失言は本音の表れ

 麻生大臣も九州の炭鉱で稼いだ麻生財閥の坊ちゃん大臣である。こちらは安倍首相より小柄だが、オシャレの積もりで長い縁の帽子などをかぶっているが、あまり似合っているようには見えない。

 この人は外見上は安倍首相よりは傲慢に見えないが、時々本心をぽろっとこぼす癖があって新聞などで叩かれるのが特徴である。 以前には「ヒトラーは知らぬうちに議会をなくし気がついたら独裁政権になっていた。それを学べば良い」と言ったようなことを喋り顰蹙を買ったことがあるし、老人の医療費が高騰し老齢年金などの高齢社会保障の財政が逼迫してきたことに関して、「老人はいつまで生きている積もりなのか」と言って反発を買ったりしているが、今度は選挙の勝利を省みて「北朝鮮のおかげ」だと言ったりしてまた問題になっている。

 いずれの場合も、うっかり口から滑り落ちた言葉であろうが、こういった失言の中にこそその人の本音が現れるものである。やはり庶民感覚とは違った傲慢さがついポロリと漏れるのであろうか。

  こんな人が大臣をしていることを国民はもっと認識して、将来の選挙に生かすべきであろう。本人だけでなく国民が哀れである。

 麻生大臣の失言についてはこのブログでも、今年の五月三日にも「こんな人に政府を任せている日本人」として書いたが、最近また上のような失言を繰り返ししているので、つい書かないではおれなかった次第である。