2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

我々は彼らのウソを知っている

朝日新聞の編集委員の書いているコラムに、今流行の新型肺炎COVID19に関して、中国政府の対応を批判した内容が載っていた。そこに、国家が事実とウソの線を引く中国に関して、ロシアのノーベル賞作家の故ソルジェニーツインの言葉として、中国のネット上を彷…

老いが攻めてくる

いつだったかの新聞の”なにわ川柳”欄に、「叫んでも泣いても老いは攻めてくる」というのが載っていた。 私はやがて九十二歳になるが、昨年の誕生日頃まではだんだん歳をとってきた自覚はあっても、自分では八十歳頃とあまり変わらない生活を続けてこれたと思…

老人残酷物語

少子高齢化が進み、人口減少、殊に生産年齢の人口が減り、労働力の縮小によって社会保障制度の担い手が不足して制度の維持が困難になるというので、政府が目をつけたのが老人である。 「老人を働かせろ」というのが政府の暗黙の企みなのである。「元気な老人…

人生100歳時代は幸福か?

最近政府は少子高齢化で老人が増え若年者が減って、社会保障の若年者の負担が増え、老年者の医療や介護費が増えたことへの対策として、全世代型の社会保障なるものを打ち出してきている。その中で、人生100歳時代とか言って、元気な老人が増えたことを仕…

80歳代と90歳代の違い

定年後長く働いていた人も80歳を超えると、もう多くの人が仕事を辞めるか、辞めめなくとも、歳なりに仕事を減らしてゆっくり暮らすようになることが多い。 今度の政府が考えている「全世代型社会保障制度」でも、流石に老人を働かせるのも80歳ぐらいまで…

老後を楽しめない時代

2〜3日前、阪急電車で梅田に出かけた時のことだった。足が悪く杖をついているので、優先席が空いていないか確かめてみたが、席はすべて初老の男ばかり5〜6人に塞がれていた。仕方がないので、端に凭れて立とうとしたら、座っている一人が立ち上がり席を…

中国へのノスタルジー

新型インフルエンザ(Covid19)が流行し始め、日本でもドラッグストアのマスク売り場の棚が空っぽになっているのに驚かされる。こんな状態では流行源となった武漢を始め中国では、いくらこれまでマスクの生産が世界一だったとはいえ、マスクもアルコール消毒…

老人も身障者だから

脊椎管狭窄症になってから杖を持って歩くようになると、杖に縋って歩いている人がこんなにもいるのかと思うぐらい多いのに気が付く。何処へ行っても、杖をついた老人に出会う。中には杖をついてない人でも、足が悪く不自然な歩き方をしている人も案外といる…

太陽の塔

万博公園のシンボルタワーである、太陽の塔の内部が復元され、公開されているので見に行った。 太陽の塔は千九百七十年の大阪万博の時に、そのシンボルとして岡本太郎の設計で作られたが、当時私は千里ニュータウンに住んでいたこともあって、万博の思い出が…

映画「男と女 人生最良の日々」

上記の映画を見た。フランスのクロード・ルルーシュ監督が1966年に制作した映画の主演俳優の男女がともに健在なので、それなら3人で人生の黄昏を描こうと思って作ったという映画だそうである。 昔の作品の名場面を挿入して、今は老人ホームに入所してい…

孤独死はもっと増える

新聞の一面トップに大きく孤独死「2日以上」は2996人と出ていた。大阪府警の調査で、大阪府内で昨年1年間に、誰にも看取られないまま、屋内で死亡し、死後2日以上たって見つかった人の数だそうである。またニッセイ基礎研究所の推計によると、自宅で死亡…

新型肺炎とマスク

このところ、新型肺炎(2019nCov)が流行りだして、マスク姿がやたらと多くなった。中国ではマスクが品切れだというので、近くのドラッグストアをのぞいてみると、人だかりがしているのですぐ見つけられたマスク売り場は、そこの棚だけが空っぽになっていた…

アウシュビッツ解放75周年

ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の象徴的存在であるアウシュビッツ強制収容所が解放されてから今年の1月27日で75周年となり、同所のアウシュビッツ・ピルケナウ ミュジアム主催の追悼会が行われ、それに先立って、イスラエルのホロコ…

「緊急事態条項」による憲法改正を許すな!

新型肺炎(2019nCoV)が発生し、SARSの二の舞かと恐れられ、指定感染症に指定され、政府による漢口からの日本人の引き揚げなどが行われている。これについての自民党などの改憲論者の発言に注意すべきである。改憲論者たちは以前から最も多くの人の同意を得…

政府は桜を見る会の出席者名簿を出すべきだ

昨年来、国会で野党が追求している「桜を見る会」について、政府は誰が聞いても嘘としか思えない答弁を繰り返し、官僚も首相に忖度してあまりにも見え透いた虚偽や意味のない見当はずれの答弁で、テレビで見ているだけでも腹が立ってくる。「募集していない…