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嘘つき内閣を倒そう

 政治家がハッタリを聞かせ、嘘をつくことは当たり前のようなことだが、安倍首相ほど傲慢で平気で嘘をつく総理大臣が過去にいたであろうか。

 今回の消費税増税延期についての言い訳にもならない、有名になった「新しい判断による約束の反故」の言葉はその最たるものであろう。今年の流行語にしたいものである。

 さして遠くもない前回の消費税増税延期の時に、あれほど「再延期することはないと断言します」と大見えを切っておきながら、再延期せざるをえなくなったのは、G7で失笑を買った世界経済の低迷のためでなく、アベノミクスの失敗のためであることが明らかになのに、それを謝りもせず、平然と論理もわきまえずに奇妙な言説で、約束を反故にすることが良いことだとする主張には開いた口が塞がらない。

 その上、自分に都合の良い数字だけを並べてアベノミクスは失敗していない。道半ばでさらにこれを進めるという。失敗していなければ、増税を延期する必要がないのではないか。この失敗したアベノミクスに今更鞭打って、どこまで国民を苦しめれば済むのであろうか。

 さらにTPPの問題もひどい。今もあちこちの残っている自民党が前の選挙の時に撒いたビラには「ウソはつきません TPP反対 自民党 」とはっきり書かれているのに、選挙が済めば、多くの人の反対を押し切ってまで積極的にTPP交渉に乗り出し、国民に説明もなくわからぬうちの批准にまで持って行こうとしている。ウソはつきませんと言いながら平然とウソをついたのである。

 これだけはっきりとした嘘を平然という自民党であれば、今度の参議員選挙でどんな公約を言おうと信用してはならないことは明らかであろう。二度あることは三度あるともいう。何を言われてもそれを信じる方が間違っている。

 その上、もっと悪質なのは、具合の悪いものは選挙の時にはそっと隠しておいて、まるで問題がないかのように言わない自民党のやり方である。気をつけねばならない。失敗したアベノミクスを失敗していない。これから再活性化するなどいうのは、単に失敗を誤魔化すだけでなく、こう言った経済のことが最大の選挙の争点のように見せかけて、一番大事な憲法改正のことなどは隠して触れないようにすることである。

 安倍首相は自分の人気中に憲法改正をしたいと広言しており、憲法違反の安保関連法案などを多くの国民の反対を押し切って強引に作ったのである。今回は当然憲法改正が選挙の最大の争点である。しかし彼らは憲法改正には多くの反対があり不利なことを承知なので、選挙では経済のことに争点として、政治の問題を極力避け、国民を欺こうとするであろう。

 前回の選挙の時がそうだったが、選挙の時は黙っていて、後で安保関連法案を強引に作ったことは忘れられない。今回も憲法改正のことを始め具合の悪いことには「だんまり」を決め込んで、選挙が終わってから一方的に持ち出して強引に議会を通すやり方に注意すべきである。

 今度の参議院選挙で、何としてもこのような内閣を引き摺り下ろす手がかりを掴み、憲法と民主主義を守り、平和な日本を保持していきたいものである。