2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本はアメリカのために戦わされる?

巷には日本は日米安保条約によってアメリカが守ってくれると思っている人もいるようであるが、日本にいるアメリカ軍は日本を守るためにいるのではなく、アメリカのためのアジアにおける前進基地として、利用するためにいるものである。 朝鮮戦争の時も、べト…

はかない人生

九十歳も過ぎると周囲の友達は皆死んでしまって、気軽に馬鹿話を話し合ったりする友達もいなくなる。尊敬していた先輩も、嫌いだった人たちも、少し下のうまのあった後輩までが、皆死んでしまって、今や過去の思い出しか残っていない。こればかりはどうにも…

国民を助けない政府

アメリカのバイデン大統領が来日した折に、北朝鮮による拉致被害者の家族たちは、また大統領の歓迎の宴の開かれた赤坂迎賓館まで出向いて、アメリカの大統領に助力を求めて懇願したと報じられている。 拉致が始まってから既に四十年、その間、小泉首相が北朝…

マンションの灯り(続)

一昨年の十二月に、「マンションの灯り」と題して、我が家の北窓から遠くに見える大きなマンションの夜の灯りについて書いたが、その後に気がついたことなどを少し補足しておきたい。 こちらは老人家族なので、早寝、早起き、それも嵩じて、寝るのは8時前、…

奇妙な新聞の見出し

5月18日の朝日新聞の一面見出しを見て首を傾げた。大きく「製鉄所ウクライナ撤退命令」「マリウポリロシア完全制圧へ」と書かれていた。核攻撃に備えて作られた地下要塞のような製鉄所の地下に立てこもって、長らく抵抗していたいたウクライナのアゾフ大…

最後の晩餐会

昭和15年は皇紀2600年といって、神武天皇の即位以来2600年に当たる年だということで、色々な慶祝行事が行われた。箕面の滝の前の広場にある頼山陽の碑を引っ張り上げるのに、我々小学生までが動員されたのもその一環であった。 しかし、慶祝事業の裏には、昭…

国による「いじめ」

沖縄の本土復帰50年ということで、新聞にはそれに関する読者の声なども多く寄せられている。それを読んでいると、いたたまれない気分になるのは私だけであろうか。 五十年已まぬ「虐待」母国より という句が載っていた。悲惨な沖縄戦で4分の1の同胞を亡くし…

なんくるならない

沖縄の本土復帰から50年ということで記念式典なども行われてようであるが、沖縄の基地問題などは一向に解決されないばかりか、最近は軍備増強などで返って平和から遠ざかって来ている感じさえある。 朝日新聞の声欄に”「なんくるならない」沖縄よ”という投書…

老いた猿たち

たまたまSNSで見た老いた猿の写真である。なんと人間の老人の表情と似ていることだろう。何となく惹きつけられて、同情というか、哀れさを感じないわけにはいかなかった。 あまりにも人間の老化に表情、雰囲気が似ているではないか。猿たちよ。お前たちも一…

今こそ軍備増強より日中友好を!

ロシアのウクライナ侵攻に絡んで、最近は中国の発展に関しても、「力による一方的な現状変更は何処であれ認められない」とする主張が連日のように新聞紙上などにも現れる。 しかし、中国が仮に万一、台湾を攻撃したとしても、台湾が中国と一つの国であること…

コロナと老いのゴールデンウイーク

まだ仕事をしている頃はゴールデンウイークは一年のうちで一番楽しい連休であった。 正月も続けて休めたが、年末は慌ただしく、正月にはいろいろな行事もあり、寒い季節ということもあって、バタバタと過ぎてしまい、あまゆっくりした気分になれなかったが、…

上からの目線

社会的地位などからの「上からの目線」は嫌がられるし、誉めたことではない。人は誰も平等であるべきであり、民主主義の理想も自由なだけでなく、平等で公平な社会である。 そんな難しい話でなく、誰しも経験することであるが、人は物理的にいつもと違う、ち…

火遊びをやめろ!人類滅亡の危機

ロシアのウクライナ侵攻以来、新聞を見ていると、ウクライナは徹底抗戦するといい、アメリカは西欧諸国に呼びかけて、大量に武器を供給してウクライナを援助するという。 ウクライナが徹底抗戦すると言うのは当然であろうし、それを何とか援助してやろうとい…

友人の死

子供の時からの親しくしてきた友人の娘さんから、その友人の死亡の連絡が届いた。 九十歳も超えると、多くの友人がいなくなり、寂しくなるものだが、この友人は、子供の時からの長い付き合いで、誰よりも、何でも気軽に話せ、相談もできる友人で、家族ぐるみ…

国際社会とは?

日本のメディアでは、「国際社会」という言葉が頻繁に使われる。初めのうちは何となく世界のことぐらいに思って聞き流していたが、最近はどうもこの言葉が引っかかる。 「国際社会に貢献」とか「国際社会のルールを破って」とか言われても、それは必ずしも世…