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こんな人に政治を任せている日本人

「九十歳になっても老後が心配とか、わけのわからないことを言っている人がテレビに出ていたけれど、おい、いつまで生きているつもりなんだよと思った」

 アベノミクスの失敗でますますなけなしの金を大事にして財布の紐を固くしている老人に言っているのである。ひどいことを言う人だなと思ったが、この人は以前からいろいろと、問題になるような発言をしているのである。

「死にたいと思っても生かされたんじゃ敵わない。政府の金でやってもらっていると思うとますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるよに・・・」

と老人の終末医療費についても文句を言い、

「喰いたいだけ喰って、飲みたいだけ飲んで糖尿病になって病院に入っているやつの医療費は俺たちが払っている。無性に腹が立つ」とも。

 まるで病人が好きで病気になったようなことを言いながら、自分は好きなように酒を飲んでいるのであろう。こんな発言をしたのが誰かはすぐに見当がつくであろう。

 こんなことならまだ許せるとしても、本音はもっと恐い。

「ヨーロッパで一番進んでいたワイマール憲法がいつの間にか変わっていた。(ヒトラーの)あの手法を学んだらどうかね」

 

 1930年代の米国の経済不況について「(当時の米国は)いかにしてそれを解決したか?・・・戦争です」とも言っている。

 こう言った政治家の発言はは普通失言として扱われるが、普通にリラックスした時に気軽に口から出てくるような言葉の中にこそ本人が日頃考えていること、思っていることが自然に出てくるもので、本心を表しているものと考えたらよいことが多い。もちろん気軽な時も用心して自分の本心を決して表さないようにしている口の硬い政治家も多い。

 最近、政府がこの独裁者ヒトラーの「我が闘争」という本を教育に使っても良いという閣議決定をわざわざしたたことをみれば、こういう言葉もますます単なる軽口として見過ごすわけにはいかない。

  このような場面を見ていると、こんな人が副首相の国はどうなるのだろうかと恐ろしくなってくる。やがてはヒトラーの大衆扇動術も真似したらと言いかねない。

 

追記: この人はその後も国会の答弁でも思慮の欠けた発言を繰り返している。

 社会保障費の増大に関しては、原因である政策の貧弱さを棚に上げて、若い人が子供を産まないのが悪いなどと言うし、リニア新幹線の政府からの出資金が他の場合同様に将来より高額に膨らむことを心配した質問に対し「私が生きているかどうかわからないのでなんとも言えない」と無責任な答弁を平気でしている。将来の予測を立てて将来のために判断すべき大臣が、先の将来にことはわからないとただ逃げるのはあまりにっも無責任ではなかろうか。