好ましい外国人と好ましくない外国人

最近は2020年の東京オリンピックを視野に入れて、観光日本、観光日本の呼び声が盛んに聞かれるようになって来た。咋年は外人観光客が二千万人を突破したようで、オリンピックの年には四千万人を目指そうという話もある。 そのための宣伝パンフレットやテレビ…

グラミー賞

毎年この季節にアメリカで行われるグラミー賞 については、有名なので名前こそ知っていたが、遠い国の話で、関係の薄い音楽の世界での出来事として、これまであまり関心を持って来なかったが、ひょんなことから、去年あたりから急に関心を持たざるを得なくな…

兵士の亡霊

神戸の兵庫県立美術館とその分館である原田の森ギャラリーは殆ど一直線上の海の近くと山の近くにあり、途中JR灘駅を通り美術館通りと言われたりもしている。原田の森の分館のには横尾忠則美術館があるし、途中にBBプラザ美術館というのもあるからであろう。…

おやじ失格

1961年のことだからもうずいぶん昔のことになる。アメリカに行くことになった時、長女がまだ1歳だった。 当時は今と違って、アメリカはまだ遠い国で、詳しい事情もわからないし、日本は貧しい国だったので、飛行機で行くのはまだ贅沢で、横浜から貨客船…

永世中立国家へ

戦後しばらくの頃、日本はスイスに見習って永世中立国家として行くべきだという主張が新聞などに出ていたことがあったが、いつしか遠い昔の話になってしまって、今では覚えている人すらあまりいないのではなかろうか。 スイスはヨーロッパが戦場になった世界…

昆虫食

朝日新聞の社説の余滴のような欄に、昆虫食の話が載っていた。長野県の伊那市で「大昆虫食博」が開かれたそうで、それの関連して、記者がタイやカンボジアで食べた蝉の幼虫やコオロギの思い出が語られていたが、それを見て思わず、戦後の何も食べるもののな…

靴磨きをしながら思ったこと

2−3日前のこと、久しぶりで靴磨きをした。たまたま革で出来た小銭入れの表面がカサカサな感じになっていたので、革磨きの油脂を塗ってやったら良いのではと思い、以前に東急ハンズで靴用のワックスを実演販売しているのに出会い、買い求めたものがあったの…

大阪芸大アートサイエンス学科の新校舎

大阪芸大アートサイエンス学科 数日前、その日は特別な用事もなく、天気も良かったので昼頃急に思いついて、大阪芸大のキャンパスを見学に行った。 昨年の12月に、ブリッカー賞などに輝く有名な建築家の妹島和世氏が設計して建てた新しい建物が大阪芸大に…

二人の老人の死

昨年の暮れに親しい人を二人続けて失くした。 一人は中学時代(今の高校)の友人で、家族ぐるみで付き合っていたが、夏頃、前立腺癌だと言って病院を受診したその足で、そのままペインクリニックがやっている緩和病棟のような施設に入り、11月末にそこで亡く…

沖縄は日本の半植民地か?

沖縄は琉球王国として独立国であった。それがヤマトからの侵略を受け、処分されて、約500年続いた王国は潰され、明治になって沖縄県として、我が国に併合されてしまった。 その後はあらゆる面で、沖縄の日本化が進められ、沖縄の人には日本語が強制され、…

大坂なおみ選手の優勝おめでとう! 

テニスの4大選手権である全豪チャンピオン選手権大会で大阪出身の大坂なおみ選手が見事に優勝した。試合の中継を見ていて、初めは3位にでもなれば目出度いことだと思っていたが、本当に優勝してしまった。先ずは心からおめでとうとと言いたい。 全米の大会…

危ない子供の喧嘩

自衛隊機に対する韓国軍艦のレーザー照射事件が、ただでさえ戦時中の徴用工や慰安婦問題でこじれている日本と韓国の関係を難しいものにしている。 レーザー照射問題の日本側の主張が仮に正しいとしても、こういう軍隊同士の現場での小さなトラブルは、二つの…

カタカナ語

先日「若者言葉」について書いたが、それで少しは自分の若者言葉などの知識も増えたかと思っていたら、なかなかそうはいかない。 昨日、新聞の広告欄に「妻のトリセツ」と大きく出ていたが説明が一切ないので何のことかわからない。女房に聞くと「知らないの…

愛国者とナショナリストの違い

フランスのマクロン大統領は第一次世界大戦終戦100年の式典で「ナショナリズムは愛国主義への裏切りだ」と演説。「自国第一、他国軽視」を「国家に大切な道徳的価値観を捨て去る振る舞い」といったそうである。 日本ではSNSなどを見ていると、安倍内閣の批判…

悲劇の横綱稀勢の里

横綱稀勢の里がとうとう引退した。横綱になってから一度優勝したが、その時の怪我が元で負けと休場が続き、引退に追いやられてしまった。 本人はもっと相撲を続けたかったのであろうが、横綱の品位を維持するにはやむを得ないことであったのであろう。 私は…

本来のオリンピック精神に戻ろう

2020年東京オリンピックの招致の段階で、その招致活動に関して、フランス当局が贈賄容疑で、招致委員会の理事長だった竹田恒一日本オリンピック委員会(JOC)会長への捜査が進んでいると新聞は報じている。 なぜフランス当局なのか、私には判らないが、オリ…

パスポートがない!

昨年12月にアメリカに住んでいる娘や孫たちが帰って来て、久し振りに家族全員が揃ったので、篠山の古い民家を改造したホテルに泊まって、古い日本の街を見学したりして楽しんだ。 ただ、以前とは違って、孫たちが皆もう大人になってしまって、それぞれの予…

どう継承 天皇の戦争責任

朝日新聞の声欄に写真のような記事が出ていた。筆者の伯母が沖縄で戦死した夫を思って読んだ悲痛な歌である。 「大君の今におわすを見るにつけ 骨一箇だに無きわが夫想ふ」 年月の経つとともに既に亡くなられた戦争経験者も多いであろうが、あの戦争を通じて…

下士官根性

昔、まだ帝國陸海軍があった頃は、世間でも「下士官根性」という言葉がよく使われていたが、戦争を知らない現在の若い人達には馴染みの薄い言葉かも知れない。 軍隊では階級の違いは絶対的で、例えば、交通機関の利用でも、将校は二等車で移動出来たが、兵隊…

若者言葉

最近はやたらと若者言葉というのか、カタカナやローマ字の短い省略形のような言葉が流行り、どんどん新しい言葉が現れるので、老人にはなかなかついていけない。それらの多くははやがて消えていくようなものだから、全てを覚える必要はないが、いつの世でも…

武器で国は守れない

政府な最近「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」を閣議決定した。「多次元統合防衛力を目指す」として、宇宙やサイバー空間まで含む防衛力の強化を目指すもので、最早「平和憲法」を完全に無視し、「専守防衛」の枠を超えて、自衛隊の攻撃能力を拡大…

今年の正月

、 毎年元旦、2日はいつ頃からか、お宮参りをしている。今年も元旦は朝早くから、近くの呉服神社から始まり、五月山の麓にある伊居太神社、最後に少し南の方にある八坂神社と順に回り、「三社廻り」と称している。八坂神社からの帰途、丁度猪名川の堤防から…

去年はひどい年だった

「今年も今日で終わりだが、振り返ってみると、まず感じるのはひどい年だった」と書いていたら、年末の慌ただしさの中で、中断されて年が変わってしまった。 昨年は本当に酷かった。地球温暖化の影響からか、もう春がなく、いきなり夏になったような感じで、…

最近の政府は思慮が浅いのでは?

最近の二つの出来事を見て、政府の行動に何か危険な兆候が読み取れるような気がする。 一つは韓国の駆逐艦が日本の哨戒艇に火器管制レーダーを照射した件である。これはもう戦闘寸前の行為だとして、早速に外務省の高官を韓国に派遣してまで抗議をしているが…

ファシズムへの道

安倍内閣とファシズム 先日SNSから拾った図である。安倍内閣の現状とある学者の言うファシズムの徴候との比較である。こう並べて対比させられると、成る程、日本は最早ファシズムへ逆行してしまったのではないかと思わざるを得ない。多言は無用である。 毎日…

トゥーヌイービヤ、ユヌタケヤアラン

沖縄県知事になった玉城デニー氏が当選演説の時に言った言葉だそうである。昔からの沖縄での言い伝えのようなものらしいが、「十本の指は同じ長さではない」と言う意味で、知事はこの言葉を引用して、個々の人間が尊重される社会を目指すことを語ったそうで…

変化した電車の中の風景

最近電車に乗っている時に、同じ電車の中の風景も、昔とは随分変わったなあと思わせることが多い。 社会の少子高齢化の影響なのであろう、老人が多くなり、手押し車を押している人や、杖をついている人も普通に見られるようになった。外国人、それも東洋系の…

専門分化した医療の落とし穴

最近どこかの大病院で、心筋梗塞か何かで入院してCT検査を受けた患者が、たまたま検査で腎臓だったかにガンが見つかったが、本人に知らされず手遅れになったという話が新聞に載っていた。 詳しい実際は判らないが、現在のように医療の専門分化が進み、専門に…

”最後の”家族集合

娘たちが二人ともアメリカ人と結婚して、アメリカにに移住してしまい、3人の孫もアメリカ人で、日本にいるのは女房と私だけという家族では、始終、顔を合わせたり、話をするわけにはいかないが、太平洋を渡っての行ったり来たりで、毎年一度や二度は会って…

A先生を偲んで

去る12月3日、医師会の最長老のA先生が亡くなられた。追悼文を頼まれたので早速書いて送ったが、それを記録のために、ここに記しておきたい。 A先生を偲んで: A先生、本当に長い間お世話になり有難うございました。安らかにお眠り下さい。 私がA先生に初…