2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

星のない夜

私の子供の頃は夜空には満天の星が輝いていた。月の満ち欠けにも興味を持ったが、星を見るのも好きだった。満点の星は限りなく広々とした宇宙を感じさせてくれ、無限の夢をあたえてくれた。どこか遠い遠い未知の世界へ誘ってくれるようなロマンを感じたもの…

台湾の有事はなぜ日本の有事なのか?

このところ中国の発展を止めようとして中米関係が険悪になってきている。 それに伴って沖縄や南西諸島の軍事基地化がアメリカ主導で進められ、自衛隊は敵基地攻撃能力まで持つと岸田首相も言いだし、台湾有事に備えてだとも言われており、それに関して安倍元…

自由か平等か

フランス革命は自由、平等、博愛を掲げた民主主義革命として知られているが、最近アメリカなどがしきりにい言う民主主義は自由の強調ばかりで、平等が疎かにされている。事実人口の5%にも満たない一部の高額所得者が自由に振る舞って富を独占し、残りの人た…

卑怯なコウモリ・・・イソップ物語

イソップ物語ののコウモリの話を覚えてられますか? 「むかし、とりとけものはいつもけんかをしていました。こうもりは『わたしはとりの仲間です!』『わたしはけものの仲間です!』と言ったり、自分の得になるようにころころ立場を変えていました。 やがて…

九五歳の手習い

年寄りの誤嚥や肺炎を防ぐために、日頃から息を強く吸ったり吐いたりする口呼吸や、口周辺や舌の筋肉運動、パ・タ・ハ・ラと強く発音を繰り返すなどが良いとされているが、笛やハーモニカなどの楽器を吹くのも良いであろう。 私も最近は、時に食事の時に蒸せ…

近くの古墳

歳をとって近くを散歩することが多くなると、若い時には見向きもしなかった近隣の風物が目につくようになってくるものである。 私の住んでいる池田も古い町なので、色々と歴史を感じさせられるものが多いことに気付かせてくれる。池田やその周辺の北摂の山裾…

敵基地攻撃能力

最近は総理大臣までが敵基地攻撃能力だなどと物騒なことを言い出すようになってきた。憲法9条には、はっきりと軍隊は持たないとされているのに、今では世界でも有数の軍隊を持ち、憲法違反としか言いようがない。それどころか、明らかに自衛の範囲を超えた…

満年齢か数え年か

今のように年齢を満年齢に言うようになったのは戦後のことである。昔は数え年で言うのが普通であった。そんなわけで皆年齢を二つ持っていることになるので、その場その場で、自分に都合の良いように使い分けることが出来る。 若い時には他人に馬鹿にされない…

日米地位協定の抜本改定の要求

日本平和委員会が沖縄はじめ全国の米軍基地での新型コロナ感染拡大問題について、以下のような要求書を政府に提出しています。 沖縄や岩国、横須賀などの米軍基地を通じての、オミクロン株によるコロナ感染の拡大、第6波により、再び国民は多大の犠牲を強い…

卒寿翁の年賀状

卒寿も過ぎれば、年賀状も年と共に減ってくる。近所のお米屋さんが郵便を扱っており、例年11月になると「今年は何枚のしましょう」と聞いてくれていたが、年と共に枚数が減り、何かお米屋さんに悪いような気がしていたが、昨年からお米屋さんがもう郵便の取…

国民の命より米軍駐留が優先するのか

以前からコロナ対策としての水際作戦の抜け穴として、日米地位協定による米軍人やその家族などの検疫なしの国内基地への移動や基地からの外出が指摘されていたが、それが現実の問題となった。 12月上旬に1000人規模の兵隊が米本国などから日本の検疫を受けず…

初詣での行列

いつの頃からだろうか。正月になると家の近くの神社から溢れた参拝客が神社に通じる道に延々と長い行列を作るようになった。今年も行列は神社の外だけでも70〜80米も続いていた。 話を聞けば、このような行列は正月には、ここだけでなく、あちこちの神社…

トイレは外で

年末の土曜日の朝、散歩して隣町のターミナルまで行った。10時少し前に着いたので、少し待って、駅の隣のビルの本屋に行った。新書版の本のコーナーを覗いてから、本屋の裏のあまり目立たない所にあるトイレに行った。 先にトイレに歩いて行く人がいたので、…

ぜひ読んで欲しい信濃毎日新聞の社説

このところ政府はアメリカの要望に応え、殊に南西諸島の軍備増強を急ピッチで進め、軍事費も増加させ、自衛の範囲を超えて敵基地に対する先制攻撃能力にまで言及するようになった。明らかに憲法の規制も無視し、先の戦争以来守られてきた平和な時代を終えて…