何処であれ認められない」とする主張が連日のように新聞紙上などにも現れる。 しかし、中国が仮に万一、台湾を攻撃したとしても、台湾が中国と一つの国であること…

コロナと老いのゴールデンウイーク

まだ仕事をしている頃はゴールデンウイークは一年のうちで一番楽しい連休であった。 正月も続けて休めたが、年末は慌ただしく、正月にはいろいろな行事もあり、寒い季節ということもあって、バタバタと過ぎてしまい、あまゆっくりした気分になれなかったが、…

上からの目線

社会的地位などからの「上からの目線」は嫌がられるし、誉めたことではない。人は誰も平等であるべきであり、民主主義の理想も自由なだけでなく、平等で公平な社会である。 そんな難しい話でなく、誰しも経験することであるが、人は物理的にいつもと違う、ち…

火遊びをやめろ!人類滅亡の危機

ロシアのウクライナ侵攻以来、新聞を見ていると、ウクライナは徹底抗戦するといい、アメリカは西欧諸国に呼びかけて、大量に武器を供給してウクライナを援助するという。 ウクライナが徹底抗戦すると言うのは当然であろうし、それを何とか援助してやろうとい…

友人の死

子供の時からの親しくしてきた友人の娘さんから、その友人の死亡の連絡が届いた。 九十歳も超えると、多くの友人がいなくなり、寂しくなるものだが、この友人は、子供の時からの長い付き合いで、誰よりも、何でも気軽に話せ、相談もできる友人で、家族ぐるみ…

国際社会とは?

日本のメディアでは、「国際社会」という言葉が頻繁に使われる。初めのうちは何となく世界のことぐらいに思って聞き流していたが、最近はどうもこの言葉が引っかかる。 「国際社会に貢献」とか「国際社会のルールを破って」とか言われても、それは必ずしも世…

差別は悪意のない所で生まれる

もう随分以前のことになるが、 開業医をしていた友人から「後継者の候補者を紹介されたので、一度会って人物を確かめて欲しい」との依頼を受けたことがあった。その候補者は韓国名の人で、何処かの病院の勤務医であったが、会ってみると、人当たりも良く、人…

アメリカは戦争してないの?

ロシアのウクライナ侵攻以来、日本のテレビもそのニュースで持ちきりである。毎日のようにアメリカのバイデン大統領や、ホワイトハウスの高官や報道官などが出てきて、ロシアを非難しているので、それを聞いていると、てっきり、アメリカがこれまでの続きで…

テンゴ

子供の時から「また テンゴしている」とよく怒られたものであった。 思い出せば、新聞や雑誌、教科書やノートなど、ものを選ばず、殆ど無意識に、いたずら書きをしたり、消したり、破ったり、切り抜いたり、丸めて何かを作ったりしていた。例えば、カレンダ…

悪寒戦慄

しばらくこのブログに穴をあけてしまい失礼しました。実は最後の4月15日の”失神発作”のブログの最後に『「二度あることは三度ある」とか、「三度目の正直」という言葉もある。一日二日、様子を見てみようと、どこにも行かず家で静かにしていることにした。』…

失神発作

その日は、午後からアメリカへ行っている娘のマンションの片付けに行って、風呂に入り、後一杯ひっかけて帰った。夕食は普通にして、いつものように七時半頃にはベッドに入った。急に暑くなったためか、寝苦しい感じがして、八時半頃にトイレに行った。 立っ…

春爛漫

若くて忙しく仕事をしていた頃は、春と言っても庭に咲く花をチラと眺めたり、通りがかりに街路樹や道路脇に家の庭木の花を眺めて通り過ぎるぐらいのことであった。桜の花にしても、一度ぐらい職場の仲間と桜見物に行って酒宴で盛り上がったり、たまの休みの…

よう言うわ

ウクライナのキエフ周辺からロシアが撤退した後に四百人もの死体が残されていた。アメリカを初め西側諸国は戦争犯罪だ、徹底的に調査して犯罪行為を明らかにすべきだと言い、ロシア側はウクライナのでっち上げだと言っている。 武力による戦争であるから、当…

人間の勝手な動物愛護

最近は犬を飼ってる家が増えた。それも昔のように、庭の犬小屋に寝かせ、残飯で飼育して、鎖に繋いでいるようなのは時代遅れで、今では例外なく殆どの人が家の中で、家族の一員のような飼い方をしているのが普通である。 昔は防犯用に飼う人が多かったので、…

政治ショウ

ロシアのウクライナ侵攻について、450万人とも言われる国外への避難民の実態などの視察に、林外務大臣がポーランドへ視察に出かけたが、その帰途に日本への避難希望者20名ばかりを同じ飛行機乗せて連れ帰って来たそうである。 これまでにも既に日本の親…

桜と兵隊

寒い冬が去り、漸くコロナからも幾分解放された気分になっているところに春がやって来て、こちらもあちらも桜が満開となり、花見客で賑わっている。川の堤や公園に何十本も並んだ満開の桜はいつ見ても美しく、春の希望を託してくれているるようである。 今年…

反戦歌

ロシアのウクライナ侵略が始まってから、毎日のテレビや新聞は戦争の話や、ウクライナ支援の声に満ち溢れている。コロナの流行ももう片隅に追いやられてしまった。 そんな中で、また昔の反戦歌が聴かれるようになった。村上春樹が自分のラジオ番組で「戦争を…