沖縄の慰霊の日

昨日、6月23日は沖縄戦で最後の組織的な戦闘が終わり、沖縄が完全に占領された日である。沖縄県民の4分の1にあたる12万人の人が殺された無残な戦争であり、当時の日本の司令官が「将来沖縄の人たちには特別な配慮を願う」といって自決したことをまだは…

老人と若者の言葉の壁

ある老人が病院を受診し、採血してもらった時の話。若い研修医らしき医者が採血したのだが、その老人の静脈がわかりにくいのか、4回も試みたがうまく入らない。 そこで老人がもういい加減に諦めるかというつもりで「こりゃ、そろそろ兜を脱ぐかね」と言った…

憲法99条

日本国憲法99条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」とはっきり書かれている。 それにもかかわらず、安倍首相は具体的に憲法9条に自衛隊の存在を書き加え、2020年には新しい憲法に…

日曜早朝の電車

六月初め頃の日曜日、遠くに出かけるために朝五時の阪急電車に池田駅から乗った。 日曜日の早朝であるから当然電車は空いていた。現役の頃は一番電車で出かけたこともよくあったが、年を取ってからは本当に久しぶりの朝の早い電車であった。 空いている電車…

「共謀罪」法成立

とうとう「共謀罪」法が成立した。正しくは「改正組織的犯罪処罰法」というそうだが、組織的な犯罪を準備段階から取り締まれるようにするもので、犯罪が起こる以前の準備段階で逮捕取り締まりを可能にするものである。 このテロ等準備処罰法は国際的なパレル…

犬も歩けば棒に当たる・・・オバマのギャラリー

オバマのギャラリーといっても元のアメリカ大統領のオバマ氏のギャラリーではなく、福井県の小浜市にあるギャラリーであることを最初に断っておく。8年前オバマ大統領が就任した時、呼び方が同じだというだけで一部の人が騒いで、オバマ大統領が来日したとき…

目の見えにくいのも悪いことばかりではない

年とともに老眼が進み、その上、まだ現役時代に患った黄斑浮腫の後遺症のため、左目は中心部分が見えないし、直線も歪んで見える。そうなると片目で見ているようなものなので、遠近感も鈍くなるのであろう。段差がわかりにくくてひっくり返ったりしやすいし…

戦後からまた戦前へ

戦後アメリカの属国になったとは言え、平和憲法のお蔭もあって折角七十年も平和が続いて来たのに、最近の世相を見ていると、また次第に戦前の世の中に似て来ているようである。 安倍内閣になってからこの傾向はますます強くなり、秘密保護法や安保関連法案で…

ストローベリームーン

一昨日夕方の会合に出た帰り道、駅を降りて家路へ向かう途中の曲がり角で、ふと横を見上げると丁度満月が昇って来たところである。この季節は例年梅雨のためか、あまり月を見上げた覚えがないが、幸い梅雨の中休みで晴れていて、時間も丁度良かったのであろ…

慰安婦問題

もう2−3年も前になるのであろうか。慰安婦問題などを巡って日本と韓国の軋轢が強 まり、日米韓の同盟関係にも影響することを案じたアメリカが仲介して、日韓が話し合いを持ち、最終的にと言うことで日本が慰安婦問題に遺憾の意を表し、救済の金を支払って両…

国際的いじめ International Bulling

今時、こんなことを言ったら皆の袋叩きにでもあいそうなことだが、北朝鮮の問題は、誰もあからさまには言わないが、私は以前からこれは言わば国際的ないじめとも言えるのではないかと思っている。最近フェースブックに同様な構図のカトゥーンが載っていたの…

ダグウッドとジャカランダ

五月のロサンゼルス行きは丁度ジャカランダの季節であった。日本でも最近はこの花も少しは見られるようになって来たが、まだまだポピュラーにはなってはいない。 日本では花といえば、春の梅や桜、桃などが最も有名であるが、私が若い頃アメリカへ行った時に…

車社会の損失

ロサンゼルスで空を見上げるといつも晴れて雲ひとつない深みを帯びたカリフォルニアブルーと言われる青色の空が広がっている。 しかし車で高速道路などを走ってみると日によって異なるが、排気ガスなどによるスモッグで遠方が霞んでいることが多い。光化学ス…

多様な人々の世界

今年も昨年に続き、今度は二番目の孫の大学の卒業式に出るために、またアメリカへ行ってきた。 昔、まだ若かった頃、アメリカへ初めて行った時に、ある学会に出て出席者のあまりにも外見の多様なことに驚かされたが、日本とアメリカの最大の違いはこの人々の…

共謀罪を作る共謀

SNSを見ていたらこんな写真が出てきた。今国会で審議中の共謀罪を推進しようとしている自民、公明、維新のトップの三人の写真である。写真に重ねて共謀罪と文字が入っているので、まるでこの三人が共謀して組織的に憲法にも違反する犯罪を企む「共謀罪」の被…

アジアを代表するのは誰?

朝日新聞のザ・コラムに吉岡圭子編集委員の表題の記事が載っていた。アジアインフラ投資銀行(AIIB)やアジア開発銀行(ADB)についてのものであったが、表題を見て遠い昔、戦後間もない頃に、アメリカからの論評として当時在米の中国人作家、林語堂が何かの…

ゴールデン・ウイークの過ごし方

今年のゴールデン・ウイークは五月の一日、二日を休めば九日連続の休日となっている。 我々老人にとっては平日であろうと休日であろうと、ゴールデンウイークであっても、大して変わりはないと言ってもよいが、働き盛りのサラリーマン世代にとっては一年を通…

こんな人に政治を任せている日本人

「九十歳になっても老後が心配とか、わけのわからないことを言っている人がテレビに出ていたけれど、おい、いつまで生きているつもりなんだよと思った」 アベノミクスの失敗でますますなけなしの金を大事にして財布の紐を固くしている老人に言っているのであ…

ラ・フォル・ジュルネ・びわ湖

ここ数年毎年4月の末になると、待ちわびて、びわ湖ホールのラ・フォル・ジュルネ・びわ湖(La Folle Journee)へ行くことになっている。 このラ・フォル・ジュルネは、元は1995年、フランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭で、 毎年テーマとな…

瓦屋根の家が減った

昔、母が歳をとってから何処かへ汽車や電車で旅行したりするごとに、車窓から外を見て「藁屋根の家が減ったね」と繰り返していた。それがいつ頃のことであったろうか。私の記憶でも戦前は田舎へ行けば何処へ行っても藁屋根の家が続いていたものだが、戦後に…

先人の教え

東日本大震災の時、ニュースで知ったのだが、今回津波に襲われた地域では、以前にも津波を経験したところも多く、当時津波にあってひどい目にあった人が、その教訓を子孫に伝えようとして、安全だった高台に石碑を建て、「これより下には家を建てるな」と刻…

益々閉鎖的になる家

最近建てられる個人住宅を見ているとどれも窓の狭い閉鎖的な外観の家ばかりのような気がする。 もともと日本の家は、開け広げの夏型の作りで、広い縁側があって、その中間的な感じがする場所を通じて、内外の交流が行われる開放的な建て方が基本であった。近…

高齢者年齢の引き上げ

今年の1月5日、日本老年学会と日本老年医学会が高齢者の定義を「65歳以上」から「75歳以上」に引き上げることを提言したが、当然のことながら医学界のみにとどまらず、社会全体を巻き込んだ議論になっている。もちろんその理由は、年齢の引き上げが喫緊課題…

右傾化の将来は

最近の安倍内閣の右傾化の傾向はますます激しくなってきた。アメリカの国際法を無視したシリアの爆撃にさえ安倍首相は支持を表明し、多くの日本人の心から願いであり、日本の国是にも近かった核兵器廃絶運動にもかかわらず、国連の核兵器禁止条約にさえアメ…

便器の上にコーヒーカップ

金沢の21世紀美術館へ行った時のことであった。男子用トイレで用を足していたら後から入ってきた人が隣の便器の上に「コーヒーカップを置いて用を足し出した。 一瞬びっくりさせられた。ここは病院だったかなという思いに駆られた。病院のトイレでは検尿の…

火遊びは危険

ここ二、三日の新聞やSNSを見ていると、今にでも戦争が始まるのではないかのようなキナ臭ささえ感じる。 ここ数年来の竹島や尖閣諸島をめぐる対中、対韓の領土問題や、南シナ海や東シナ海をめぐる対中関係、慰安婦問題に絡んで大使まで召喚した対韓関係の悪…

だんだん壊れていく国

戦争で国中焼け野が原になって餓死者まで出る騒ぎ、街には闇市や浮浪者が溢れ、買い出しとララ物資でようやく生き延びたた時代を知っている人が少なくなるとともに、最近の世の中はこうも変わっていくものかと驚くばかりである。 戦後、朝鮮戦争やベトナム戦…

今年の花見

毎年桜が咲くと春を実感させられる。戦後長らくの間は桜は戦争を思い出す切っ掛けとなり、桜並木を見ると隊列を組んだ兵隊が浮かび、「万朶の桜の花色・・・」と軍歌が聞こえ、花の宴の途中に幕の端から死んだ兵隊の亡霊が顔を出すような気がして、素直に桜…

私の暖房の歴史

ようやく今年の冬も終わり、もう桜も満開である。ようやく抜け出せたが、歳をとるほどに冬が寒く感じられ、春が待ち遠しくなるものである。それでも今は昔と違って寒いと言っても知れている。今の家は気密性が高いし、エアコンや床暖房などで室温もかなり温…

総入れ歯

歯科の領域では「八十、二十」という標語があり、八十歳になっても二十本の歯が残っているように若い時から歯の手入れを怠らないようにということらしく、地域の健康祭などでも該当者の表彰式が行われてたりしている。 しかし、私の場合は五十代で前歯が欠け…

漢字の読み方は難しい

もう昨年のことになるが、安倍首相が「・・・云々」と書いてあるのを「デンデン」と読んで失笑をかったことがあったが、こういった覚え違いには時々出くわすものである。今は思い出せないが、私もある漢字の読み方を間違えて覚えていて、何年も経ってから何…

この先日本はどうなるのだろうか

先日稲田防衛大臣が文部省に教育勅語を教育に使ってどの部分が悪いのかという問い合わせをしたことが新聞に載っていたと思ったら、今朝の新聞には道徳や教育の基本方針として教材に教育勅語を用いることについて「憲法や教育基本法などに反しないような形で…

忖度

最近世間を騒がせている豊中の森友学園事件で、国会の証人喚問に出た森友学園の理事長であった籠池氏が、土地の購入に絡み、安倍首相の直接の関与はなかったが、官僚の「忖度」があって「神風が吹いたように」事態がスムースに動いたと言ってから、忖度とい…

素人の憶測

森友学園の土地の購入が問題になって、森友学園側は小学校設立の認可を取り下げたそうである。学校が出来ないと、その土地は学校を建てる条件で国有地を取得しているので、更地にして國に返還しなければならないのだそうである。 もう校舎も九分九厘出来てい…

関東大震災の思い出

今は大震災の思い出といえばほとんど東日本大震災のことだが、私の子供の頃には大震災といえば関東大震災を指していたものであった。 現実に関東大震災が起こったのはまだ私が生まれる前のことだったが、その傷跡はまだあちこちに残っていた。ちょうど今、東…

森友学園問題の本質

森友学園の籠池氏の国会でに証人喚問が行われた。彼の態度は堂々としていて言い澱みなどもなくほぼ真実を語っているように見えた。逆に尋問した自民や、維新の議員の方が相手を何とか悪人に仕立てようと苦労しているような質問を繰り返すだけで返って見苦し…

9割引で買う方法

どこかで9割引で何かを売り出している現場を見たとしたら、誰だって何故そんなに安いのだろうかとまずは疑ってかかるだろう。曰く付きの偽物かまやかし物か?しかし、その品物が国にオーソライズされた確かなものであると分かれば、これはますますおかしい…

ガラスのテーブルの埃

我が家のリビングルームのテーブルに表面が分厚いガラスで出来ているものがある。いわゆる応接セットの中の一つの低いテーブルである。その上に小さな敷物を敷いて花瓶などを載せているが、日が差し込むとどうしてもガラスの上の埃が光を反射するので、椅子…

誤った過去の歴史を理解しよう

最近のネットの書き込みを見ていると、あからさまな韓国や中国に対するヘイト発言や、あの惨めな敗戦で終わった日本が正しかったとして、もう一度大日本帝国の実現を望むような声までが大きくなっているような気がする。 「教育勅語のどこが悪いのか」と開き…

勝手つんぼ

昔から老人は息子や嫁から「勝手つんぼ」だと非難されたり、野次られたりすることが多いものである。年をとると耳が聞こえにくくなることが多いものだが、大抵は全く聞こえないわけではなく、耳が遠い難聴といわれるものである。 75歳以上の後期高齢者とも…

ひ孫

先日同じ年の中学時代のクラスメートに会ったら、初めてのひ孫ができたと喜んでいた。もうお互いに卒寿になるのだからひ孫ができても決して不思議ではない。 私は初孫が出来たのが遅く、六十六の時だからひ孫はまだいない。もう少し待たねばならないだろう。…

五百羅漢

羅漢というのはお布施をするのに値する聖者のことだそうで、五百羅漢というのはお釈迦様に従って悟りを開き、釈迦入滅後その教えを広めた賢者たちのことを指すもので、室町時代以降全国のあちらこちらにその石像群が作られた由である。 東京の目黒の五百羅漢…

監視社会

先日テレビのニュースで、どこかに家で犯罪があった後、警察が犯人を探し追求していった様子を聞いていて驚いた。犯行のあった家の写っている防犯カメラで、そこから立ち去る自転車を犯人の物かと疑い、自転車の行った方向の少し離れたところの監視カメラで…

安倍首相にあげたい言葉

インターネットのサーフィンをしていたら、幕末の志士、吉田松陰の言葉が載っていた。「外に媚び、内を脅す者は天下の賊である」と。それだけの言葉なので、どういう文脈の中で言ったのかわからないが、丁度、今の時期に安倍首相に献上するのにあまりにもぴ…

観梅会

毎年2月の終わり頃に、卒業した北野高校(以前は中学)同窓会の観梅会が大阪城である。北野の同窓会が寄付した880本の梅がこの梅林の元となっているので、それを記念してずっと毎年現地で梅を見、記念撮影をしてから移動して、大阪城の南にあるKKRホテル…

ヌーハラ

「ヌーハラ」という言葉を知っていますか?何のことかと思うと、「ヌードルハラスメント」の略だそうで、麺類を食べるときに啜る音を出すのを非難することだそうである。 これは、日本でもスパゲッティが良く食べられるようになってから、スパゲッティをうど…

言い換えは悪巧みの証拠

昨年にはイギリスのブレグジットに絡んでPost-Truthという言葉が流行ったが、 今年はアメリカのトランプ大統領の就任式などに関してAlternative Factという言葉が拡がった。就任式の参加者がオバマ大統領の時より少なかったことが写真でも明らかだったのに、…

犬か赤ん坊か

私の子供の頃には犬は外で飼い、猫は家の中で飼うのが普通であった。それが当たり前だったことは童謡でも「雪やこんこんあられやこんこん、降っても降ってもまだ降り止まぬ。犬は喜び庭駆けまわり、猫は火燵で丸くなる」と歌われていたことでもわかる。 当時…

雪を待つ

雪国の人には申し訳ないが、雪の少ない大阪に住む私は冬になるとやっぱり時には雪が降ってくれるのが待ち遠しい。 雪のない台湾の人に北海道が人気があるのもよく分かる気がする。雪が積もった銀世界は雪を見慣れない人たちにとってはやはり珍しい憧れの別世…

あべ安倍内閣の支持率はなぜ高いのか

新聞などによると最近の安倍内閣の支持率はJNNの世論調査では昨年の暮れに比して6%上がり、67%になったと言われる。 安定した政権運営が国民の高い評価を得ているからだといわれ、昨年暮れの韓国による釜山の日本総領事館前の慰安婦像設置に抗議して駐…