逆襲される文明

「ローマ人の物語」や「ギリシャ人の物語」で有名な塩野七生は、「日本人へ」というローマ人の歴史に照らした、日本人への提言のようなエッセイをシリーズで出してられるが、最近その4番目の「逆襲される文明」と言う新書を読んだ。 たまたまその中で、次の…

老人の寿命と電気機器の寿命

テレビやエアコン、冷蔵庫などの耐久家電といわれる電気機器しても、いずれも耐久消費財であり、何年かすればいずれは寿命がきて買い換えなければならない。現在使っているものも、いずれもいつかは買い換えており、現在使っているものは皆それぞれの何台目…

戦争を知らない若者たちへ

このところしばらく音沙汰がないが、今年は北朝鮮の核実験やミサイルの発射が続き、それに対する国連の制裁が強化され、アメリカは今なお「軍事的な対応を含めて全ての選択肢がある」と言い、原子力空母や爆撃意を使って脅し、安倍首相がそれに乗って、「話…

疑惑の多すぎる安倍内閣

昨年は「忖度」と言う言葉が時の言葉になったぐらいに、森友学園や加計学園をめぐる安倍内閣の関与が国会でも大きな問題となって追求されたが、いまだ解決していないどころか疑惑はますます深くなっているのに、メディアなどに手を回したのか、最近のテレビ…

官僚のやり方

官僚は本来は政治家の方針に従って法を執行する役割を担うものであるが、今のように組織が大きくなると、政府からもある程度独立して自分の組織を守り、自分の組織の権益の拡大を図るようになるものである。 昔国立病院にいた時、厚生省の官僚などと会議など…

今年はどんな年になるだろう

今年はどんな年になるだろう。 私は今年7月には満90歳になる。もういつ死んでもおかしくない年だから、どんな年になっても構わないようなものだけれど、世の中がどんな風に変わっていくのか想像したくなるのが人情であろう。 予測は難しいが、世界の大き…

座敷牢

最近の新聞によれば、大阪で、精神病を発症した娘を十数年にわたって自宅に作った二畳ほどの部屋に閉じ込め、外から施錠し、外界から全く隔離し、長年に亘り次第に衰弱して死亡した後も、死体をそのまま何日か放置した後に自首したという事件があった。 新聞…

武器を買うより国民の生活の充実を

自民公明の両党は来年度の税制改正大綱で、所得税やタバコ税の増税、新税の創設などで年間、計2800億円の増税を決めたようだが、企業向けには賃上げや設備投資に積極的な企業に法人減税も決めている。 それに伴い、年金や高齢者医療の医療費、介護費用などは…

沖縄の米軍事故

沖縄の米軍普天間基地に近接した保育園に米軍の飛行機からの落下物があったというニュースがあったと思っていたら、数日後には今度は近くの小学校の校庭にヘリコプターの窓が落ち、直接の被害はなかったものの飛び散った小石にあったって怪我をした子供がで…

大阪市とサンフランシスコの姉妹都市解消

大阪市は姉妹都市であるサンフランシスコ市がいわゆる”慰安婦像”を立てることを承認したことに反対して、姉妹都市を解消したそうである。60年以上も続いてきた姉妹都市としての交流をそのようなことで打ち切ってしまうのは勿体ないような気がするが、市長…

老人の眼

人は視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚のいわゆる五覚によって外界を認識しているものであるが、歳をとるとこれらの感覚器官も老化して感度が落ちてくる。五覚のうちでも一番大事な視覚も誰しも長い年月の間にはいわゆる老眼やその他の色々な老化現象、それに長…

続々出てくる大企業の不正

このところ日本を代表するような大会社の不正事件が相次いでいる。東芝やシャープの経営破綻は別としても、タカタのシートベルトの不正に始まり、神戸製鋼の製品に関する書類の不正があったと思えば、次いで日産や三菱の車の製品検査の不正、三菱マテリアル…

明石市の子育て支援

子育て支援が問題になっているが、新聞によれば、明石市では中学生までの医療費、第二子以降の保育料、市営施設の子供の利用料などを、全て所得制限なしで無料化しているそうである。 泉房穂市長によれば、所得制限をつけないのは、所得制限をつけると、親の…

国際的いじめ International Bullying

北朝鮮が国連制裁にもかかわらず、2ヶ月あまりの沈黙を破って今度はアメリカ本土まで届くICBMを打ち上げた。それに対して、アメリカのトランプ大統領は国連加盟国に北朝鮮との一切の関係を断つよう要請し、中国に対しても石油の供給を止めるように言っている…

杖ではなくてステッキ

歳をとって足腰が弱くなり、転倒するようなことが起こっても杖を持ちたがらない老人が多い。そんな人のために折りたたみ式の杖があり、デパートのステッキ売り場の店員さんが「これがよく売れるんです」と言っていた。杖を嫌がる人は格好が悪いというが、ど…

石牟礼道子さんのこと

石牟礼道子さんといえば水俣病を告発した「苦海浄土-我が水俣病」の本で有名であるが、一昨日だったか、新聞を読んでいて、氏の「魂の秘境から」という時々掲載される連載記事に目が止まった。これは水俣病とは関係がなく、「食べごしらえ」という副題のつい…

失言は本音の表れ

麻生大臣も九州の炭鉱で稼いだ麻生財閥の坊ちゃん大臣である。こちらは安倍首相より小柄だが、オシャレの積もりで長い縁の帽子などをかぶっているが、あまり似合っているようには見えない。 この人は外見上は安倍首相よりは傲慢に見えないが、時々本心をぽろ…

「謙虚に受け止め丁寧に説明する」

政治家という者は大言壮語しても身のないことが普通なので、「謙虚に受け止め、、真摯に対応し、丁寧に説明する」と言われても、その通りに受け止める人はいないであろうが、安倍首相の発言はあまりにもうそが多く信用ならない。全く反対のことを平気で言う…

茶髪禁止の学校

新聞によれば、大阪府立高3年の女子生徒(18)が生まれつき茶色い髪なのに学校から黒染めを強要され、不登校になったなどとして、府に損害賠償を求めている訴訟を起こしたそうであるが、府教育庁が学校を調査したところ、その生徒の名前がクラス名簿から…

もの言えぬ世そこまで

戦争が終わり民主主義だと言って何でも好きなことが言える時代になったことを喜んだ時代が忘れられないが、最近はまた次第にものが言いにくい時代に逆戻りして来ているような気がする。ことにこの数年の間にテレビや新聞などが政府に反対するような記事を取…

原発被害者をいじめる行政

こんなひどい事があってよいのだろうか?ある人のネットジャーナルを見ていたらこんな記事が目についた。 「この国の行政は鬼畜だ。原発事故からの自主避難者をとうとう被告として訴えたのである。 福島県と国は自主避難者への無償住宅供与を今年3月末で打ち…

久保惣美術館

この美術館はあまり知られていないようだが、明治の初め頃から綿業で財を成した地元の久保惣右衛門氏を記念して、その本宅跡に、和泉市が「和泉市立久保惣記念美術館」として昭和五十七年に開設した美術館である。主に中国や日本の絵画、書、工芸品など東洋…

日中韓のトランプ大統領への対応

先日トランプ大統領が日中韓三国を歴訪したが、その三国の対応の仕方を見ると現在の東アジアの情勢に鑑みて非常に興味深い。 トランプ大統領が先ず日本の地を踏んだのは日本ではなく、日本にあるアメリカの領地とも言える横田基地である。そこで大統領は先ず…

田中慎弥著「孤独論」より

芥川賞受賞者の田中慎弥の「孤独論 逃げよ、生きよ」という本を読んだ。著者は高校卒業以来、大学受験に失敗してから15年間も自宅に引きこもっていたという経歴の持ち主で、その経験を踏まえて、主として若い人たちに本人なりの生き方を説いた本である。 本…

トランプ大統領の訪日

トランプ大統領の訪日はわずか二日間に過ぎなかったが、日本側の対応は至れり尽くせりであった。大統領がアジアを歴訪するというので第一の訪問国が日本になるよう働きかけたのを皮切りに、前触れのごとくやってきた娘のイヴァンカさんの関連団体にポンと5…

拉致問題を政治的に利用するな

今般トランプ大統領が来日した際、拉致家族の横田さん夫妻らを大統領に面会させた。本人たちが面会されてどのように感じていられるのかはわからないが、それが拉致問題の解決の糸口になるとは到底思えないのに、老父婦まで引っ張り出したことに私は怒りを感…

日本人の体型が変わった

時代劇などでは色々な時代の人々が出てきて色々と活躍する。誰も実際にはその時代の人を知らないので、誰も不思議に思わないが、人々の体つきは時代によって違っているだろうから、実際には当時の実像とはだいぶ違った人々の印象を見ていることが多いのでは…

若者の新語

先にカタカナ略語について書いたが、その時取り上げたのは名詞ばかりだったが、新聞を見ていたら第二回現代人の語彙調査というのが載っていて、それを見てまた驚かされた。高校生から60代の3130人を対象にしたインターネットでの調査で、最近の新語を…

人の振り見て我が振り直せ

昨日は二年ぶりで大学時代のクラスの同窓会に出た。卒業以来六十年近くなるので、皆もう九十近い年齢になっている。近頃は旧友たちも毎年二〜三人ぐらいの割で亡くなっていっているので、実数も減って来ているし、生きていても、どこかの具合が悪くて出席出…

駅や車内での中国語やハングルによる案内表示

Facebookを見ていたら、最近多くなった電車などでの案内表示の中国語やハングルでの標記に文句を言っている人があった。写真は大阪の地下鉄のようであったが、最近の駅や電車の表示には日本語に続いて、英語、中国語、ハングルが順に出てくる案内がある。 そ…