2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ホームの白線と視力障害者用ブロック

昔は何処の駅のホームでもアナウンスで「電車が来ます。危ないですから白線の内側へお下がり下さい」と放送されていたものである。「内側」だったら、電車の入り口に近い方と言う風に取る人もいるかも知れない。「白線より後ろへお下りください」といった方…

今の日本で餓死する人がいる

先日新聞を読んでいて衝撃を受けた。コロナの感染状況が発表される中、コロナの影響で失業して貧困の陥っている人たちや、アルバイトが出来なくなって学校を辞めなければならなくなった学生のことなどが報じられている。また、世界中で所得格差がひどくなっ…

菅首相の訪米

4月16日菅首相は訪米して、ホワイトハウスでバイデン大統領と会談した。大統領が就任してから初めての外国首脳との対面の会談で、日本が重視されている印だなどと盛んに喧伝されていたが、往復14時間もかかって飛んで行って、一対一の会談はたったの20分だ…

アラスカでの米中対話

アメリカでバイデン政権が出来て、先月にはアメリカの軍部と外交のトップが 日本と韓国を訪れ、それぞれ2+2の会談が行われ、その後中国へは行かず、米中から等距離ということでアラスカのアンカレッジで米中会談 行われた。 その会議の内容は外観だけしか…

りんごと地球

私が子供の頃、父が住友銀行に勤めていた。当時は三菱、三井、住友が三大財閥と言われており、国内の富の多くを握っており、日本はまだ農業国で貧しく、東北などでは、冷害や経済的不況などの時には、小作人は娘を売らなければ食えないような時代であった。 …

原発の汚染水の海洋放出は風評被害だけではない

政府は東日本大震災による原発事故以来、長年問題になって来た、福島の原発からの汚染水の処理を、現地の漁業者との約束を反故にして、海洋放出とすることを正式に決めた。当然風評被害を恐れる漁民をはじめとする地域住民たちの反対の声は強い。 菅義偉首相…

昔のアヴェック、今のアヴェック

もう今ではアヴェックという言葉も殆ど使われず、死語になってしまった感があるが、我々の青春時代には、アヴェックと言う言葉は、若者にとっては、戦後の時代の新鮮な感じのする憧れの言葉であった。 アヴェックというのはフランス語のavec(英語のwith)から…

車椅子で無人駅利用は「わがまま」か

電動車椅子で生活するコラムニスト伊是名夏子さん(38)が、無人駅である熱海の来宮駅を利用しようとした時、小田原駅の駅員から一時「案内出来ない」と言われたことをブログに書いたところ、それは「わがまま」だと言う批判が多く寄せられた。 現場を見てい…

公衆トイレの問題

今では何処の街へ行っても公衆トイレが整備されているので、それを探すのに苦労することはない。何処にも水洗式で手入れの行き届いたトイレが備えられているので、設備面では残る問題も少ないようにも見える。 それでも問題がないわけではない。どこも男女別…

二度目の「おいてけぼり」

戦後の話の続きである。 先に書いたように敗戦による世の急変について行けず、ひとり「おいてけぼり」(取り残される)を食らって、ニヒルな虚無主義に放り出された私は、時間はかかったが、やがて落ち着いた先は戦後の民主主義であった。 占領軍の対日政策…

オリンピックの聖火リレー

オリンピックの聖火リレーが始まっているようだが、コロナの流行は益々猖獗を極め、今や第4波が始まっているようである。大阪などでは、再び飲食店などの営業時間短縮などが要請され、それに伴って、大阪市内での聖火リレーも中止になったようである。 聖火…

コロナの春

もうコロナが流行り出してから1年以上になるが、一向におさまる気配はない。それどころか、春になって人々の動きが活発になるにつれ、またゾロ感染者が増えはじめ、第4波の到来とも言われている。 そんな中で、もう90歳も過ぎた老人に出来ることは、混み…

オリンピック中止を早く決めるべきだ

コロナの緊急事態宣言が終わってまだそれほど日もたっていないのに、あちこちでまた感染者が増え、殊に大阪では第3波の時に近い600人を超える感染者が出るようになり、大阪と神戸、尼崎、西ノ宮、芦屋、それに矢張り感染者の増加が見られる仙台を加えて…

武士は食わねど高楊枝

「武士は食わねど高楊枝」とは、「 武士はたとえ貧しくて食事ができない時でも、それを周囲には見せないように誇り高く生きている」ということを表したことわざである。 テレビでは朝から晩まで、何処かの番組では必ずと言って良いほど、料理や食事など、食…