2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
私が育った頃の戦前の日本はまだ貧しい国だった。昭和の初めの大恐慌の時には、東北などでは冷害も重なり、娘を女郎に売り飛ばさないと暮らせぬ農民が沢山出たものであった。 小さな島国では当時の7千万もの人口を養えず、満蒙や南米への移民が奨励され、ま…
今は読み終わった新聞は殆ど皆ビニール袋にでも集められ、袋が一杯になったらゴミとして捨てられる。今の若い人たちは、昔から古新聞はこうして処理されてきたものだと思っているかも知れないが、こうなったのは、まだほんの半世紀ぐらい前からのことに過ぎ…
以前、補聴器を買おうか買うまいか迷っていたことを書いたが、結局は購入することにした。いつも散歩する圏内の近くに店があり、親切な係の人が丁寧に面倒を見てくれたので、微調整して貰ったりするアフターケアにも便利だろうと思い、そこで買うことに決め…
秋の彼岸、秋分には曼珠沙華が欠かせない。子供の頃は、毒のある花だから近寄るな言われていたので、あの独特の形をした毒々しい赤色をした曼珠沙華は早くから知っていたが、意識して避けて来た。生活の中心も、ずっと都会だったので年をとるまではあまり縁…
暦を見ると、もういつしか秋分である。例年なら朝の散歩の時にでも、涼しくなった野原に群生する曼珠沙華などを見つけ、ああもうお彼岸だなと感じさせられたところだが、今年は少し違った。 朝夕は少し暑さも和らいだ感じだが、まだまだ暑い日が続き、テレビ…
戦争が終わるまでは天皇は現人神(あらひとがみ)なる神様だったので、天皇などと呼び捨てにするだけでも、不敬行為であり、処罰され兼ねなかった。天皇と直接会う様な機会は一般庶民には殆どなかった。従って、天皇とたまたま田舎道ですれ違うなど、今では…
新聞やSNSなどを見ていると、中国は悪い国なので、アメリカを中心として、日本、韓国、フィリピンから、オーストラリア、ニュージーランドまで、出来ればインドまで含んで、皆で協力して中国を封じ込まなければならないというような言説ばかりで、実際にも、…
また敬老の日がやってきた。ただし自分が九十七歳にもなると、六十五歳から老人と言われてもピンとこない。我々の次の世代が既に老人の範疇に入る時代になってしまっているのである。私の娘たちも、まだまだ若いと思っていても、もう老年期に入り、孫たちが…
今年はとうとう一度も法師蝉(つくつくぼうし)の声を聞かない内に、もう九月も半ばになってしまった。あの、ホーシツクツク、ホーシツクツク、ツクツクボーシの鳴き声は夏の終わりの象徴である。 例年なら夏の終わりに近く、お盆の頃になると、法師蝉が鳴き…
ニューヨークに住んでいる娘が亭主と一緒にまた来てくれた。そこへ、フランスへ行っていた孫がアメリカへ帰る途中で寄ってくれた。ロスに長らく住んでいた下の娘も、ここのところ日本に根拠を移して、年老いた両親の面倒を見てくれている。 こちらも、8月後…
8月12日、突然左足の坐骨神経痛が起こり歩けなくなった。痛みが強く、左向きはおろか、上向きに寝ることも出来なくなってしまった。じっとしていても痛むので、近くの整形外科へ行って診てもらったが、大きな器質的変化はないようなので、痛み止めの薬だけも…
この度、コロナで入院してから、もう殆ど外に行かない老人がコロナにかかったのが、どうしてだろうか気になっていた。 最近の動向を改めて振り返ってみても、朝、猪名川の堤などを散歩する頃は、まだ人通りも少なく、2〜3のジョッギングする人や、老人の散…
近頃は電車の中で鼻をほじくる人が増えたという記事がSNSのどこかに載っていた。誰しも鼻をほじくったことのない人などいないだろうが、こういう他人に不快感を与えるような行為はあくまでも内緒にするもので、少なくとも大の大人が公共の場所などで公然とす…
1945年8月15日が敗戦日であることは多くの人たちが知っている。しかし、国が国民を捨てた日であることはあまり言われない。終戦の詔勅により、「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」あとは占領軍の指示に従って身を処し給え。我々には、最早、国民を守ること…
佐賀県の玄海原発の敷地内を、所属不明のドローンが飛んでいるのが見られたが、ドローンの所属や行方は分かっていないと言うニュースがあった。原発の警備がこんなに貧弱なものだったとは思っていなかったので驚いた。原発の事故がどれほど大きな被害をもた…