2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の危険な道

日本が敗戦によってアメリカの従属国になって、今年でもう77年が経過している。その間、まるで徳川幕府に従ったその時代の町人のように、アメリカに全面的に従いながらも、そのご機嫌を伺いながら、アメリカに押し付けられた平和憲法のお陰で、時には怒られ…

映画「ベイビー・ブローカー」

「万引き家族」などの数々の名作映画で、今をときめく是枝監督が韓国へ行って、映画「パラサイト」の主演ソン・ガンホなどと作った韓国映画「ベイビー・ブローカー」が宝塚のシネ・ピピアに来たので早速見に行った。 カンヌ国際映画祭でコンペティッション部…

未来への希望

戦後のニヒリズムを体験させられて来たからであろうか、それとも歳をとった為であろうか、現実の世界を見ても、がっかりさせられるような事ばかりで、いよいよ最近は昔のように人類の未来への希望が持てなくなって来た感じである。 資本主義社会の矛盾はます…

九十四歳の誕生日

本日、7月24日で満九十四歳になる。気がついたら、もうこの歳になってしまっていたという感じだが、ここまでよく生きて来たものである。父が九十四歳で亡くなっており、長命だったなあと思ったものだったが、私もいつしかその歳になってしまった。 仲の良…

昔の新聞紙

今では各家庭に配送され、読まれた後の古新聞は、折り畳まれ、積まれて、各家庭で一定期間保存された後、ゴミの日に収集されて、処理され、家庭で古新聞紙が何かに利用されることは殆どなくなってしまった。しかし、昔の新聞は、その記事の内容だけでなく、…

安倍元首相の国葬に反対する

安倍元首相が奈良で銃撃死されてから早1週間を過ぎたが、現場には未だに弔問客が後を断たないという。岸田首相は先日の記者会見で、秋に安倍元首相の国葬を行うと言っていた。 国葬については、戦後新憲法とともに法律の定めはなくなったままであるが、吉田…

酔生夢死

最近家にいることが多くなり、ぼんやりと庭などを眺めていると、ふと酔生夢死という言葉が頭に浮かんできた。 酔生夢死(すいせい・むし)を辞書で引いてみると、「何もせずに、むなしく一生を過ごすこと。生きている意味を自覚することなく、ぼんやりと無自…

安倍元首相銃撃事件の謎

この度、奈良県の近鉄大和西大寺駅前で、元首相の安倍晋三氏が銃撃により殺された事件は世間に大きな衝撃を与えたが、それについての各新聞の報道を見て驚かされた。朝日、読売、毎日、日経、産経、東京の各新聞社の一面のこれについての見出しが、まるで誰…

人口減少は悪か

戦前は人口が多過ぎるのが問題であった。子供の頃に、世界地図で小さな日本列島を見せられて、こんな小さな島国で7千万人もの人間(当時の日本の人口)が食って行けるはずがないだろうと言われたことを覚えている。実際、当時の日本はまだ貧しく、国の財政…

語漏症

時々電車の中や道路でも、独り言を口にしている人を見かけることがある。多くは自分では意識していないのに、言葉が自然に口から出ている様である。 「ヨイショ」と言ったような掛け声だったり、「ああ綺麗だな」とか「ああ良い気持ちだ」などと感嘆した時な…

アメリカからの安倍首相暗殺の第一報

7月8日の昼頃から夜までは、奈良県で参議院選挙の応援演説に来ていた安倍首相の暗殺事件が起こり、テレビも新聞や他のメディアも、このニュースで一日中持ちきりであった。犯行の動機など詳しいことはまだわからないが、犯人が元首相の政治的な動向などと…

軟着死

若い人たちの間では、よく「死の恐怖」「死が怖い」「死を恐れる」などと言われる。確かに、まだ将来のある若い人の死は殊の外、哀れである。本人にとって、死は予期しなかった生の中断であり、絶望である。死が生の必然の結果であることがわかっていても、…

早朝の散歩 ヒメジオンの当たり年

まだ6月だというのに、天気予報では連日のように30度を超える気温が示されている。それも体温と同じ36度などという異常な高温が、当たり前のように告げられているのが恐ろしい。 これまでは、朝食など朝の行事を済ませてから散歩していたが、もうこれだ…

電力不足、原発電源再開せねば???

この春頃から政府は急に東電管内の電力需給状況が逼迫しているからと、緊急情報を出したり、この2−3日は、異常とも言える温度の夏の到来に合わせて、東電管内では電力需給が切迫しているので、クーラーや冷蔵庫の温度設定を上げて節電に協力するようテレビ…

酷暑日

今年はまだ6月だと言うのにもう体温を越えるような猛暑が続き、これでは7月、8月の本格的な夏にはどうなることか心配になる。 群馬県・伊勢崎市では6月25日に既に40.2度、6月の気温としては2011年に埼玉県熊谷市で観測されて39.8度を上回る国内…